2017年2月6日

門扉はどうやって選ぶの?リフォーム未経験でもわかる、門扉の選び方

門扉は家の顔ですから、できるだけ自分たちのスタイルにこだわったものを選びたいですよね。この家で暮らしている人たちをイメージできる、そんな門扉を選びたいところです。そのためには門扉についての最低限の基礎知識を持っておく必要があります。施工業者と相談するにしても、ある程度の知識がないと話が噛み合わないこともあります。ここでは理想の門扉を作るために、知っておきたい門扉の選び方を紹介します。

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門扉の役割


参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/714652?title=門

まず知っておきたい門扉の役割ですが、門扉の役割と聞いてどのようなことをイメージしますか?マンションなどの集合住宅で暮らしていると、もしかしたら門扉の役割と言われても、あまりピンとこないかもしれません。門扉ってなんのためにあるのだろう?そんな疑問を解決することから始めましょう。

門扉の役割は大きく分けて2つあります。ひとつは防犯の役割があり、もうひとつはプライバシーを確保することにあります。他にも役割はいくつかの役割がありますが、どのようなデザインにするにしても、まずはこの2点を意識する必要があります。防犯にもプライバシーの確保にも役に立たない門扉ですと、門扉はその役割を果たしていないことになります。

門扉による防犯

門扉があっても簡単に乗り越えられたり入ってくることができるので、防犯として意味がないと思うかもしれませんが、空き巣に入る人からすると、そこに門扉があるのとないのとでは印象がまったく違います。最近は門扉のない家も増えていますが、門扉がない場合は、簡単に建物まで近づくことができます。人を簡単に近づけさせないという意味でも門扉は重要な役割を果たしています。

門扉によるプライバシーの確保

門扉だけでは効果が薄いのですが、外壁などと組み合わせることで玄関を開けたときに家の中が丸見えになってしまうことを防ぐことができます。人通りの多い場所に家を建てる場合、家の中を覗かれてしまうのは気持ちいいものではありませんよね。門扉を設置することで、プライバシーを確保して安心して暮らすことができます。

門扉の種類


参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/524396?title=住宅

門扉は開き方と材質によって分類することができます。ここでは人気の高い門扉の種類について、開き方と材質に分けてその特徴を紹介します。

門扉の開き方による分類

門扉の開き方による分類は大きく分けて4種類あります。ここではそれぞれに特徴や使い勝手について説明します。

●両開き(左右対称)
最も一般的な門扉が左右対称の両開きの門扉です。基本的には片側を固定して、大きな荷物の搬出搬入をするときだけ両側を開けます。幅広になってしまうため、設置のためにはスペースを確保する必要があります。

●両開き(親子扉)
左右で扉の大きさが違う両開きの門扉です。アシンメトリーでデザイン性が高いのが特徴で、狭いスペースにも設置しやすいという特徴があります。小さな扉を開放すると幅が広くなりますが、基本的には小さな扉は固定したまま使用します。

●片開き
扉がひとつだけの門扉で、設置スペースが狭いという特徴があります。家の正面の門扉に使用することはあまりなく、勝手口など居住者の利便性のために設置している門扉に使われます。

●スライド
家と門扉までにスペースがないような場合に使われる門扉です。バリアフリーの門扉としても使うことが可能で、車いすやベビーカーなどでも無理なく出入りできる門扉もあります。最近ではデザイン性の高い門扉もあり、使い勝手の良さから利用している人が増えています。

材質による分類

門扉の材料は、金属製、木製、樹脂製の3種類に分類でき、その中でも金属製はアルミ形材とアルミ鋳物、そして鉄製に分けることが出来ます。一般的によく使われているのがアルミ形材の門扉で、軽量でコストパフォーマンスの高さから人気の高い門扉となっています。高級感を出したい場合は、木製や鉄製の門扉を選びましょう。

門扉を選ぶ際に注意するポイント


参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/481772?title=日本家屋の門

見た目重視で門扉を選ぶ人もいますが、満足度の高い門扉を選ぶためにはいくつかの注意すべきポイントがあります。ここでは門扉を選ぶときに注意するポイントをまとめて紹介していますので、これから門扉の検討をする人は、ぜひ参考にしてください。

実用性の高い門扉を選ぶ

見た目も大切ですがまずは使い勝手の良い門扉である必要があります。毎日使うものですから、小さなストレスでも気になってしまいます。門扉を選ぶときには、どのようなシチュエーションで使用するのかをしっかりイメージしておきましょう。
門扉は長く使うものでもありますので、長期的なビジョンで考えるようにしてください。

高齢者や小さなお子さんがいる場合はバリアフリー対応したり、防犯性の高さを考慮してカメラを設置できるような門扉を選んだりするなど、門扉の使い方や役割を明確にして、生活スタイルにマッチした実用性の高い門扉を選びましょう。

家全体のバランスを考えて選ぶ

門扉の実用性を考慮したら、次に考えるのは家との親和性です。玄関は家の顔でもありますので、家のデザインに合ったものを選ぶ必要があります。家が和テイストなのに玄関が北欧テイストでは全体がチグハグしてバランスが悪いものになります。
オープンな家にしたい場合は、簡易的な門扉にするなど、家全体のイメージに合った門扉を選ぶようにしましょう。

周りの家との調和を考えて選ぶ

これは家を建てるときから考えておかないといけないことですが、他の家とはまったく違う異質なものになると、その地域でどことなく住みづらい浮いた感じになってしまいます。家や門扉は自分の好きなように建てればいいと思うかもしれませんが、周りの家とまったく違う奇抜な門扉を選ばないような配慮は必要です。周りの家と比べて門構えが浮いてしまわないように門扉選びを行いましょう。

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