2017年9月20日

門扉を施工するときの流れと工事のポイントを詳しく解説!

家を建てるときに家そのものにはあれこれこだわるのですが、門扉についてはあまり深く考えずに選んでしまうことがよくあります。その結果として、あとから門扉に不満を感じてリフォームするということもあります。門扉は見た目だけではなく使い勝手もよく検討して設置しなければ、小さなストレスを毎日感じつることになります。ここでは納得できる門扉の施工や門扉を含む外構工事をするために、施工の流れと施工するにあたって注意すべきポイントを紹介します。

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施工の流れ


出典:Photo-AC

満足度の高い門扉や外構(エクステリア)を施工するには、まずは施工全体の流れを把握しておく必要があります。行き当たりばったりの施工依頼にならないように、まずは施工の流れについて説明します。

展示場でイメージを掴む

最初に行うのは、どのような門扉や外構にするのかについてのイメージを掴むことです。雑誌等で確認をしただけでは、なかなかイメージが湧きません。
カタログだけで選ぶと、外構工事が終わったあとに「思っていたのと違う」と感じてしまうこともありますので、できるだけエクステリアメーカーの展示場や住宅展示場を訪れて、実際に使われている状態を確認しましょう。

最初は具体的なイメージができていなくても何種類もの門扉や外構を見ることで、自分の理想とするデザインが徐々に固まっていきます。
メーカーの担当者もいますので、気軽に質問をすることができるのも、展示場に行くメリットのひとつです。

優先順位と予算を決める

イメージが膨らんできたら予算を決めてください。それと同時に理想とする門扉や外構工事で優先したい項目の順番を決めましょう。
施工業者は提示された予算の範囲でできることと出来ないことを考えてくれますが、優先順位を決めておけばそれに沿った提案をしてもらえます。
門扉の施工や外構工事には思った以上のお金がかかりますので、展示場でどれくらいの費用が必要になるかを確認しておくと予算と優先順位を決めやすくなります。

施工業者に問い合わせをする

イメージと予算が決まれば次にするのは業者選びです。インターネットなどで過去の施工例などを参考に3社程度に絞って問い合わせを行いましょう。
この段階で1社に絞ってしまうと、施工費用が高くなることもありますので、相見積りの状態にしていくつかの施工業者の話を聞けるようにしましょう。

現地調査と見積り依頼

問い合わせをする業者を絞ったら、現地調査と見積り依頼をしてください。
施工を行う場所を確認してもらわなければ、精度の高い見積りを作ることができません。
現地調査をしてもらうときに土地と建物の図面があると、より詳しい提案を受けることができます。
見積りと一緒にデザインも提示してもらうことになりますが、施工業者によってはデザイン料がかかることもありますので、事前に確認しておきましょう。

契約と打ち合わせ

見積りとデザインが揃ったところで、依頼をした施工業者の中から1社を選び契約をします。
その後、工事が始まってからの後戻りのないように門扉や外構工事の詳細について、綿密な打ち合わせを行います。
工期が長くなる場合は、この時点で手付金が必要になることもありますので、それまでにお金を用意しましょう。

着工

打ち合わせが終わって、デザインと最終費用が決まったら工事が始まります。
ここからは依頼者ができることはほとんどありませんが、できるだけ現場に足を運んで、進捗具合とイメージと違う場所の修正などを依頼しましょう。
すべて任せっきりですと、仕上がったときにイメージと少し違うということも発生しますので、注意してください。

引き渡しと支払い

工事が終われば、あとは仕上がりをしっかりと確認しましょう。
納得のできる仕上がりであれば支払いをして、どうしてもしっくりこない箇所があれば追加工事を依頼しましょう。
当初の依頼と違う形への追加工事は別料金が発生しますが、満足度の高い門扉や外構にするために、妥協はせずに、細部までこだわって工事してもらいましょう。

門扉の施工の注意点


出典:pixabay

門扉の施工をするときに注意したいのは基礎工事です。基礎工事をしっかりしていないと、門扉は時間とともに傾いてしまい、徐々に門扉の開閉ができなくなってしまうことがあります。
古い家を訪れたときに、門扉が開きにくくなっているのを経験したことがあるかと思いますが、その原因がまさに基礎にあります。
よくある手抜き工事の例として、本来必要となる基礎のコンクリート量を減らしてしまうことが挙げられます。
コンクリートの量を減らすことで作業費を安く抑えられる上に、施工してしまうとコンクリートが見えなくなるため、バレにくいということから、そのような手抜き工事を行う業者が少なくありません。

それを防ぐために基礎工事には必ず立ち会うようにしましょう。
どれくらいの量が適切なのかわからなくても「この基礎で傾かないですよね」と確認するだけで、施工業者は不正をしにくくなります。
基礎工事の立会いをすると伝えるだけで、施工業者はその意味を理解しますので、手抜き工事をされる可能性は下がります。

もし手抜き工事をされてしまい、基礎工事からやり直すことになっても、門扉が壊れていなければ、その門扉は再利用できますので、買い直さないようにしましょう。
買い直しを勧めてくる施工業者にはその理由をきちんと説明してもらいましょう。

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