2024年6月27日

門扉の修理方法を分かりやすく解説 DIYでできることも紹介します

門扉に起こるトラブルと対処方法をご紹介しています。門扉はあらゆる建物で様々な役割を果たしており、定期的なメンテナンスで対処をすることが大切です。ここでは対処する際に必要な費用も掲載していますので、ご参考になさってください。

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門扉の調子がおかしい時はどうすればいいの?

門扉

玄関よりも前に構える、敷地外との仕切りである門扉ですが、戸建てで周りを大きく囲った塀がある家の場合設置されている方は多いかと思います。何より防犯のためにつけられており、門扉があることによって空き巣などの被害に遭う確率が大きく低減するといわれています。また、門扉を設置することによって目隠しの効果もあるので、プライバシーの保護の観点からも大きな役割を果たしています。そして、小さなお子さんやペットと暮らしている方にとっても鍵のついた門扉があることによって、何らかの拍子で家の外に出てしまうという事態を避けることもできます。

しかし、門扉は外に設置されるので、風雨に当たって様々な不具合が生じやすいという難点もあります。扉のぐらつき、門の開閉ができなくなる、鍵が締まらないといったトラブルは放置すると防犯面、プライバシー面、安全面などを考えると非常に悪い影響を与えてしまいます。この記事では門扉に起こるトラブルとその対処法やその修理にかかる費用相場などを解説していきます。

門扉の修理方法を症状別に解説

門扉

門扉は建物の外にあるので、天候の影響を強く受けやすく、劣化も早い傾向にあります。 門扉によく起こる4つの劣化症状と、処置方法をご紹介していきます。

①扉がぐらつく

扉がぐらぐらするのは、肘壺(ヒジツボ)のネジがゆるんでいることが原因であることが多々あります。 肘壺とは、門扉の柱に取付けるつぼ状の金物で、扉に付けた肘金(ヒジカネ)をはめ込んで蝶番と同じように、扉を開閉させるための金具です。

大抵の場合は、肘壺のネジを締め直すことで、不具合は改善します。単純にネジを締めるだけですが、コツも必要になり、素人では難しい作業になることがあります。作業に自信のない方は、業者に依頼されることをおすすめします。

②門が開かない、閉まらない

門扉の開閉ができないときは、主に以下のような原因が挙げられます。これらは、部品が破損していることが多く、ご自身が修理することは難しいので、速やかに業者に依頼してください。

  • 肘壺(ヒジツボ)が破損している
  • 錠が破損している
  • ハンドルの内部が破損している

また、扉がずれていることにより、門扉が開閉できないときは、肘壺のネジを締め直すことで、開閉ができるようになることもあります。ただし、門扉は重量もありますので、お一人での作業は大変危険です。

③鍵が閉まらない

ご自宅の防犯対策として、鍵付きの門扉を取付けていらっしゃるご家庭は多くみられます。日常的に鍵を閉めておくことで、空き巣などが敷地内に侵入してくる心配がなくなるため、安心感が得られますよね。

鍵が閉まらないなどのトラブルが起こると、防犯面でも不安が残りますので、早急に対処する必要があります。 しかし、ご自身で処置をすると、状態をさらに悪化させてしまうことも多いため、現状の症状に応じて、適切な処置をしなければなりません。

鍵が閉まらないときの主な原因は、主に以下の3つです。

  • 鍵の内部が劣化している
  • 鍵穴に異物が詰まっている
  • 門扉の扉が歪んでいる

鍵の内部が劣化している場合は、業者に連絡して、錠の交換もしくは、修理をしてもらってください。鍵穴に異物が詰まっている場合は、市販のエアダスター(空気のスプレー)を使用すると異物を取り除けることがあります。また、門扉の扉が歪んでいる場合は、蝶番のねじを締め直すなどしてご自身で対処できることがあります。

これらは、あくまでも応急処置ですので、不具合が改善されないときは、業者に修理を依頼してください。

④門の表面が劣化している

門扉は、家の雰囲気を印象づける大切なエクステリアの一つです。 質感や仕上がりがそれぞれ異なる、鉄製、アルミ製、ステンレス製、樹脂製、木製など様々な素材の中から、建築物や外壁などと調和するデザインを選ぶのがポイントです。門扉は、紫外線や雨風の影響を受け、次第に表面が劣化してくることが懸念されるため、定期的なメンテナンスは必須です。

門扉の表面劣化に施す処置として、最も手軽に行えるのが、「塗装」です。 しかし、門扉は、お客様の目につきやすい箇所ですので、塗装作業は慎重に行わなければなりません。

特に、デザイン性の高い門扉の場合は、ある程度の塗装技術も必要になるので、作業に自信のない方は、業者に依頼されることをおすすめします。

門扉の修理費用

門扉

門扉の修理は、ご自身で行えるものと、業者に依頼すべきものに分かれます。

業者に修理を依頼する場合は、商品代に加え、作業費、出張費などの諸経費が含まれています。また、夜間や早朝の場合は、工事費が割り増し設定されていることがあるため、事前に確認しておくと安心です。

各トラブルにおける、DIYで対処した場合、業者に依頼した場合にかかる修理費用の目安をご紹介します。

門扉のトラブルの場合

<専門業者に依頼する>

・門扉、門柱の修理や扉の取替え費用の目安

¥10,000~¥50,000 ※商品代、作業費、諸経費含む

鍵のトラブルの場合

<ご自身で対処する>

・充電式エアダスター(ガスを使用せず、電気の力で空気を噴射する商品 )

¥ 5,000~ ¥ 10,000 

・ガス式エアダスター(ガスを使用するため消耗品 )

¥ 1,000~ ¥ 2,000 

<専門業者に依頼する>

・鍵穴の異物除去

¥ 6,000~ ¥ 20,000 ※商品代、作業費、諸経費含む

・鍵交換

¥ 4,000~ ¥ 20,000 ※商品代、作業費、諸経費含む

蝶番のトラブルの場合

<ご自身で対処する>

・蝶番交換(部品購入費) 

¥ 3,000~ ¥ 10,000

<専門業者に依頼する>

・蝶番の修理・交換

¥ 20,000~ ¥30,000 ※商品代、作業費、諸経費含む

表面劣化のトラブルの場合

<ご自身で対処する>

・塗料の購入

¥ 500~ ¥ 5,000 ※塗料の容量や刷毛などの物品で前後

<専門業者に依頼する>

・門扉塗装

¥ 15,000~ ¥ 25,000  ※商品代、作業費、諸経費含む

門扉のトラブルはプロに依頼しましょう!

門扉は、家族の他に来客の方も出入りするため、毎日、扉を何度も開け閉めしているご家庭がほとんどでしょう。そのため、門扉に少しでも不具合があると、使い勝手も悪くなり、防犯対策も疎かになってしまいます。

門扉に何らかの不具合が現れたら、ご紹介した応急処置を参考にして、DIYで出来そうな場合はご自身で行ってみてください。 もし、ご自身での処置が難しいようでしたら、すぐに業者に修理の依頼をしましょう。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。