2017年9月26日

門扉の修理(改修)を行うタイミングは? 取っ手や鍵などパーツ別に解説

門扉は長く使用していると部品の摩耗などにより、扉の開け閉めがスムーズにできないとった不具合や、門扉の材質によってはサビなどの劣化症状が次第に現れてくるようになります。 門扉を快適に使用するために知っておきたい門扉の改修タイミングや、改修を行う際の注意点をご紹介します。

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門扉の働きと種類

門扉の働きや門扉を取り付ける必要性、また門扉にも様々な種類があるのをご存知でしょうか。門扉は、開閉の仕方や使用されている材質、デザインなどで雰囲気も随分と変わってきます。

  • 門扉の働き

門扉には「私有地と隣地との境界を明確にする」「防犯性を高めてプライバシーを保護する」という二つの働きがあります。 特に門扉は「クローズスタイル」や「セミクローズスタイル」といった私有地との境界に塀やフェンスなどを設置する外構スタイルに取り付けられます。これらのスタイルに門扉を取り付けることで、より一層住まいの防犯性が高まり、プライバシーの確保が期待できます。

  • 門扉の種類

門扉には「両開き」「片開き」「引き戸・伸縮門扉」の3つの種類があります。 「両開き」は一般的な門扉で、二枚の扉が左右対称のものと二枚の扉の大きさが異なる親子扉のものに分かれます。 「片開き」は一枚の扉で、門の幅を広く取れないという場所や裏口に取付けられることが多いです。また「引き戸・伸縮門扉」は扉をスライドさせて出入りするため、ある程度の門の幅が必要になりますが、車椅子の出入りがしやすくバリアフリー設計にも対応可能です。

門扉の改修タイミング

門扉の不具合は、長く使い続けていると次第にあらわれてくるようになり、修理をせずにそのままにしておくと使い勝手が悪いだけでなく、防犯性も低下してしまいます。 門扉はお客様が出入りする際に使用するものなので、いつも不具合のないようにしておきたい箇所です。 快適な門扉を維持していくためにも、門扉に現れる代表的な不具合の症状を把握し、改修のタイミングを見極めておきましょう。

門扉の不具合

経年劣化と共に現れてくる不具合を、門扉のパーツごとに解説します。不具合の程度によっては自分で修理できることもありますが、無理に修理をして状態が悪化してしまうこともあります。 自分での修理が無理だと判断した場合は、速やかに業者に依頼をしましょう。

鍵をシリンダーに入れても施錠や開錠ができない場合は、シリンダー部分にホコリなどが溜まっている可能性があります。 この場合は鍵穴専用スプレーなどでシリンダー部分の掃除してみましょう。 掃除をしても症状が改善しなければ部品の交換が必要になるので、業者に状態を確認してもらいましょう。

電気錠

電気錠が自動施錠しない場合は、電気操作ユニットの自動施錠ボタン(入・切)などを確認してみましょう。また門扉がずれていたり、電気錠が故障している可能性もあるので、症状が改善しなければ業者に状態を確認してもらいましょう。複雑な故障をご自身で修理すると、返って症状が悪化する場合があるので注意しましょう。

ハンドル(レバー)

門扉のハンドル(レバー)が動かない場合は、経年劣化により部品が摩耗している可能性があります。部品交換か修理かを見極めるためにも業者に状態を確認してもらいましょう。 またハンドル(レバー)が折れたり取れたりした場合も、取り扱う部品があるかどうかなど業者に問い合わせてみてください。

丁番(蝶番)

門扉ががたついたり、門扉がずれている場合は、吊金具のネジの緩みや、破損・消耗が考えられます。 ネジが緩んでいる場合は自分でも処置できますが、無理な場合は業者に修理の依頼をしましょう。 また吊金具や扉を固定する落とし棒が破損・消耗している場合は、速やかに業者に状態を確認してもらいましょう。

レール

引き戸や伸縮門扉の場合は、戸車のサビやレール部分に砂などが溜まって扉がスムーズに移動しないことがあるので、戸車のサビやレールに溜まった砂などを取り除いてみましょう。 また部品が摩耗したり破損している場合は、業者に連絡して状態を確認してもらいましょう。

門扉改修の注意点

門扉改修の際に最も注意しておきたいことは「基礎工事をしっかり行う」という点です。また、修理や改修のみでは不具合が解消されない場合には、新しい門扉を設置する必要があります。そのような場合に注意しておきたい点は、「実物を確認してみる」「門扉の材質の選び方」、という2点です。それらの注意点について、以下で解説します。

基礎工事をしっかり行う

門扉の改修工事では、基礎工事をしっかりと行う必要があります。 基礎工事がきちんとできていないと、門扉が傾いたり扉が開閉できなくなってしまいます。
このような事態を避けるためにも、門扉の改修工事は実績があり、信頼できる業者に施工の依頼をしましょう。

実物を確認してみる

門扉を選ぶ際には、ショールームに展示されている実物を確認するのが一番良い方法ですが、難しい場合は、実際に取付けられている門扉を参考にすると良いでしょう。 カタログでは、色や素材感、重量感などをイメージするのが難しいことがありますが、実際に実物を確認することで、使い勝手や家と調和するデザインかどうかなどの判断がしやすくなります。

門扉の材質の選び方

門扉を取付ける際には、デザインや使い勝手はもちろんですが、耐久性が良い材質を選ぶことも大切です。 門扉の素材には「アルミ形材」、「アルミ鋳物」、「樹脂系」、「木製」、「鉄製」といった様々なものがありますが、中でも「アルミ」はサビや腐食に強く耐久性にも優れているのでおすすめの材質です。

まとめ

門扉は、毎日の出入りで使用するので劣化も進みやすい設備の一つですが、劣化が現れてくる箇所や症状を把握しておくことで慌てずに対処することができます。 そして必要に応じて業者に適切な工事を行ってもらい、ご家族や来客の方が安全に使用できるようにメンテナンスをしておきましょう。

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