門扉の種類と選び方のポイント
門扉には大きく分けて「開き門扉」と「引戸門扉」の2種類のタイプがあります。ほとんどの家の門扉は開き門扉ですが、引戸門扉にもメリットがあります。
開き門扉
扉が前後に開閉するドアタイプの門扉が開き門扉です。開き門扉はさらに、両開きと片開きに分類されます。開き門扉は、押すまたは引くことで開閉し、その際扉の開閉スペースが必要となります。敷地内にこのスペースを確保する必要があり、すぐ近くに建物の壁などがあったり交通量の多い道に面している場合は、門扉を設置できないこともあります。**
引戸門扉
門扉の前後にスペースを確保できないときに採用するのが、左右に引いて開閉する引戸門扉です。限られたスペースで設置することができるため、玄関から門までの距離が短い場合や敷地ギリギリに門扉を設置する場合に適しています。 また開閉のしやすさから、バリアフリーのために引戸門扉を選ぶ家が増えています。
便利な機能門柱
これまでの門柱は、門扉を支えるためだけに使われていましたが、最近は様々な役割を合わせ持った機能門柱が主流となりつつあります。機能門柱の基本的な機能は下記の4つです。
•表札
•門柱灯
•ポスト
•インターホン
これらの機能に加えて、電気自動車や電動アシスト自転車を充電するためのコンセントを持たせた機能門柱などもあります。ポストだけでなく宅配ボックスを設置することも可能です。
機能門柱のメリットはレイアウトの自由さにあります。門扉を組み合わせる場合は、設置場所の自由度がやや下がりますが、門扉を設置しない場合は、玄関前のわかりやすい場所であればどこへでも設置ができます。
また、外壁や門扉を設置する従来の門柱と比べて、設置のための費用を大幅に減らすことができます。玄関前のスペースを広く使える上に、低コストで門柱を設置することができるため、機能門柱のニーズは年々高まっています。
ポストの種類と特徴
ポストには様々なデザインや種類がありますが、大きく分類すると3種類に分けることができます。それぞれにメリットがありますので、家族のライフスタイルに合ったポストを選びましょう。
埋め込み型ポスト
埋め込み型ポストは、門柱や外壁などに埋め込むタイプのポストで、門柱や外壁の施工と同時に設置します。取り出し口が家の敷地側に向いており、郵便物を抜き取るといったいたずらを防ぐことができます。
壁掛け型ポスト
壁掛け型ポストは、門柱や家の壁に直接取り付けるポストです。埋め込み型ポストは後から動かすことができませんが、壁掛け型ポストは自由に場所を変えることができます。デザインが豊富で、気分によって簡単に変えることができるのも魅力です。
独立式ポスト
独立式ポストの最大のメリットは、設置場所の自由度にあります。他の機能を持たせないため、家のデザインに合わせて好きな場所に設置できます。また、どれを選んでいいのか迷ってしまうほど様々なデザインのポストがあることも、独立式ポストのメリットのひとつです。
表札の種類と特徴
表札は、その家に誰が住んでいるのか分かればいいというシンプルなものから、最近では個性的でデザイン性の高いものが主流になりつつあります。個性を演出したい方のために、人気の表札の種類を見ていきましょう。
最近人気の高い表札としては、ガラス製のものがあげられます。透明感があり、明るい雰囲気があるため若い人を中心に人気となっています。また、ガラスとステンレス、ガラスと石など素材を組み合わせて、オリジナリティの高いものを選ぶ方もいらっしゃいます。
陶器タイプの表札も和モダンな家には最適。備前焼や信楽焼などの本格的な焼き物で表札を作ることができます。陶器よりもデザイン性を重視する場合は、タイルの表札がおすすめです。カラフルに絵画のようなデザインにすることもできるので、世界に一つだけの表札が作れます。
この他にも、アルミやステンレス、石材など様々な種類の表札があります。できるだけ多くのサンプルを確認して、理想の表札を作りましょう。
フェンスの種類
門まわりのエクステリアとして、門柱や門扉と一緒に考えたいのがフェンスです。フェンスは家の前面を飾るエクステリアですので、家全体のイメージに大きな影響を与えます。フェンスは防犯面を意識して設けられますが、家の印象にも関わるためデザイン性で選ばれる方も多くいらっしゃいます。フェンスは素材で印象が大きく変わるので、家の雰囲気に合った最適なフェンスを選ぶために、素材を確認していきましょう。
•アルミ形材フェンス
•アルミ鋳物フェンス
•スチールフェンス
•木粉入り樹脂フェンス
代表的なフェンスが上記の4種類です。この他に生け垣やブロック塀などがありますが、防犯性を高めるために、最近は死角を作らない視認性の高い上記のフェンスが主流になっています。フェンスによって家の内側が見えないと、空き巣などが隠れやすくなるため、程よくプライベートが守られながら隠れやすい場所を作らないフェンスが理想と言えます。デザイン性と防犯性のバランスを見ながら、自分の家のスタイルにあったフェンスを選びましょう。
まとめ
門扉や門まわりのアイテムには様々な種類があります。 期待する機能性やデザイン性から選んでみるのも良いでしょう。 それぞれを個別に選ぶのではなく、全体のバランスを考えて、統一感のある門まわりに仕上げましょう。
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