セカンド洗面台とは
洗面所とは別に「2つめの洗面台」をもつことです。
コロナウイルスの影響による「除菌」「手洗い・うがい」の徹底が記憶に新しい現在、玄関やトイレ、2階の廊下などに洗面台を増設するご家庭が増えています。
セカンド洗面台をもつ主な目的が「手洗い」や「水回りの追加による利便性の向上」です。
玄関から洗面所までが遠いご家庭や、家族が多く2階・3階と高さのある住宅にお住まいの方にはおすすめですよ。
セカンド洗面台の費用相場
セカンド洗面台の増設費用は、本体価格+工事費の合計額です。 設置する場所によって床開口の新規開設工事や配管工事が必要となりますので、以下を参考に本体予算を検討しましょう。
洗面台の増設費用相場
本体価格(シンプル)
30,000~100,000円
床開口の新規開設工事
40,000~80,000円
配管工事
50,000~200,000円
配管工事(水道工事)がある場合は、依頼する業者が水道局の指定工事店であるか必ず確認してください。
後々のトラブルを避けるためにも、業者を選ぶ際は複数社に見積りをとりましょう。
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まずは相談から
【事例】セカンド洗面台の増設
秦野市 廊下手洗い交換 ぴったり
- BEFORE
- AFTER
洗面化粧台取替 又は新設工事 ➡2ヶ所施工
- BEFORE
- AFTER
セカンド洗面台のおすすめ設置場所
トイレ周辺
トイレ本体のタンクレスが増えてきたことで、トイレ内に手洗い場がないご家庭が増えています。
トイレ周辺に洗面所があれば良いですが、トイレと洗面所が遠い場合には、手洗い場としてトイレ周辺に簡易的なセカンド洗面台を構えるケースが多いです。
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玄関
小さなお子さんがいるご家庭では、帰宅時に手洗い・うがいを習慣づけているケースが殆どです。
玄関と洗面所が遠い場合やアウトドアスポーツなどで汚れる機会が多い場合、玄関近くのセカンド洗面台が活躍します。帰宅後すぐに手洗いができ、衛生面でも習慣付けにも最適です。
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玄関をおしゃれで快適な空間にするポイントとは?
寝室
広いカウンターの上に洗面台を設置し、カウンターをメイクスペースにすることで朝の忙しい時間の洗面所の混雑を和らげることができます。
家族が多い方や介護が必要な方のいるご家庭、二世帯住宅で多く見られ、室内に洗面台があることで介護中の移動ストレスを減らし、ご老人のスムーズな生活を助けます。
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2階・3階の廊下
2階・3階建ての住宅にお住まいの場合、その廊下にセカンド洗面台の設置を検討される方が多いです。
2階・3階にトイレがある場合や、水掃除の際に活用するなど、いちいち階段を行き来する必要がなく生活が快適になります。
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セカンド洗面台のメリット・デメリット
セカンド洗面台は、あると生活にゆとりを持たせることができますが、設置のデメリットも気になるところです。
セカンド洗面を設けることで起こるメリット・デメリットを比較し、必要な増設なのか検討しましょう。
メリット
・洗面台での混雑を解消できる
・無駄な動線がなくなる
セカンド洗面を設置する最大のメリットは、家族全員が1台の洗面台を奪い合わなくて済むことです。
朝の時間帯は特に使用タイミングが重なりやすく、慌ただしく準備する場合が多いためストレスになります。セカンド洗面があれば、分散して洗面台の使用ができます。
設置場所によっては洗面所まで行かなくても手洗いができるなど、家の中での無駄な動線を減らすこともメリットのひとつです。
アウトドアで汚れた場合にも、洗面所まで汚れを持ち込まずに済みますし、2階建ての住宅は水掃除の度に階段を上り降りする必要がなくなります。
ちょっとした事ですが、こうした積み重ねが生活の大きな満足感に繋がります。
デメリット
・水回りの配管が必要になるため、後からつけると工事費が高くなる ・設置に場所を取る
リフォームで2階にセカンド洗面台を設置しようと思っても、配管の都合で設置できないことがあります。
工事はできても、高額な費用が必要となる場合がありますので、得られる快適さと費用のバランスが釣り合わないと感じるかもしれません。
設置場所もコンパクトとはいえ、少なからず場所を取ります。
設置する際は空間のスペースを考えてレイアウトしましょう。
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セカンド洗面台の増設に関するQ&A
洗面台と洗面化粧台の違いは?
洗面台は、顔を洗ったり、歯を磨いたりする場所であり、洗面化粧台はそれらに加えてメイクなどを行えるように様々な機能を追加したものを指します。
洗面台は、洗面ボウルと蛇口があればそれで成立します。
ミラーを取り付けるご家庭が多いですが、ミラーはなくても洗面台と呼ばれます。
最近では様々な機能を組み込んだものが多いので、さすがにそれだけでは簡易的な印象を持ちますよね。最低限の機能のみでミニマムなものが洗面台です。
日本でも1970年代まではそのようなシンプルな洗面台が主流でしたが、「朝シャン」が流行した1980年代から徐々に多機能な洗面化粧台が増えていきました。
この頃から、洗面所は歯磨きや顔を洗うための場所から、身だしなみを整える場所へと変化していきます。
今では洗面所に設置されているものの多くが、様々な機能が詰め込まれた洗面化粧台となっています。
朝の忙しい時間にすべての準備をまとめてできますので、現代の日本人にとって洗面化粧台は必須のアイテムのひとつでしょう。