2019年1月15日

水道工事業者はどんな業者がいいの?依頼する前に知っておくべきポイント

水道工事が必要になった際、インターネットで工事業者を探してみると、大手水道工事の業者から地域密着型の小さな工事店など、かなり多くの数の業者が検索に出てきたのではないでしょうか。数が多すぎると、どこに依頼していいのか分からなくなりますよね。この記事では、数多くある水道工事業者の中から、どんな選べば安心できるのか、選ぶときのポイントをご紹介します。

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水道工事の業者を選ぶときのポイント

水道工事

出典:photoAC

それではまず、業者を選ぶときの具体的なポイントについてご紹介します。チェックするべきポイントは、大きく分けて以下の5つです。

  • 実績がある
  • 対応がよい
  • 必要な資格を所持している
  • 工事内容が分かる見積書
  • 対応地域に入っている

これら5つのポイントをすべて満たしている業者が理想です。そうはいっても、これだけでは業者のどこをチェックすればいいのか分からないと思いますので、それぞれのチェックポイントについて分かりやすく説明していきます。

実績

水道工事というのは知識と経験が必要な工事です。このため、依頼するときには実績を重視してください。ホームページを確認して、いつから水道工事を始めているのかを確認しましょう。できれば20年以上続いている業者が理想ですが、10年程度でも安定して仕事を請けているようなら問題ありません。

ブログなどで自社の施工例を載せている業者は、それだけ自信があるということですので、技術面で信頼できるでしょう。

対応

相談をしたときの対応についてもチェックしてください。できるだけ専門用語を使わずに、わかりやすい言葉で丁寧に説明してくれる業者を選んでください。高圧的な態度だったり、「この人は苦手だな」と感じるような対応をされた業者は、避けたほうが無難です。

また、水道工事は修理して直してもらっても、再度トラブルが発生することが多い工事です。アフターフォローがしっかりしているかも確認してください。工事に対して、どれくらいの保証期間があるのかチェックしてください。

資格

水道工事は原則として、どんな簡単な修理であっても資格を持っている必要があります。水漏れの修理や蛇口の交換程度であれば、資格なしでの工事も黙認されていますが、無資格の業者に依頼するというのは、DIYと同じリスクが伴います。

水道工事に必要な資格については後ほど詳しく説明しますが、ホームページで取得している資格について明記している業者を選びましょう。さらに、指定給水装置工事事業者であることも重要です。

見積書

業者によっては、見積もりの依頼を受けた際に「水道工事一式」として、工事内容が分からない見積書を出してくるところがあります。これでは、見積金額が適正な金額なのか分かりらないですし、工事内容に問題がないのかも確認もできません。

「水道工事一式」という曖昧な見積書では、後々トラブルになりやすいため、詳細な見積書を書かれている業者に依頼します。ただし、見積書そのものは一式になっていても、明細な書類が別途用意されているのであれば構いません。工事内容と使用部材が書かれているかを必ず確認してください。

対応地域

水道工事業者は、指定を受けた地域でないと工事できないため、依頼するときは対応可能な地域であるのかを確認しましょう。業者によっては、遠方でも工事ができることもありますが、その場合には出張費が発生しますので、工事費用が割高になってしまいます。

また、遠方の業者になりますと、工事後にトラブルが発生したときに、迅速な対応ができないことも考えられます。そのような点からも、できるだけご自身の近くに営業拠点がある業者を選ぶようにしましょう。

指定給水装置工事事業者とは何か?

水道工事業者

水道工事業者を選ぶポイントとして、「指定給水装置工事事業者であることが重要」とお伝えしましたが、そもそも指定給水装置工事事業者が何なのか、分からない方も多いと思います。簡単に説明しますと、自治体が安全な工事をするための技術と知識、器材を所有していると認めた業者のことを言います。

この指定を受けるための条件は下記の3点です。

  • 給水装置工事主任技術者が在籍する
  • 工事に必要な器材,資材を取りそろえている
  • 適切な工事と事務手続きを行うことができる

この中で最もハードルが高いのが給水装置工事主任技術者の在籍です。給水装置工事主任技術者は国家資格で、合格率が30~40%といわれている難しい資格です。この資格を持っている人がいないと、指定給水装置工事事業者にはなれません。

そして、指定給水装置工事事業者でないと、水道管の引込工事を行うことができません。水道はとても重要なインフラですので、十分な知識と技術力がない業者に依頼し、トラブルを引き起こすのを防ぐために、指定給水装置工事事業者という制度があるのです。

指定給水装置工事事業者であるということは、一定の水準を満たした工事業者であることを示していますので、業者選びをするときの基準となります。ちなみに、指定を受けている業者かどうかは、自治体のホームページなどで確認できます。見つけられない場合は「地域名+指定給水装置工事事業者」で検索してみるとよいでしょう。

水道工事の業者を選ぶときの注意点

水道工事業者

ここまでの内容で、どのような水道工事業者を選べばいいのか、ある程度は把握できたかと思います。ここでは上記の内容を踏まえた上で、実際に選ぶときに注意すべきポイントをご紹介します。

指定給水装置工事事業者でも確認することが大切

指定給水装置工事事業者であることを選定基準にしましたが、指定を受けているだけでは十分ではありません。条件を満たしていればどの業者でも指定は受けられますので、実績のない業者もその中に含まれている可能性があります。

自治体のホームページでは、指定給水装置工事事業者を調べてもらうと分かりますが、その地域の水道工事業者がほぼすべて網羅されているのではないかと思うくらい、多くの業者が指定を受けています。このため、指定給水装置工事事業者であることは最低条件とし、必ず水道工事の実績や対応を確認してください。

非指定業者を選ぶとどうなるのか

指定給水装置工事事業者の重要性は何度もお伝えしていますが、もしも非指定業者を選んだらどうなるのでしょうか?

まず、非指定業者は配管を伴う工事を行うことができません。パッキン交換や配管の詰まりを高圧洗浄機で取り除くなど、簡易な工事は非指定業者でも行って構いませんが、水道管を交換するような作業が必要になったときは、指定給水装置工事事業者に依頼しなくてはいけません。

非指定業者に修理を依頼し、配管作業が発生した場合は指定給水装置工事事業者に依頼し直すケースもあります。業者を探すのが面倒だからといって、非指定業者がそのまま配管の工事を依頼してしまうと、大規模な水道トラブルが発覚した場合、施主側も罰せられて給水を止められることがあります。

上水と下水で対応している業者が違う

一般的に水道工事は上水道工事のことを示すことが多く、下水道の工事は排水工事や排水設備工事と呼ばれています。同じ水道だと思っているかもしれませんが、業者の多くが上水道の工事を専門としており、下水道に対応していません。

反対に排水設備工事を専門に行なっている業者は、上水道工事の資格を持っていないこともあります。工事内容にもよりますが、例えば新たに家を建てるときなど上水も下水も工事が必要な場合は、上水と下水の両方に対応している業者に依頼しましょう。

どこから水漏れが起きているか分からないとき、水漏れの修理も上水、または下水しか対応できないというのでは困りますよね。いずれも対応可能な業者を選んでください。

悪質な業者に気をつけなくてはいけない

水道工事業者

平成19年と少し古いデータですが、国民生活センターへの衛生設備工事に関する相談件数は、2279件もありました。衛生設備工事のすべてが水道工事ではありませんが、表に出ているだけでもこれだけのトラブルが発生しています。

水道工事では悪質な業者も多く、チラシやホームページで格安であることを謳っておきながら、実際には高額な費用を請求するというケースもありますし、工事を全額前払いでもらっておきながら、工事をせずにいなくなる業悪徳者もいます。

指定給水装置工事事業者に依頼すれば、このような悪質な業者に騙されるリスクはかなり減りますが、高額な費用請求は指定給水装置工事事業者でもあり得ますので、納得がいかない対応をされた場合は、水道局に相談してください。また、非指定業者を利用してトラブルになった場合は、消費者センターに相談しましょう。

電話で見積もりの概算費用を聞く

水道工事は緊急性が高いケースが多く、見積もりをせずに来てもらった業者にそのまま依頼してしまうことがありますが、緊急性が高いときでも電話で概算費用を確認することが大切です。その費用は必ずメモで残しておいてください。

ただし、実際の現場を確認しないと正確な費用は分かりません。このため、電話での見積もりよりも請求額が高額になることもあります。費用が概算よりも高くなったり、追加料金が発生したりした場合は、何の工事にいくらかかったのか、きちんと内訳を掲示して説明してもらいましょう。

水道工事で必要になる資格

水道工事業者

水道工事業者を選ぶときのポイントで、資格の有無を確認するとお伝えしましたが、そのとき下記の資格があるかどうかをチェックしてください。

  • 給水装置工事主任技術者
  • 下水道排水設備工事責任技術者
  • 管工事施工管理技士
  • 水道技術管理者

この4つが工事を管理する業者に求められる資格です。ただし、すべての資格が必要なわけではなく、上水道工事の場合には給水装置工事主任技術者、下水道工事の場合には下水道排水設備工事責任技術者があれば問題ありません。

これらに加えて、管工事施工管理技士や水道技術管理者の資格があると、業者としての信頼が高くなると考えてください。また、実際に作業する人に求められる資格として建築配管技能士があります。できれば1級もしくは2級を所有している業者に依頼しましょう。

水道工事業者の繁忙期と閑散期

急ぎではない水道工事をお願いする場合には、業者が忙しくないタイミングを選んでお願いすると、比較的費用を抑えやすくなります。指定給水装置工事事業者の多くが、住宅の工事だけでなく公共の工事を請けている関係で、忙しくなるのは年度末に向けての12~3月までです。

どの自治体も予算を使い切らなくてはいけないため、予算が余りそうな場合には年度末に公共工事を行います。この時期に水道工事をお願いしても、人手不足で請けてもらえないか、かなり高額な見積もりを出されてしまう可能性があります。

ところが、この年度末をすぎると、今度は新年度の予算が決まるまで公共工事が止まります。急ぎでない水道工事をお願いするなら、このタイミングで依頼しましょう。一般的に4~6月くらいまでが狙い目といわれています。

まとめ

水道工事業者

水道工事業者の選び方についてご紹介してきましたが、ポイントだけでも理解していただけたでしょうか。大事なのは、指定給水装置工事事業者に依頼するということです。トラブルを回避するためにも、これは絶対条件だとお考えてください。

ただし、指定を受けているというのは、一定水準を超えているというだけで、必ずしも優良業者というわけではありません。水道工事の実績を確認し、見積書などで相談したときに応対のいい業者を選びましょう。その他にも、資格の有無や工事内容が分かるしっかり見積書であるか、ご自身の自宅の近くにある業者かなどをチェックして、慎重に業者選びを行ってください。

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