水道工事の費用相場
水道工事の費用相場
工事内容
総額
給水管の引き込み工事
300,000~500,000円
下水道排水工事
200,000~500,000円
室内配管工事
100,000~200,000円
合併処理浄化槽の設置・交換
800,000~1,500,000円
水回りの水漏れと詰まりの解消
10,000~40,000円
道路に埋められている水道管から家の敷地内に水道を引き込む工事の内訳は、「器材(水道管)費+工事費+給水申込納付金+手数料」になっています。道路のアスファルトを剥がした大規模工事なので、高い器材(水道管)費、工事費がかかることはもちろんですが、水道管理自治体に支払う給水申込納付金と手数料が15万~30万円かかります。室内の配管工事は、家の構造によって金額が変動します。
水洗トイレへのリフォームで行われる合併処理浄化槽の設置・交換は、80万~150万円程度が相場です。自治体によっては、補助金や助成金が出ることもあるので、確認してみましょう。
▼参考記事▼
まずは相談から
水道工事の業者を選ぶポイント
水道のトラブルが起こったときや、リフォームを行う場合に優良水道業者を選ぶポイントは5つあります。
実績がある業者
依頼するときには業者の施工実績を重視してください。ホームページを確認して、いつから水道工事を始めているのかを確認しましょう。20年以上続いている業者が理想です。10年程度でも、安定して仕事をうけているようなら問題ありません。
対応が丁寧な業者
専門用語を使わず、わかりやすい言葉で丁寧に説明してくれる業者を選んでください。高圧的な態度だったり、「この人は苦手だな」と感じるような対応をされた業者は、避けたほうが無難です。
水道まわりは、修理して直してもらってもトラブルの再発が多い工事です。アフターフォローの説明も丁寧な業者だと、より安心してお願いできます。
見積書が丁寧な業者
工事内容、作業単価と使用部材の詳細を明記している丁寧な見積りを出す業者が安心です。「水道工事一式」のように、工事内容が分からない見積書を出してくる業者がいます。これでは、見積金額が適正な金額なのかわからず、工事内容も確認もできません。曖昧な見積書は、トラブルのもとになります。
近くにある業者
できるだけご自身の近くに営業拠点がある業者を選ぶようにしましょう。水道工事業者は、指定を受けた地域でないと工事できません。依頼するときは、業者が対応可能な地域であるのかを確認しましょう。業者によっては遠方でも工事ができることもありますが、出張費が発生して、工事費用が割高になってしまいます。遠方の業者は、工事後にトラブルが発生したときに、迅速な対応が難しいです。
資格を持っている業者
水道工事には資格が必要です。ホームページで取得している資格について明記している業者を選ぶと安心です。特に、水道の引き込み工事は、指定給水装置工事事業者でないと依頼できません。資格についても確認してから工事を依頼しましょう。
水道工事で必要な資格
上下水道の引き込み工事をお願いする時、業者に下記の資格があるかどうかをチェックしてください。
●給水装置工事主任技術者
●下水道排水設備工事責任技術者
自分の敷地の外から給水管を引き込む工事の場合には給水装置工事主任技術者がいる「指定給水装置工事事業者」、自分の敷地の外にある公共の排水管に引き込む工事の場合には下水道排水設備工事責任技術者がいる「下水道排水設備指定工事店」を選ぶことが大切です。
悪質な水道工事業者もいる
少し古いデータですが、平成19年の国民生活センターへの衛生設備工事に関する相談は、2279件もありました。表に出ているだけでもこれだけのトラブルが発生しています。
悪質な業者の手口
チラシやホームページで格安をアピールしながら、実際には高額な費用を請求するという手口がよくあります。見積書を確認することで、実際の工事にかかる前に止められます。全額前払いでもらっておきながら、工事をせずにいなくなる業者もいます。
悪質な業者はすぐに相談
指定給水装置工事事業者に依頼すれば、このような悪質な業者に騙されるリスクはかなり減ります。それでも、高額な費用請求は指定給水装置工事事業者でもあり得ます。納得がいかない対応をされた場合は、水道局に相談してください。また、非指定業者を利用してトラブルになった場合は、消費者センターに相談しましょう。
水道工事は4月~5月がねらい目
水道工事は、業者の閑散期にお願いすると費用を抑えられます。急ぎでない水道工事は4月から6月までがねらい目です。指定給水装置工事事業者の繁忙期は、年度末に向けての12~3月です。この時期に水道工事をお願いしても、人手不足で請けてもらえないか、かなり高額な見積もりを出されることがよくあります。
水道工事の施工事例
事例その1
春日井市 マンション1室をリノベーション
- BEFORE
- AFTER
事例その2
西都市×合併浄化槽×コスト削減につながるリフォーム
- AFTER
事例その3
さいたま市緑区✕水・水道トラブル解決✕細やかな対応をする工事
- AFTER
まとめ
指定給水装置工事事業者に依頼するのが大切です。ただし、指定を受けているというのは、一定水準を超えているというだけで、必ずしも優良業者というわけではありません。水道工事の実績を確認し、見積書などで相談したときに対応のいい業者を選びましょう。その他にも、資格の有無や工事内容が分かるしっかり見積書であるか、ご自身の自宅の近くにある業者かなどをチェックして、慎重に業者選びを行ってください。
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渡邊 一伸(ナベさん)