2021年10月27日

水道引き込み工事の費用相場は?水道工事が高くなる要因も解説

ご自身で土地を買って家を建てる場合、その土地の付近まで水道管がまだ引かれていない、ということがあります。そのようなときは、別途水道の引き込み工事が必要になります。この記事では、水道の引き込み工事の費用と、失敗しないための業者の選び方について解説しています。

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水道引き込み工事って?

水道工事

出典:photoAC

日本では水道本管と呼ばれるメインの水道管が、道路を沿うように張り巡らされています。水道引き込み工事は、この水道本管から家の敷地内まで配管する工事です。

水道の引き込み工事の相場としては30万~50万円くらいかかるといわれています。工事費用の内訳としては、1m引き込むのに1.5万円(20mm口径の場合)程度かかるので、水道本管から敷地内までの距離が20mあるときは、約30万円という計算になります。水道本管から敷地内までの距離は土地によって違いますので注意してください。

また、一般的な水道管の口径は20mmですが、二世帯住宅など家族の人数が多いときは使う水量が多くなるため、業者に25mmの水道管をおすすめされることがあります。25mmのほうが部材費用が高くなりますので、相場よりもやや高めの費用になるでしょう。

水道引き込み工事以外にも費用がかかる

水道工事

水道引き込み工事の費用だけで、かなり高額になるので驚いた方もいるかもしれませんが、実は工事費以外にも発生する費用があります。

  • 給水申込納付金(加入金・基本工事費)
  • 各種手数料

水道工事では、上記の2点の費用が別途発生します。自治体によって費用の名前が異なりますが、水道施設の設備費を一部負担するために、給水申込納付金(加入金・基本工事費)を支払う必要があります。金額は自治体によって違いますが、一般的には口径が太くなるほど費用が高額になります。

13mm:2万~12万円 20mm:6万~29万円 25mm:30万~66万円

これらに加えて、分岐管理手数料や設計手数料などの手数料が発生します。 この手数料は1件につき5千円程度ですので、全体の費用からするとそれほど大きくはありませんが、工事費以外にも手数料が発生するということだけ覚えておきましょう。

水道引き込み工事の申請方法とは

水道引き込み工事は公共のインフラを使用するため、工事をする前に自治体への申請を行います。このときの申請方法について見ていきましょう。

申請に必要な書類

水道工事

  • 給水装置工事申込書
  • 位置図
  • 工事図面
  • 道路占用許可・使用許可申請

自治体や工事規模によって必要になる書類は違いますが、一般的にはこの4種類の書類を用意します。実際の書類は工事業者が代行という形で作成しますので、このようなものが必要だということだけ頭に入れておきましょう。

申請から工事までの流れも自治体によって違いがあります。基本的に依頼者が行うのは、工事業者への給水装置工事依頼と納金、そして水道申込書の提出だけです。その他の手続きなどはすべて工事業者と自治体が行ってくれます。

申請にかかる期間

工事業者に依頼してから書類を提出するまでも、打ち合わせや現地調査、見積もりの作成、申請書類の作成などがありますので、1~2週間程度はかかります。

申請にかかる期間は自治体によって違いますが、給水装置工事申込書を受付してから納付書が発行されるまで7~10日かかります。お盆やお正月など、長期休暇期間はさらに時間がかかることもあります。

工事許可が発行されたあとに道路占用許可・使用許可申請手続きを行いますが、市道の場合には通常2週間、県道は1ヶ月程度、国道ではさらに1週間かかります。

思ったよりも時間がかかるという印象を持たれたかと思います。自治体によっては短期間で着工できることもありますが、少なくとも1ヶ月くらいは必要です。工事する道路が国道だった場合は、2ヶ月以上かかることも想定しておきましょう。

水道引き込み工事で起こりやすいトラブルと対処法

トラブル

水道引き込み工事について調べていると多くの人がトラブルで悩まされていることが分かります。 その中でも多いのが下記の2点です。

  • 既存の水道管が隣の敷地内を通過していて撤去を求められる
  • 近くの水道管から引き込もうとしたら、近隣の方々から工事費の負担を求められた

どちらも近隣の方との人間関係も影響してくる悩ましいトラブルです。それぞれのトラブルについてなぜ発生するのか、そしてどう対処すべきなのかを説明します。

引き込まれた水道管が隣の敷地を通過していたときの対処方法

水道引き込み工事は、原則として敷地前面の道路から敷地内に直接引き込みます。ところが何らかの理由によって、他人の敷地を通過して引き込まれているケースがあります。前面の道路が私道だった場合によくあるケースですが、家を建てるときに「敷地内を通っている水道管は使わないで欲しい」と言われることがあります。

家を建てるときにお願いされなくても、例えばその敷地を更地にして売るときなどには、撤去を求められることもあります。なぜその土地を通過しているかという経緯は色々あるかと思いますが、敷地内の通過を認めてもらえないときは、ご自身で新たに引き込むしかありません。

近隣の人たちから工事費の負担を求められたときの対処方法

こちらも、敷地前面の道路が私道だった場合に起きやすいトラブルですが、敷地前面まで施工されている水道管から引き込もうとしたら、近隣の方から「これは私設管なので、利用するときは工事費の負担をしてください」と言われることがあります。

水道本管から道路までの水道引き込みを、近隣の方たちが実費で行った場合は、費用負担を求めるのはおかしなことではありません。これに対しては、費用負担をして私設管を使わせてもらうか、自分で新たに引き込み工事をするかのどちらかを選ぶことになります。

水道引き込み工事の業者選び

水道工事

水道引き込み工事を自治体が行うというケースもありますが、ほとんどの場合は自分で業者を選定し、工事依頼をすることになります。しかし、業者によって技術力に差があり、工事費用も違ってきます。そうなってくると、業者選びがとても重要になってきます。

ここでは、水道引き込み工事を依頼するにあたって、どのような業者に依頼するべきか、そのポイントをご紹介します。

指定給水装置工事事業者にする

水道引き込み工事の業者を選ぶときの絶対条件として、指定給水装置工事事業者に依頼してください。基本的にどこの自治体でも、指定給水装置工事事業者以外には工事許可を出しません。指定給水装置工事事業者は、自治体のホームページから調べることができますが、分からないときは水道課などに問い合わせしてください。

指定給水装置工事事業者とは、市や区の水道事業者から給水装置工事を適正に施工できると認められた業者のことです。水道引き込み工事は、指定を受けていない業者は行なえませんが、安易に信じすぎずにきちんと業者のことを調べてから選んでください

相見積もりをする

工事を依頼するために指定給水装置工事事業者のリストを見ると、かなり多くの業者が指定を受けているのが分かります。あまりにも数が多く、近所の事業者だけでも10社以上あるという方もいるかもしれません。そうなってくると、どこに依頼していいのか分からなくなりますよね。

このような場合では、3~4社に見積依頼をして相見積もりの形にしましょう。相見積もりにするのは、適正な価格で工事をすることと、対応がしっかりしている業者を選ぶためです。見積依頼をして、飛び抜けて高い金額を提示した業者と、反対に低すぎる金額を提示した業者にはその理由を聞いてください。見積書の見方はこちらの記事で解説しているので、是非ご参照ください。

適正な価格だと思える業者の中から、現地調査や打ち合わせでの対応がしっかりとしていた業者を選んでください。何かとトラブルになりやすい水道引き込み工事ですので、この業者なら信頼できるという点を重視して選ぶことが大切です。

まとめ

水道工事

家を建てるときに、忘れられがちな水道引き込み工事ですが、古家付きの土地を買った際に既存の水道管が使えると思っていたら、給水管が劣化しすぎていたり、口径が小さすぎたりして使えないというケースもあります。

水道引き込み工事には、30万~50万円程度の費用がかかります。引き込みをする敷地によっては、100万円以上必要になることもありますので、工事費をできるだけ安くするための提案や、スムーズな申請手続きができるかどうかは工事業者の経験や技術力にかかっています。

依頼する工事業者を選ぶときは、指定給水装置工事事業者のリストの中から3~4社を選び、相見積もりの形にして提案力と見積もり費用、あとは対応の良さなどで決めてください。ポイントは金額の安さだけで決めないということです。適正な価格かつ信頼できる業者を選んで、トラブルなく水道引き込み工事をしましょう。

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