2019年7月2日

汲み取りトイレを水洗トイレに!リフォーム費用相場と工事の基礎知識

都市部ではほぼ見られなくなった汲み取りトイレですが、今でも使われているご家庭もあるでしょう。衛生面や臭いのトラブルもあるので、汲み取りトイレを水洗トイレにリフォームしたいと方も多いと思います。この記事では、汲み取りトイレを水洗トイレにリフォームする費用や、工事の基礎知識などをご紹介します。

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汲み取りトイレから水洗トイレにする際に行うこと

汲み取りトイレ リフォーム

汲み取りトイレはボットントイレとも呼ばれるトイレで、便器の真下に便槽が設置されています。便槽にある程度の汚物が溜まったところで、バキュームカーで汚物を汲み取って使います。下水道が普及する前は、トイレでの汚物を回収する仕組みがありませんでしたので、この汲み取りトイレがほとんどでした。

戦前の日本では、この汲み取りトイレの汚物は肥溜めに移され、野菜などの肥料として使われていました。江戸時代には、この肥料が高値で取引しており、汚物は捨てるものではなく利用するものという考られていました。その考え方からも、汲み取りトイレはとても合理的なものでしたが、化学肥料を使うようになった現代では、汲み取りトイレの必要性はほとんどなくなっています。

ところが、汲み取りトイレはすぐに水洗トイレにリフォームできるわけではありません。水洗トイレにするということは、排泄物をどこかに排出することになります。第1候補は下水道ですが、実は日本の下水道普及率は78.8%ですので、下水道がない地域もあります。

下水道がない場合は、ご自宅の敷地内の地下に浄化槽を設置しなくてはいけません。浄化槽は排泄物などの汚物をろ過し、きれいな状態にして河川に排水します。汚物は浄化槽内に溜まりますので、汲み取りトイレと同じように定期的なメンテナンスが必要になります。

いずれにしても、汲み取りトイレから水洗トイレにリフォームする際に大事なのは、汚物の排出先が必要になるということです。これが水洗トイレにリフォームするときの最大のネックであり、ここをクリアできればほとんどケースで水洗化が可能です。

水洗トイレにするメリット

  • 臭いに悩まされなくなる
  • 便槽からの逆流がなくなる
  • 人やモノが便槽に落下することがなくなる
  • ウォシュレットなどの最新機能をつけられる
  • 洋式トイレにすると使いやすくなる

水洗トイレにする最大のメリットは、衛生面と安全性を確保できることです。汲み取りトイレは便槽が直下にありますので、どうしても汚物の臭いに悩まされます。トイレだけでなく部屋の中まで臭いが広がることもありますし、台風などで家が浸水すると便槽内に水が流れ込み、排泄物が逆流してくることもあるでしょう。

水洗トイレにリフォームすれば、排泄物が逆流してくることもなく、臭いに悩まされることもなくなります。さらに、汲み取りトイレでは子どもやモノを落としてしまうトラブルも頻繁に発生します。水洗トイレならモノを落としてもすぐに拾うことができますし、子どもが落ちてしまう心配もありません。

また、水洗トイレにすれば、ウォシュレットや自動洗浄機能などの最新機能のついたトイレにすることも可能です。最近の便器は汚れが付着しにくいように工夫されていますので、お手入れが楽になるというメリットもあります。

洋式トイレにリフォームすると、足腰に不安がある高齢者でも膝や腰に負担をかけずに利用できるでしょう。水洗トイレへのリフォームをするだけで、トイレ環境が大きく改善されます。
リフォームにどれくらいの費用がかかるのかについては、次章で詳しくご紹介します。

汲み取りトイレから水洗トイレにするリフォーム費用

汲み取りトイレ リフォーム

浄化槽・下水道工事:20万~150万円
トイレ本体価格:5万~15万円
トイレオプション費用:5万~10万円
トイレ撤去・設置工事:5万~50万円

汲み取りトイレから水洗トイレにするには、トイレ本体費用と浄化槽・下水道工事費用、そしてオプションの費用や内装工事費も発生します。これらを合わせると、40万~60万円程度の費用がかかります。

トイレ工事そのものはそれほど高くありませんが、最新の高機能トイレを導入すると高額になりやすく、浄化槽の設置のために家の一部を解体しなくてはいけない場合、下水道につなぐための配管の距離が長かったりする場合も、費用が高額になる傾向にあります。

ただし、自治体によっては水洗化を推奨している地域もあり、汲み取りトイレを水洗トイレにリフォームする際、自治体から補助金が出るケースもあります。リフォーム前に申請が必要になりますので、事前に自治体やリフォーム会社に確認しておきましょう。

簡易水洗トイレがおすすめできない理由

汲み取りトイレ リフォーム

汲み取りトイレを水洗トイレにするのに100万円近くかかるとしたら、さすがに大きな金額ですので躊躇していまいますよね。そういう場合、費用の安い簡易水洗トイレへリフォームにしたくなりますが、簡易水洗トイレはあまりおすすめできません。

簡易水洗トイレの見た目は水洗トイレとほぼ同じですし、衛生面でも汲み取りトイレよりも格段に優れています。平均で30万~40万円程度の予算で設置できますので、水洗トイレにするよりも低コストで汲み取りトイレの問題を解決できます。

ただし、簡易水洗トイレには特有のデメリットがあります。どのようなデメリットがあるかについては、後ほど詳しくご紹介しますが、基本的に地域の都合で水洗トイレにリフォームできないとき以外は、簡易水洗トイレへリフォームしないほうがよいでしょう。

簡易水洗トイレのデメリット

  • これまでよりも頻繁に汲み取りが必要
  • 多少臭いがする
  • 簡易水洗トイレを使ったことがない人は操作方法が分からず戸惑う

簡易水洗トイレのデメリットは上記の3点です。

「水洗」となっているものの、実際には汲み取りトイレの仕組みと変わりありませんので、定期的な汲み取りが必要になります。しかも、水を流しますので、便槽に水も溜まっていきます。ということは、これまで以上のペースで便槽が満タンになってしまうということです。

便槽が満タンになると汲み取りが必要になりますので、汲み取りの頻度は汲み取りトイレだったときよりも増えることになります。そうなると、単純に汲み取りにかかる費用も増えてしまいます。家族構成にもよりますが、簡易水洗トイレにすると毎月1回の汲み取りが必要になります。

また、水洗トイレのように下水道や浄化槽に流してしまうわけではありません。そのため、臭いはどうしても残ってしまいます。臭いが逆流しないような構造にはなっていますので、汲み取りトイレよりは臭いませんが、完全に臭わなくなるわけではありません。

操作方法が通常の水洗トイレと違うというのも、デメリットのひとつとして挙げられます。来客があったときなどに、簡易水洗トイレに慣れていないと操作方法が分からずに、どうすれば流れるのか分からずに戸惑うことがあるようです。

汲み取りトイレから水洗トイレにする工事内容

汲み取りトイレ リフォーム

費用はかかってしまいますが、汲み取りトイレからのリフォームにおすすめなのは、やはり水洗トイレです。高い費用を少しでも抑えるには、複数のリフォーム会社に相見積もりするのが1番ですが、見積書を比較しようにも工事内容が分からないと比較できませんよね。

ここでは、汲み取りトイレから水洗トイレにする工事の内容をご紹介しますので、リフォーム会社と打ち合わせするときや、見積内容を確認するための参考にしてみてください。

  • 解体工事
  • 給排水管工事
  • 電気工事
  • 内装工事
  • 便器設置工事

工事をするときは、既存のトイレを解体することから始まります。このとき便槽は埋設するのが一般的ですが、完全撤去することも可能です。ただし、完全撤去する場合は工事費用が高くなります。

トイレの解体後、給排水管工事の工事を行います。浄化槽を使う場合はこのタイミングで設置します。給排水管工事は資格を持った人しか行えず、基本的には自治体の指定工事店でないとできません。必ず自治体のホームページなどから指定工事店を探して依頼しましょう。

ウォシュレットなどの設備を追加する場合には、トイレ内にコンセントを設置することになります。この場合は電気工事が追加になり、さらに内装工事をしてトイレ周りをキレイにします。トイレ空間が完成したら、最後に便器とオプション品を設置して工事完了です。

汲み取りトイレから水洗トイレにする工事期間

汲み取りトイレから水洗トイレにリフォームする際に気をつけなくてはいけないのが、工事期間中は家のトイレを使えないということです。通常は3~4日で工事が終わりますが、工事内容によっては2週間程度かかることもあります。

この期間はリフォーム会社が簡易トイレを設置してくれますので、トイレがなくて困ることはありませんので安心してください。ただし、簡易トイレのスペースがない場合は設置できないケースもあります。

見積前に現地調査をしてもらうときに、簡易トイレを設置できるかどうかを確認してください。設置できない場合は、自分でトイレ環境を用意するか、工事期間中だけ別の場所で生活するなどの対策を考えておきましょう。

まとめ

汲み取りトイレ リフォーム

汲み取りトイレは衛生面や安全面で不安がありますし、定期的な汲み取りが必須です。ご自宅が水洗トイレにリフォームできる環境にあるならば、多少の費用を払ってでも水洗トイレに切り替えましょう。

簡易水洗トイレにリフォームするという方法もありますが、臭いなどの問題は改善しますが、基本的には汲み取りトイレと変わりませんので、汲み取りが必要になることには変わりありません。このため、まずは水洗トイレへのリフォームを検討し、設置できない場合に簡易水洗トイレを導入してください。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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