2017年2月9日

水栓トラブルの種類について

水栓トラブルは思わぬタイミングでやってくるため、発生してしまったときに慌ててしまうということがよくあります。自分で応急処置ができるトラブルでも修理業者を呼んでしまい、高い出費になることもあります。ここではよくある水栓トラブルの例と、その緊急対応方法について紹介します。

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水栓トラブルの症状と原因

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/78883?title=水に落とした蛇口4

まずは水栓トラブルでよくある症状とその原因について紹介します。

水栓トラブルでまずすべきこと

水栓トラブルが発生したときに水が吹き出している場合は、まず水を止めて落ち着くようにしましょう。蛇口を閉じても水が溢れ出るときは、水の供給源から止めるようにしてください。水の配管が壁や床から出ている場合は、そこに止水弁がついています。マイナスドライバーを使って水の供給を止めてください。ドライバーがないときには10円玉などで代用できます。

止水弁がわからないときや、固くて回らないときは、家やマンションの各部屋に供給されている元栓を閉じるようにしましょう。いざという時のために、各配管の止水弁の位置と元栓の位置を確認しておきましょう。

蛇口から水滴が落ち続ける

蛇口をしっかり閉めたのに水滴が止まらないということがあります。これはバルブのパッキンが劣化しているか、ゴミを噛んでいる可能性があります。止水弁で水を止めて、ハンドルやレバーを取り外して、バルブのパッキンを確認しましょう。

バルブを清掃して元に戻しても水滴が止まらない場合は、バルブの交換が必要になります。蛇口メーカーに連絡してバルブを購入してください。

蛇口本体から水が漏れている

蛇口のハンドルやレバーなどから水が漏れている場合は、パッキンやバルブの劣化が考えられます。こちらも止水弁で水を止めて、蛇口を分解してください。それぞれの部品に問題がないかを確認しましょう。分からない場合はパッキンの劣化の可能性が高いため、パッキンを交換して組合直してください。

蛇口から水があまり出なくなった

蛇口にフィルターなどがついている場合は、フィルターの目詰まりによって水の勢いがなくなってしまうことがあります。フィルターの清掃もしくは交換を行いましょう。家の他の蛇口でも同じような症状の場合は、原因の特定が難しいため修理業者に相談してください。

水がまったく出ない

頻繁に発生するわけではありませんが、蛇口を回しても水が一滴も出ないということがあります。このようなケースで考えられるのは断水です。まずは元栓を確認し、近所の他の家でも水が止まっていないか聞いてみましょう。その上で水道局に問い合わせしてください。

トイレの水栓トラブル

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/303920?title=トイレ

トイレで水栓トラブルが発生した場合は、まずどのような症状であるかを確認しましょう。ここでは症状ごとの対処方法を紹介します。

トイレの水が止まらない

トイレの水栓トラブルで最も多いのが流した水が止まらないというケースです。これはトイレタンク内の弁が正常に動作していない可能性があります。タンクを開けてレバーと弁をつなぐ玉鎖がタンク内で引っかかっていないかを確認してください。弁の動きが悪い場合は玉鎖の長さを調整してきちんと動作するように調整しましょう。

手洗い用の水があまり出ない

手洗い用の水に勢いがなく、タンクに水が貯まるスピードがかなり遅いと感じるときは、止水弁で水の量を調整しましょう。止水弁は水を止めるだけでなく、流れる水の量を調整する機構がついていますので、弁を回して水量を調整してください。

洗面所の水栓トラブル

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/142706?title=洗面

洗面所の水栓トラブルで多いのは蛇口の水が止まらないか、蛇口周辺から水が漏れているかのどちらかがほとんどです。これは蛇口内のパッキンが老朽化することで発生します。パッキンはゴムでできていますので、時間とともに劣化していきます。このため、10年近く使用していると、水漏れなどの水栓トラブルの発生率が高くなります。

対処方法としては部品交換となりますので、まずは止水弁を止めて蛇口を分解しましょう。作業にあまり自信がないような人は、無理に自分で行おうとせずに、止水弁を止めたら修理業者に依頼するようにしてください。無理に直そうとすると、蛇口そのものを壊してしまう可能性がありますので気をつけてください。

キッチンの水栓トラブル

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/485561?title=キッチン

キッチンの水性もトラブルが発生しやすい場所のひとつです。1日に何度も開閉を繰り返しますので、パッキンの劣化が起こりやすく、いきなり水漏れが発生することもあります。蛇口でのトラブルはすでに紹介したように、パッキンやバルブの交換で水漏れを止めることができますので、止水弁を閉めて、蛇口を分解して部品交換を行ってください。

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