2017年2月22日

水漏れの種類と対処法

家のトラブルで発生したときに、どうしても慌ててしまうのが水漏れです。 とにかく水を止めなくてはと思いながらも、冷静な対応ができずに床一面水浸しというような経験のある人も多いかと思います。 ここではそんな突然の水漏れに対応するために、水漏れの種類とその対処法について紹介します。

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家のトラブルで発生したときに、どうしても慌ててしまうのが水漏れです。
とにかく水を止めなくてはと思いながらも、冷静な対応ができずに床一面水浸しというような経験のある人も多いかと思います。
ここではそんな突然の水漏れに対応するために、水漏れの種類とその対処法について紹介します。

洗面台の水漏れの対処法

水漏れが発生しやすい場所として挙げられる場所が洗面台です。
洗面台は下部が隠れてしまっていることが多いため、水漏れが発生していても気づきにくく、大事になることもあります。

洗面台水漏れの種類

洗面台の水漏れは大きく分けて2種類の水漏れがあります。
ひとつは給水配管からの水漏れと、もうひとつが排水配管からの水漏れです。
いずれも部品の老朽化が原因になることが多く、排水配管の場合は、老朽化の他に排水口の詰まりが原因で、水が洗面台からオーバーフローして水漏れを起こすことがあります。

給水配管の水漏れは水の勢いが無くなったり、目に見えて水が吹き出したりするため、発生すると厄介ではあるものの、対処するのはそれほど難しいことではありません。
早期に気づくことができるため、見た目以上に被害が大きくなることはそうありません。
冷静に対処して、被害を最小限に抑えましょう。

排水口の水漏れはかなり深刻な問題になることがあります。
勢い良く漏れていれば、見た目でわかるのですが、じんわりと水漏れしている場合には、水漏れに気づけず、マンションなどでは階下の部屋の天井から水が染み出してしまうこともあります。

洗面台水漏れが発生したら

給水配管から水漏れが発生している場合は洗面台下にある元栓を閉じるようにしましょう。
もし元栓がわからない場合は、家の外の元栓から閉じてください。
すぐに元栓を閉じることが出来ない場合は、まずはタオルやボロ布などを使って、水が回りに広がらないように床に敷いたり、漏れが発生したりしている場所に巻きつけてください。
元栓を閉めたら、漏れが発生している場所を分解して、問題が発生していそうなパッキンをすべて交換しましょう。

排水配管からの水漏れの場合は、まずは漏れている水を拭き取って、配管の接続部を交換するなどの対処をしましょう。
床面の板を外すことができる場合は、そこも外してすべての水を拭き取ってください。
もしアパートやマンションの場合は、階下の部屋に行き、水漏れがつたわってないか確認をしてください。
大きなトラブルに繋がりますので、すぐに管理会社に連絡してください。

キッチンの水漏れの対処法

キッチンも洗面台と同じく、水漏れに気づきにくい場所です。
特にキッチンシンクの下側で水漏れが発生している場合は、よほどのことがない限り気づきません。

キッチン水漏れの種類

キッチンの水漏れも洗面台と同様に、給水配管と排水配管の2ヶ所で発生します。
シンクの上の蛇口での水漏れは、水が吹き出したりしない限りそれほど大きな問題にはなりません。
よくある水漏れの原因はパッキンの劣化で、配管の継手部のパッキンや、排水トラップのパッキンが古くなりすぎて、パッキンの役割を果たしていないときに水漏れが発生します。

古いキッチンの場合は、排水にホースを使っていることもあり、このホースが劣化により亀裂が入り、水漏れを起こすこともあります。
シンクの下に物を詰め込んでいるようなときに発生しますが、そのような場合は、排水ホースが見えにくくなっているために、余計に水漏れに気づくことが難しくなります。

キッチン水漏れが発生したら

キッチンの水漏れも、まずは水漏れを防ぐことから始めましょう。
タオルやボロ布で水漏れの被害がこれ以上広がらないように水を吸い取り、水の元栓を止めて水漏れをストップさせてください。
賃貸物件の場合はすぐに管理会社に連絡をして、修理の手配を依頼しましょう。
持ち家の場合は、専門業者に依頼したいところですが、すぐにやってきてくれる全国展開している配管業者は、費用がかなり高めですので、急ぎ出ない場合は、じっくりと業者選びを行いましょう。

トイレの水漏れの対処法

トイレはその構造上、とても水漏れが発生しやすい場所です。
勢い良く大量の水を流すだけでなく、常時水をタンクに貯めているため、常に水漏れのリスクがあります。

トイレ水漏れの種類

トイレ水漏れで多いのは、給水配管と排水配管からの水漏れと、トイレの元栓である止水栓、そしてトイレタンクからの水漏れです。
部品の老朽化で起こる水漏れがほとんどですが、トイレタンク内の構造の問題で、タンクから便器に延々と水が流れてしまうようなことがあります。
また、便器の詰まりから排水が流れずに、オーバーフローするようなケースもときどき発生します。

トイレ水漏れが発生したら

トイレで水漏れが発生したら、まず止水栓で水を止めてください。
止水栓から水漏れが発生している場合は、家の外にある元栓から止めるようにしましょう。
給水配管の場合は、単純にナットが緩んでいるだけということもありますので、まずはナットをしっかりと締め直してみましょう。
それでも水漏れが止まらない場合はパッキンの交換を行いましょう。

一時的に水漏れを防ぐには、ホームセンターで売られている融着テープを使えば水漏れを防ぐことも可能です。
パッキンの交換を自分でできそうにないときの、配管業者がくるまでの応急処置としてはおすすめです。
ただし、融着テープは長く使っていると、早い段階で劣化してしまいますので、水漏れ箇所はすぐに修理してください。

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