和室リフォームに大切なポイント
和室リフォームを行う際に大切なのは、和が持つ本来の雰囲気や良さを損なわいことです。
和室のもつ以下の特徴にそれぞれ焦点を当て、リフォーム方法と費用について詳しくみていきましょう。
和室リフォーム -畳の張り替え-
畳の構造は、基盤となる「畳床」、畳床を包む表面の「畳表」、周りを囲う「畳縁」の3つからできています。
畳は経年劣化の影響を受けやすく、使用から約3年経過したらメンテナンスを視野に入れましょう。
畳の張り替えの方法は「裏返し」「表替え」「新畳」の3種類があります。
裏返し(約3~5年でメンテナンス)
畳の畳縁のみを交換し、既存の畳を裏返して表面を変える方法です。
裏返しは既存の畳を用いるため、畳のリフォームの中では、手間も費用もあまりかからない手軽さがあります。
表替え(約6~7年でメンテナンス)
既存の畳床から畳表を剥がし、新しい畳表で包む方法です。
畳のメンテナンスとなると、先ず裏返し方法で対応しますが、その後の経年で凹みやたわみが出てくると表替えで畳表を新調します。
表替えの大きなメリットは、見た目を新品のように蘇らせてくれることです。
新畳(裏返し、表替えで補えなくなったらメンテナンス)
既存の畳を処分して、基盤の畳床から畳一枚すべてを新調する方法です。
新畳の費用は新調する畳の他に、既存の畳の処分費も必要となります。
畳の張り替え費用相場(6畳) | |
---|---|
裏返し | 18,000〜24,000円 |
表替え | 30,000〜50,000円 |
新畳 | 70,000〜100,000円 |
畳の張り替えは専門の職人による高い技術を要するものです。
定期的な裏返しや表替えのメンテナンスを怠ると、早い段階で新畳が必要になる場合もあります。
畳の劣化具合を確認し、その場に合ったメンテナンスを心掛けましょう。
まずは相談から
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和室リフォーム -天井の張り替え-
天井は経年劣化によるものであれば、クロスを張り替える方法がもっとも一般的です。
張り替えの目安は約3~5年、または天井のシミや色落ちが目立ってきた時です。
天井のシミの原因が雨漏りによる場合は、天井の劣化ではなく屋根の劣化が考えられます。
その場合は天井のみならず、屋根自体のメンテナンスが必要です。
昔ながらの和室では壁に「珪藻土を使った塗り壁」を用いる場合が多く、部屋全体を暗い印象にしています。
この暗さが気になる場合は、天井に用いるクロス素材を工夫することで解決できます。
例えば、光の反射率が高いビニールクロスを用いると、照明を増やすことなく部屋全体を明るくしてくれます。
天井の張り替え費用相場(6畳) | |
---|---|
クロス張り替え | 35,000〜45,000円 |
石膏ボード張り替え | 18,000〜35,000円 |
ベニヤ合板貼り | 28,000〜40,000円 |
天井穴の補修 | 20,000〜50,000円 |
天井の張り替え・修理の費用を安くする方法は、できるだけシンプルな作業で安い材料を使用することです。
クロスの張り替えではなくクロスを塗装するという選択肢もありますので、業者さんと相談しながら進めましょう。
まずは相談から
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和室リフォーム -襖・障子の張り替え-
襖と障子のメンテナンスは、約3年を目安にしてください。
襖や障子には、日差しを遮る役割がありますが、日光に当たり続けると色褪せや日焼けが起こります。
湿気が多い所だと表面がたわんできますので注意しましょう。
襖
日本古来より、襖は部屋と部屋を分ける「間仕切り」として使用されてきました。
昔の襖は、和紙を重ねて下地を整えた後、絵師が生み出す美しい絵柄の表紙を施していましたが、現在は表紙がプリントで表現できるようになり、無地やモダン柄など、デザインに富んだものが使われています。
そして、部屋の「間仕切り」というよりは「押入れの扉」として使用されることが主流になってきました。
襖の張り替え費用は材質によって幅があります。
安価であれば1帖3,000円程度、高級であれば1帖20,000円〜になります。
美観を求めて絵柄にこだわるほど費用は高くなっていきます。
障子
障子は襖と同じく「間仕切り」として使用されますが、襖と異なるのは「外部から目隠しをしつつ、明かりを取り入れる」点です。
現在では破れやすい和紙だけでなく、強度のあるプラスチック性も流通しています。
襖の張り替えにかかる費用は、安価なものだと1帖3,000円程度、耐久性の高いプラスチック性だと1帖1万円程度です。
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襖や障子は、こまめなメンテナンスが必要なものの、和室リフォームの中では安価で済むのが特徴です。
特に襖は色や柄によって部屋の印象を大きく変えることができるため、現在の部屋から「印象を変えたい」と望まれる方におすすめです。
まずは相談から
【事例】和室リフォーム(障子)
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和室リフォーム -小上がり和室-
小上がり和室とは、一段上がる段差を作った和室空間です。
近年、洋室リビングルームの一角に小上がり和室を設ける方が増えています。
下手をすると部屋の印象がチグハグになる小上がり和室ですが、統一感を持たせるポイントを抑えておけば、収納スペースが拡大し、豊富なメリットを手に入れることができます。
ポイント1.柱と障子の色合いを揃える
リビングルームが白を基調としていれば、小上がり和室を仕切る柱と障子も白で統一しましょう。
柱と障子の色合いを、リビングルームの基調としている色に合わせることで、洋室と和室の境目が馴染み、チグハグな印象がなくなります。
既存の洋室が奇抜な色であれば、和室のもつイメージとかけ離れてしまいますので、バランスを考慮しながら検討しましょう。
ポイント2.間仕切りを障子ではなく柱にする
リビングルームとの境目を障子で間仕切る方法もありますが、障子を取り払ってしまうのも統一感を持たせる一つの手です。
小上がり和室としての独立ではなく、等間隔に木の柱や格子を設置すると統一感が生まれます。
ポイント3.収納スペースの確保
小上がり和室は段差を作るため、床下空間を利用した収納スペースを設けることができます。
段差部分の空間を引き出しにしたり、跳ね上げ扉を付けたりと、空間の有効活用も併せて検討しましょう。
クローゼットの新設には、建物の構造上の限度がありますが、小上がり和室など床下空間を活用することで新たな収納スペースの確保ができるようになります。
洋室の使い勝手の良さを基盤にしつつ「和を取り入れたい」という方におすすめのリフォームです。
小上がり和室の費用は、3畳で150,000円〜、4.5畳で200,000円〜です。
まずは相談から
和室リフォームのすすめ
和室は洋室と比べると、メンテナンスが難しく手間がかかるというデメリットがあります。
その一方で「ごろんと寝転がれる」「落ち着く空間が欲しい」など、「一部屋は和室が欲しい」と望まれる方が多くいらっしゃいます。
リフォマでは、和室リフォームに関する情報も多く取り扱っています。
以下も参考に、ご自身のライフスタイルにあったリフォームで快適な生活を実現しましょう。
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いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
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