2022年11月21日

ふすまの張り替えにかかる費用相場は?交換目安と種類もご紹介

「ふすま」は和室には欠かせない建具ですよね。 当然ですが、ふすまも年月とともに、何らかの不具合が現れてきます。 この記事では、ふすまの交換や張り替え時期の目安と、それぞれの費用相場がについてご紹介します。 ふすまの交換やリフォーム、ふすま紙の張替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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ふすまの交換目安

ふすま

木などでできた骨組みに紙や布を張って扉や窓にした「ふすま」は、多くの家の和室で使われているのではないでしょうか。 木や鉄だけでできた扉とは違い、ふすまの素材となる紙や布は経年劣化や日焼けに弱いので、放っておくとすぐに傷や汚れがつきます。

中には、ふすまの傷から虫が入り込んで、巣を作るなんてこともあります。 こんなことにならないためにも、ふすまに傷や汚れが付いたときは、できるだけ早く張替えるようにしましょう。

ふすまの用途と種類

ふすまと聞くと、和室の部屋と部屋の仕切りとして使用されているものだけをイメージする方が多いかもしれません。 しかし、その他にも和室と洋室(廊下)を仕切る「戸ふすま」や、「押し入れ、天袋、地袋」にも使用されています。

またふすまの下地の材料によっての種類がわかれ、大きく「本ふすま(和ふすま)」と「量産ふすま」分かれます。

本ふすま(和ふすま)

本ふすまは、古くから日本で作られてきたふすまです。

基本的に職人が手作りするため、一つのふすまを作るのに多くの時間がかかります。

ふすまの縁の部分もボンドではなく、外から見えないように隠し釘で打ち付けられています。 ふすま紙の下に何枚もウケ紙を太鼓のように糊付けすることで、下地の木を傷つけないので、何回でもふすま紙を張り変えることができます。 最高の品質なのはもちろんですが、耐久性と、古くからの伝統的な洗練されたデザイン性を兼ね備えています。

その分、張り替えるのにも費用がかかるので注意しましょう。

本ふすまの張り替え相場:5,000円~30,000円
本ふすまの張り替えの工数:3~7日(乾燥の時間を含む)

量産ふすま

量産ふすまは本ふすまよりも価格が安く、手軽に取り入れることができる点がメリットです。 何度でも張替えが可能な本ふすまに対し、量産ふすまは一般的に4回程度しか張り替え(重ね張り)ができないのでおぼえておきましょう。

量産ふすまの張り替え相場:3,000円~10,000円
量産ふすまの張り替えの工数:2~3日(乾燥の時間を含む)

ふすま交換・張り替え費用の相場

ふすま

ふすまのリフォームには、ふすまごと新しいものに交換する場合と、ふすま枠はそのままで「ふすま紙」だけを張替える場合の二つの方法があります。 もちろん、ふすまごと交換するよりも、ふすま紙だけを張替えるほうが、価格は安くなります。 まずは、ふすまごと新しくする(交換する)場合です。

ふすまの交換価格(工事費+材料費費)

間仕切り

13,000円~24,000円程度

押し入れ

11,000円~18,000円程度

天袋、地袋

7,000円~10,000円程度

価格に振れ幅がある理由は、ふすまの種類、取り入れる「ふすま紙」のグレード、「図柄」が大きく影響するからです。

次に、ふすま紙の張替えにかかる施工価格の目安(材料費、技術費含む)です。

「ふすま紙」の張替え価格(工事費+材料費費)

間仕切り

5,000円~40,000円程度

押し入れ

3,000円~25,000円程度

天袋、地袋

2,000円~12,500円程度

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ふすま

「何だか最近、ふすまの汚れが目立ってきた。」「そろそろ張り替える時期なのかも。」 と感じられたら、そればふすま紙の張替え・交換を検討するタイミングです。

ふすまの価格は異なりますので、予算に合わせて適切なものを選んで下さい。 黄ばみや汚れが目立つふすまを新しくすると、お客様にも心地よい空間で過ごしてもらえます。

ぜひ、新しいふすまに交換して、和室をリフレッシュさせてみませんか?

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。