ふすまの交換目安
木などでできた骨組みに紙や布を張って扉や窓にした「ふすま」は、多くの家の和室で使われているのではないでしょうか。 木や鉄だけでできた扉とは違い、ふすまの素材となる紙や布は経年劣化や日焼けに弱いので、放っておくとすぐに傷や汚れがつきます。
中には、ふすまの傷から虫が入り込んで、巣を作るなんてこともあります。 こんなことにならないためにも、ふすまに傷や汚れが付いたときは、できるだけ早く張替えるようにしましょう。
ふすまの用途と種類
ふすまと聞くと、和室の部屋と部屋の仕切りとして使用されているものだけをイメージする方が多いかもしれません。 しかし、その他にも和室と洋室(廊下)を仕切る「戸ふすま」や、「押し入れ、天袋、地袋」にも使用されています。
またふすまの下地の材料によっての種類がわかれ、大きく「本ふすま(和ふすま)」と「量産ふすま」分かれます。
本ふすま(和ふすま)
本ふすまは、古くから日本で作られてきたふすまです。
基本的に職人が手作りするため、一つのふすまを作るのに多くの時間がかかります。
ふすまの縁の部分もボンドではなく、外から見えないように隠し釘で打ち付けられています。 ふすま紙の下に何枚もウケ紙を太鼓のように糊付けすることで、下地の木を傷つけないので、何回でもふすま紙を張り変えることができます。 最高の品質なのはもちろんですが、耐久性と、古くからの伝統的な洗練されたデザイン性を兼ね備えています。
その分、張り替えるのにも費用がかかるので注意しましょう。
本ふすまの張り替え相場:5,000円~30,000円
本ふすまの張り替えの工数:3~7日(乾燥の時間を含む)
量産ふすま
量産ふすまは本ふすまよりも価格が安く、手軽に取り入れることができる点がメリットです。 何度でも張替えが可能な本ふすまに対し、量産ふすまは一般的に4回程度しか張り替え(重ね張り)ができないのでおぼえておきましょう。
量産ふすまの張り替え相場:3,000円~10,000円
量産ふすまの張り替えの工数:2~3日(乾燥の時間を含む)
ふすま交換・張り替え費用の相場
ふすまのリフォームには、ふすまごと新しいものに交換する場合と、ふすま枠はそのままで「ふすま紙」だけを張替える場合の二つの方法があります。 もちろん、ふすまごと交換するよりも、ふすま紙だけを張替えるほうが、価格は安くなります。 まずは、ふすまごと新しくする(交換する)場合です。
ふすまの交換価格(工事費+材料費費)
間仕切り
13,000円~24,000円程度
押し入れ
11,000円~18,000円程度
天袋、地袋
7,000円~10,000円程度
価格に振れ幅がある理由は、ふすまの種類、取り入れる「ふすま紙」のグレード、「図柄」が大きく影響するからです。
次に、ふすま紙の張替えにかかる施工価格の目安(材料費、技術費含む)です。
「ふすま紙」の張替え価格(工事費+材料費費)
間仕切り
5,000円~40,000円程度
押し入れ
3,000円~25,000円程度
天袋、地袋
2,000円~12,500円程度
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「何だか最近、ふすまの汚れが目立ってきた。」「そろそろ張り替える時期なのかも。」 と感じられたら、そればふすま紙の張替え・交換を検討するタイミングです。
ふすまの価格は異なりますので、予算に合わせて適切なものを選んで下さい。 黄ばみや汚れが目立つふすまを新しくすると、お客様にも心地よい空間で過ごしてもらえます。
ぜひ、新しいふすまに交換して、和室をリフレッシュさせてみませんか?
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渡邊 一伸(ナベさん)