畳の張替えとは
最近では畳の張替えをしている人が少なくなったようですが、畳は消耗品ですので張替えをしてメンテナンスをする必要があります。 新しい畳は気持ちいいですし、何よりも「い草の香り」が私たち日本人の心を落ち着かせてくれます。
畳の張替えを一定のサイクルで行うと畳本体は20年・30年使うことができます。 畳の張替えについて正しい知識を身につけて、畳を大切に使い続けましょう。 畳を知ることで畳への愛着も湧いてくるはずです。日本人の心である畳の張替えについて学んでいきましょう。
張替え方法の違い
畳の張替え方法には「裏返し」「表替え」「新床」の3種類があります。 それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
裏返し
新品の畳は裏も表もきれいな状態です。 表面を3年から4年使った後は裏面を表面にすることで、まるで新品の畳に買い換えたような気分になれます。 裏を表にするときには、畳縁は新しいものに取り替えるため、張替えを含め業者さんにすべての作業を依頼しましょう。
表替え
畳床と呼ばれる畳の基礎になる部分を残し、表面になる畳表と畳縁を取り替えます。 畳を表裏両面使用した後に行う張替え方法で、5年から7年で表替えを行うとよいとされています。
新床
畳床も20年から30年で使用に耐えられなくなってきます。 使える使えないという判断ですと腐ったり、シロアリがついていないかぎり、使用することは可能ですが、長く使った畳と新品の畳とでは、寝心地などが変わってきます。
畳の種類
国産表・中国表・化学表
日本で使われている畳の8割が中国表です。 価格が安くいのですが国産表と比べると耐久性が低くなります。 国産表は価格は高くなりますが、耐久性もあり時間の経過とともに新品以上の味わいを楽しむことができます。
化学表は防カビ性に優れ、耐久性もあります。変色もほとんど起こりません。 ただし値段が少し高めになる傾向があります。
経糸の種類
畳表は麻糸や綿糸を経糸、蘭草を緯糸として織り込んでいきます。この経糸の違いによって畳表の種類がわけられます。
- 糸引き表(綿二芯):経糸に綿糸を使用して織られ、価格が最も安くなります
- 麻引き表(麻二芯):経糸に麻糸を使用して織られ、国産表によくタイプです
- 綿W表(綿麻四芯表):経糸に綿糸と麻糸を使用し、幅広い畳表に使われています
- 麻W表(麻四芯表):経糸に麻糸を2本使用して織られ、高級品にだけ使います
畳床の違い
畳床は建材床、ワラサンド畳床、本畳床の3種類あります。 最も安いのは建材床で品質が安定しているというメリットがあります。
ワラサンド畳床は本畳床と建材床の利点を合わせた畳床ですが、最近はあまり使われていません。 本畳床は古くから伝わる畳床で、高級畳に使われることが多く、重いというデメリット以外は非常に優秀な畳床になります。
特殊な畳
畳を洋風に使うために畳縁をなくした琉球畳と呼ばれる縁無畳や、洋間に敷くための薄畳などが、特殊な畳として販売されています。 縁無畳はデザインがシンプルで「和室」感が少ないため、若い人たちに人気の畳になります。
畳を張り替えるタイミング
畳の基本サイクルとして、新調した段階から3年から4年で裏返します。 裏だったところが表になりますが、完全に新品なわけではないため2年から3年の使用を目安とします。
5年・7年で両面を使いきることになりますので、その段階で表替えを行います。 これを繰り返せば30年近く畳を使い続けることができます。 表替えを行うときに業者さんが「そろそろ新床にしたほうがいいかも」と言われたら、次回の張替えのタイミングで新床にしましょう。
また基本サイクルの期間内であっても、傷みが激しいと感じたときは張替え時期です。 へこみや擦り傷、カビの発生や極端な変色が目につくようになったら張替えのサインですから、業者さんと畳の張替えの相談をしてください。
畳の張替えで注意すべきこと
各地で違う畳のサイズ
- 江戸間サイズ:850mm × 1760mm
- 中京間サイズ:910mm × 1820 mm
- 京間サイズ:955mm × 1910mm
- 団地間:850mm × 1700 mm
畳はどれも同じような形をしているので、すべて同じサイズだと思われがちですが実はいくつかのサイズがあります。 地方によってサイズが変わるのが特徴で、西に行くほど1畳が大きくなる傾向にあります。
またマンションやアパートでは団地間と呼ばれる一回り小さい畳を使用することがあります。 畳の張替えをするときには、まず自分の家の畳サイズを測ることからはじめましょう。
見積もり価格だけで選ばないこと
畳の張替えの見積もりをしたときに、それぞれの業者さんが提示してきた見積もり価格に、大きな差があるとします。 多くの人がこのとき「安いから」という理由で、もっとも安い価格の見積もりを提示してきた業者さんを選びがちです。
しかし、すべての業者さんが同じ畳を使うわけではありません。 コスト重視で中国産の畳で見積もりを提示してくる業者さんもいれば、品質重視で高級品の畳で見積もりを提示してくる業者さんもいます。
ある一定の品質を求めているのに「最安値」で選ぶと張替え後にがっかりすることになります。
発注前に気づいて、高品質の畳に変えたら全然安くなかったということもあります。 見積もりをもらった段階で畳の種類について確認し、できれば契約前に畳のサンプルで確認もすると尚いいでしょう。
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