2018年7月30日

居酒屋・バルの内装(改装)工事の施工箇所・種類別 金額・費用相場とポイント

居酒屋・バルの内装(改装)工事にかかる費用についてご紹介しています。居酒屋を開業する際、どの程度の資金が必要になるのでしょうか。ここでは費用のかかりやすい部分や、費用を抑えるポイントまで掲載していますので、ご参考になさってください。

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居酒屋・バル の特徴を確認しよう

居酒屋の特徴

日本ではほとんどの飲食店でお酒が飲めるようになっていますよね。通常のレストランでもビールやワインがメニューの中にありますが、お酒を中心とした飲食店は居酒屋やバー、バル、クラブとなります。

居酒屋は生ビールやカクテル、ワイン、日本酒などお酒の種類が豊富です。お酒の種類に合わせ、食事メニューも展開しています。

内装を見ても、座敷、掘りごたつ、個室客席、テーブル席、カウンターなど、店舗のコンセプトによって客席のレイアウトが幅広いのが特徴です。
提供メニューやコンセプトに合わせた内装デザインが施されます。

バー・バルの特徴

バーの場合は居酒屋のように、お酒と一緒に食事を楽しむというよりはお酒を嗜むための場所です。お酒の種類はブランデー、ウォッカなどの蒸留酒が主流で、日本酒や焼酎の提供は少ない傾向にあります。

バーでは食事の提供はほとんどなく、オリーブやナッツなどちょっとしたもので済まされます。蒸留酒が主流のまま食事をメインにしていればダイニングバーと呼ばれます。日本でもバーやダイニングバーは比較的多く、その形態もよく理解されているところかと思います。

一方で、最近多く見かけるようになったバルバールは、それぞれバーのスペイン語とイタリア語となりますが、国によって概念に違いがあるのが特徴です。

スペインでのバルとは、ワインを主流とし食事やお酒を嗜むところですが、イタリアでのバールとは喫茶店に近い概念で、エスプレッソなどのコーヒー類を朝から提供し、夕方ごろからはお酒を提供するスタイルで営業しているという特徴があります。

本来であれば、それぞれ上記のような細かいニュアンスでお店の形態に違いがありますが、現在日本ではバルやバールのほとんどが居酒屋に近い形態で運営されていることがほとんどです。

バーの内装を見るとカウンター席が主流で、照明などのダウンライトが用いられることが多いです。バルでは座敷や掘りごたつのような客席はあまり見られませんが、提供料理に合わせた内装デザインやレイアウトが施されます。

上記の通り、日本では居酒屋とバル・バールは同じようなものとして扱いを受けていますので、この記事では同等のものとして解説させていただきます。

居酒屋・バルの内装工事でやるべきこと

コンセプトを決める

居酒屋・バルの内装工事を始める前に、まずはコンセプトを決めます。
コンセプトによって内装やデザインは大きく変わりますので、はじめに決めるコンセプトはとても重要です。

居酒屋・バルと一言に言っても、出す料理によってお店のコンセプトやデザインは大きく変わるはずです。また、個室を設けるのか、立ち飲みスペースを設けるのかなど客席のレイアウトでも内装は大きく変わってきます。

大枠となるコンセプトが決まったら、デザイナーと相談しながら方向性を定め、内装・デザインを固めていきます。

物件を選ぶ

物件には、前店舗の設備や内装が何もなく原状回復が済んでいるスケルトン物件と、前店舗の設備や内装が残されている居抜き物件があります。
客席をどのようにしたいのかなどで適切な物件が変わりますので、コンセプトや客席配置にこだわりがある場合は、条件に合った物件を選ぶ必要があります。

個室客席を設ける可能性がある場合は、内装が何もないスケルトン物件を選ぶと良いでしょう。
個室客席としての仕切りが既にある居ぬき物件がみつかり、そのまま使えるようであれば居ぬき物件の方が費用をおさえることができます。

しかし、既存の仕切りが活かせない場合や、新しく仕切りをつくりなおす場合は、既存のものを取り壊すことになるためかえって費用がかかります。

スケルトン物件は一から思いのままの内装デザインを施すことができ、好きな間取りを実現できますので、レイアウトにこだわりがある場合はスケルトン物件を選びましょう。

こちらの記事ではスケルトン物件と居抜き物件の特徴や選び方を詳しく解説しているので、ご参考ください。

客席レイアウトを考える

居酒屋で和をコンセプトにする場合、掘りごたつや畳での内装を検討なさる場合もあるでしょう。

この場合、掘りごたつの設置には床に大掛かりなリノベーションが入り、畳を敷き詰めるのにも床の下地を整える必要があり、少し特殊な施工が入るため費用が高くなる場合があります。

バルは本来スペイン料理がメインとなりますので、多くの場合カウンターを中心とする客席配置で、高めの椅子と小さめのテーブルが用いられます。賑やかで活気のあるコンセプトを掲げる店舗が多いため、個室よりも立ち飲みスペースを設けているところが多いようです。

こだわり抜いたデザインやコンセプトを優先すればきりはなく、それだけ施工費用はかかります。
予算の中で収める必要がありますので、コンセプトを決めるタイミングで設備として必要となるものの金額を差し引いた内装として使える予算を決め、その予算内で可能な施工をデザイナーや建築士と話し合うようにしましょう。

居酒屋の厨房設備以外で必要な費用項目

居酒屋・バルを開業するために、厨房設備以外で必要になる費用の項目を確認しましょう。

  • 敷金
  • 前家賃
  • 左官・防水工事費
  • 軽鉄・ボード工事費
  • 木工造作工事費
  • 建具工事費
  • ガラス工事費
  • 内装工事費
  • 電気工事費
  • 給排水工事費
  • 空調・換気工事費
  • サイン(看板)工事費
  • 付帯設備費
  • 什器設備費

居酒屋・バルの場合、テーブル毎に個室を設けるなどの客席のバリエーションによって費用が変わってきます。

また、賃物件の場合は、退去時に物件の現状回復をする必要があることから敷金が高額になります。 中でも居酒屋やバル等の飲食店の場合、汚れやすいので敷金はさらに高く設定される傾向があります。

店舗を長期的に経営していくのであれば、物件を購入した方が賃貸よりも無駄がなく、原状回復の義務も生じません。 しかし、長期的に経営したいと考えても、そうはいかない場合もありますので見極めが重要です。

居抜き物件の居酒屋の改装工事の見積書を見てみよう

16坪の居抜き物件を居酒屋として改装した時の工事の費用事例をご紹介します。

各工事の費用目安

仮設工事

約10万

解体工事

約20万

左官・防水工事

約36万

軽鉄・ボード工事

約14万

木工造作工事

約52万

建具工事

約15万

ガラス工事

約13万

電気工事

約40万

給排水工事

約30万

空調設備工事

約3万

換気設備工事

約28万

塗装工事

約18万

内装工事

約50万

家具工事

約24万

サイン(看板)工事

約10万

その他諸経費

約26万

総額

約389万

空調設備工事の費用が約3万円と安く行えたのは、居抜き物件の既存の空調設備を再利用したためです。 そのため工事費用の坪単価が約24万円と抑えることに成功しました。 スケルトン物件は一からオリジナルの店内を作るメリットがありますが、工事費用は高くなってしまいます。

今回のように居抜き物件の既存の設備をうまく利用できれば、開業時の初期費用を抑えることができます。

居酒屋の厨房設備費用

居酒屋・バルではお酒と共に食事も提供しますので、厨房設備は欠かせません。 厨房設備は、設備の中でも特に費用がかかります。以下で項目ごとに費用を見ていきましょう。

厨房設備費用の一覧

2槽シンク(1000×600㎜)

¥900,000

1槽シンク(500×500㎜程度)

¥200,000

手洗い器(L-5)

¥300,000

食器洗浄機(大型業務用)

¥800,000

冷凍冷蔵庫(300ℓ)

¥400,000

コールドテーブル(120ℓ)

¥250,000

製氷機(40㎏前後)

¥400,000

瞬間湯沸器(5号)

¥150,000

作業台(甲板はステンレス)

¥50,000

焼き台(全自動)

¥150,000

ガスコンロ(2口)

¥100,000

電子レンジ・オーブン(家庭用)

¥50,000

おでん鍋(電気式)

¥50,000

ビアーディスペンサー 20ℓ/日(レンタル月額)

¥450,000

ワインクーラー(100本容量)

¥300,000

厨房設備は、料理の内容によって必要なものが変わります。焼き鳥の焼き台やおでん鍋などは居酒屋のコンセプトに合わせて取り入れましょう。

シンクは衛生の都合上、必ず保健所の許可が必要です。広さの都合でシンクのサイズを小さくしようと考えても、サイズが保健所の規定に反していれば許可が下りないということもあり得ます。希望だけで決めず、規定を確認してから適切なものを選ぶことが大切です 。

ビアーディスペンサーはビールを注ぐために必要な機器で、居酒屋・バルには必ずと言っていいほど必要なものとなります。
レンタル契約をすると、ビール樽も定期的に配達してくれる業者もありますし、1日に消費するビールの容量に応じて月額が変わります。

レンタルは毎月の出費になってしまいますが、ビールディスペンサーの定期的なメンテナンスをしてもらえると共に、故障時などのトラブルにも専門のスタッフが迅速に対応してくれるというサービスがあるところもあります。

ビールディスペンサーの不具合でビールが提供できないという状況は、居酒屋・バルの売り上げに大きな打撃となりますので、メンテナンスや故障時の対応に不安がある場合は積極的にレンタルを検討するとよいでしょう。

スペイン料理を中心とするバルが多ため、ビール同様ワインも欠かせません。ワインを提供する場合はワインクーラーが必要になります。
ワインはビールと違い、「とにかく冷えていれば良い」というものではなく適切な温度があります。質の高い店舗を目指すのであれば、ワインクーラーの導入は欠かせません。

居酒屋の内装工事費用を抑える方法

居酒屋・バルの開業費用は、およそ1,000万円前後が相場となります。
初期費用が非常にかかる業種ですが、費用を抑える方法はないのでしょうか。ここからは、開業時の費用を抑えるためのポイントをご紹介していきます。

物件選びは慎重に

費用を抑える一番のポイントは、最初の物件選びにあります。
思いのままの内装デザインを実現させたいのであれば、既存内装の残っている居ぬき物件より、一から作りやすいスケルトン物件を選択することがお勧めです。解体費用の削減になります。

居酒屋の開業で最も費用がかかる部分は厨房設備です。 スケルトン物件を選択する場合、厨房設備も一から導入する必要があるため、初期費用は大きくかかります。

厨房設備の整っている居抜き物件を選択するだけで、初期費用を200~300万円前後におさえることが可能です。

費用面を重視する場合は、希望の内装・客席設置に近い居ぬき物件を探すと良いでしょう。希望に近い居抜き物件がみつかり、内装をある程度妥協できるのであれば、大掛かりなリノベーションなく床、壁、天井、照明の変更などで開業に繋げることができ、比較的工期も短くて済みます。

ただし、居ぬき物件で厨房設備等を譲り受ける場合は造作譲渡料がかかることを思えておきましょう。
また、譲り受けた設備の状態によっては使用できない、すぐに使えなくなる可能性があることもありますので、譲り受ける段階で問題なく機能するかどうかと共に、残された耐用年数を確認しておきましょう。

居抜き物件のレイアウトや内装を活かす

居抜き物件の場合は前店舗の内装がそのまま残っており、それを上手く活用することで、費用を抑えながら開店することができます。
しかし前店舗のまま使用してしまうとイメージが変わらずインパクトもありませんので、部分的に自店舗らしさを演出できるよう工夫することがポイントです。

壁のデザインを変更する際、例えば既存の壁がクロス仕上げなのであれば、本来は一度剥がして新しいクロスへ張替えます。しかしクロスの上から新しいクロスを貼るクロスの重ね張りをすることで費用を抑えてクロス変更ができます。

壁以外にも、照明の種類や明るさ、色合いを変更するだけでも店内の雰囲気はガラリと変わります。天井が低いのであれば、埋め込み式の照明を選ぶことで、費用を抑えて空間を広く感じさせることができます。

事務所仕様の物件を見つける

物件には店舗・テナント用と、事務所用があります。
事務所用は、企業のオフィスや会議室として使用される物件です。基本的に事務所用としての物件では飲食店を経営することはできません。

しかし借り手が見つからない事務所用物件の場合、物件のオーナーが定めた一定の条件のもとであれば飲食店を開業できることがあります。
事務所用物件は、家賃や維持費が店舗・テナント物件よりも安い傾向にあるため、月々の支払いを抑えることができます。

しかしこの場合は、契約前に付帯設備の確認を行いましょう。事務所用の物件は、電気容量やガス用量が不足していることが多く、容量の増設工事が必要になる場合が多くあります。
事務所用物件は月々の支払いを抑えることができますが、付帯設備の追加工事が発生するため初期費用としてはややかかる場合もあります。

また、以下の記事居酒屋・バルの内装(改装)工事内容居酒屋・バルの内装(改装)工事の注意点では「工事内容」「注意点」についてさらに詳しく触れています。内装を手がける際にはぜひご参考ください。

まとめ

居酒屋・バルの内装工事にかかる費用は、最初の物件選びによって大きく変わります。
前店舗の設備が残っている居抜き物件を選択すれば、居酒屋の開業で最も費用のかかる厨房設備の導入費用を大きくおさえることができます。

しかし一概に居ぬき物件の方が安く収まるという訳ではなく、居ぬき物件で開店費用を安く抑える場合は、既存の内装や設備を活かすことが条件となります。
小規模の工事で済み設備も活かせるようであれば、居ぬき物件を選ぶ方が内装費用を抑えることができますが、内装が活かせず工事が大規模になる場合や譲り受けた設備がほとんど使えないという場合は、かえって費用が高くつくこともあります。

居酒屋に欠かせない厨房設備となるビアーディスペンサーなどは、メンテナンスの手間や故障時の対応を考慮するとレンタルすることがお勧めです。
また、厨房設備の導入時は、必ず保健所の規定に合うものを選びましょう。確認を怠って希望のものを購入しても、保健所の規定と合わなければ使用することはできませんので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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