2018年5月22日

ライブハウス・ダンススタジオ内装(改装)工事の費用相場とポイント

ライブハウス・ダンススタジオの内装(改装)工事で最も重要なのは、防音対策工事です。防音対策工事を専門家に依頼せずに設計、工事されたライブハウスやスタジオが多く、近隣住民からの苦情で改装を余儀なくされるケースもあります。また、スタジオと言っても音楽スタジオやダンススタジオなど様々あるため、スタジオの特徴に合わせた工事が必要となります。ここでは、ご自身のスタジオに合う内装(改装)工事の注意点や、費用相場はどのくらいかを解説します。

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ライブハウス・ダンススタジオ内装(改装)工事の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした ライブハウス・ダンススタジオ内装(改装)工事 を行う場合の概算費用です。

レイアウト設計
100〜150万円
照明工事
100〜200万円
防音工事
300〜500万円
音響設置工事
150〜300万円

「新しく自分でライブハウスを開業してミュージシャンが集まる場を作りたい」
「ダンススタジオを作ってダンス教室を作りたい」

ライブハウスやスタジオを持ちたいという希望を持った方がまず気になるのは、内装工事にかかる費用だと思います。
機材や設備費がかかるのは仕方ありませんが、最も多くの費用がかかるのは防音設備の工事です。

この記事では、まずは費用の目安を確認した後、レコーディングスタジオやダンススタジオといったスタジオの種類ごとに工事のポイント、さらには業者選びの注意点も解説していきます。

ライブハウス・スタジオの内装工事にかかる費用は

まずは、ライブハウスやスタジオの内装工事を行う際の費用目安を解説します。

他の業種の店舗内装工事と比べた時の最大の特徴は、防音工事の重要度が高いという点です。

ライブハウスの内装工事の費用目安

18坪のスケルトン物件をライブハウスに改装する際の事例

仮設工事

約12万円

軽鉄・ボード工事

約80万円

内装工事

約26万円

電気設備工事

約96万円

空調工事

約68万円

塗装工事

約48万円

看板工事

約43万円

諸経費

約80万円

総額

約453万円

総額約453万円に対して、坪単価は約25万円です。

スケルトン物件とは、前の借主が退居時に設備や内装をすべて撤去し、壁、天井、床を剥がした状態の物件のことです。 そのような状態からライブハウスやスタジオとして改装する場合には、防音工事を含めたボード工事内装工事を行う必要があります。

もし施工費用を抑えたいのであれば、ボード工事や内装工事以外の項目に関して検討しましょう。

費用を安く抑える方法として、居抜き物件を探すという方法があります。
居抜き物件とは、以前使われていた内装や備品などが残った状態で借りることのできる物件のことです。
ただライブハウスやスタジオがそうした状態で残っていることは稀なので、基本的には原状回復が済まされたスケルトン物件からの工事になります。

必要な防音レベルによって費用が変わる

防音対策工事が大部分を占めるライブハウスの工事ですが、注意する防音のポイントは2点あります。

  • 外へ漏れる音、振動が問題にならないこと
  • 外部からの騒音や設備騒音が少なく静かであること

1点目に関しては言わずもがなです。 周辺が住宅街やオフィス街の場合は、遮音性の高い防音設備が必要です。
工事に用いる素材やスタジオの広さ、窓などの開口部の状態や、スタジオが地下なのか1階なのか上階なのかなどで費用は変動します。

また、日中のみ使用可能にするのか夜間にも使用可能にするかでも、求められる防音レベルは変わります。
対策の必要な面積が広かったり、開口部が多いと費用は高るため、地下にあるライブハウスやスタジオの方が工事費は抑えられます

2点目は意外と盲点になりがちです。特にレコーディングスタジオやライブハウスは、駅の周辺や大通り沿いだと周辺からの騒音が演奏の妨げになることがあるので、物件選びの時点で気を配りましょう。

ライブハウス・スタジオ別内装(改装)工事のポイント

ライブハウス

ライブハウスは、ミュージシャンやダンサーがステージ上で演奏する場です。 バーカウンターやカフェが併設されていることも多く、ステージ、舞台袖の機材置き場、楽屋、観客スペースなど、ある程度の広さを確保することが必要になります。

ライブハウスで一番重要なのは、やはり音響設備です。

高音質で聴きやすい空間を作るためには、響きだけではなく、音質を悪くする反射音を無くすことが必要です。 特に、ステージに客席後ろから直接跳ね返ってくる反射音や、平行する大きな反射面がある場合は、音響を妨げることになるので、音を反射するであろう壁には吸音処理を施す必要があります。

リハーサルスタジオ

オーケストラやバンドが演奏の練習のために使います。
快適な練習スペースのためには、楽器ごとに練習できる部屋が複数あることがおすすめです。
1部屋6畳以上の部屋が4部屋の他、コントロールルームとレコーディングルームが1部屋ずつあることがおすすめされています。
部屋数が増える分、防音工事の費用が高額になります。

レコーディングスタジオ

レコーディングスタジオは、ミュージシャンが演奏を録音したり、編集するためのスペースです。
高音は適度に反射し低音は反射しない部屋で演奏することで、音が綺麗に聞こえるため、レコーディングスタジオではこのように音のバランスをとるような設計工事が重要です。
その他に、音響・録音機材や編集用機材を入れるスペースも確保する必要があります。

ダンススタジオ

ダンススタジオは使用目的を考えると、振動の対策が大切になります。
音楽やインストラクターの声が響くだけでなく、踊る時の衝撃が伝わるためです。

長時間踊っていると、足に負担がかかります。
また、踊りの種類によって向いている床が異なることから、床の選び方は重要です。

たとえば、バレエでは弾力性があり、滑りにくいことが求められます。リノリュームや楢、さくらやメイプルがよく用いられます。フラメンコではリズム音や衝撃を抑えることが求められます。タップダンスでは滑りにくく、リズム音が綺麗に響くことが求められます。
このように、床材の選び方は多岐に渡るため、ダンススタジオの施工実績のある業者に相談してみましょう。

防音対策工事の流れ

プランニング

業者に依頼する前に、スタジオの目的や使用時間帯などをはっきりさせましょう。
音楽スタジオとダンススタジオで防音対策が変わることはもちろん、夜間にもスタジオを使用するようなら、より厳重な対策が必要になります。
スタジオの方向性がはっきりしていることで、業者は必要な工事内容や工事の優先順位をつけやすくなるため、費用や時間の節約につながります。

事前調査

効果の高い防音対策を効率的に行うために、スタジオを作る場所や近隣の騒音レベルを測定します。
この工程は防音対策工事で重要です。
スタジオや周辺の騒音レベルを把握していないと、対策をしたにも関わらず音漏れする可能性があるためです。

提案と打合せ

調査が終わったら、スタジオ周辺の規制基準を基に、どの程度の対策が必要かを決定します。
スタジオの使用目的などを考慮し、業者は図面を引いて提案をしたり、見積もりを出します。
ただし、図面の引き直しが有料となる業者もあるため、スタジオの使用目的や予算はあらかじめ明確にしておきましょう。

施工、完成

防音対策の内容が決まれば、業者による施工が始まります。
施工が終わると、騒音レベルを測定して防音結果が確認されます。

内装(改装)工事をする際の注意点

防音対策について

防音対策は、遮音だけでなく、振動を防ぐ必要もあります。
まず、遮音シートや石膏ボードなどで、内部の音を外部に漏らさず、外の音を内部に伝えないようにします。

また、吸音といってグラスウールやスポンジ素材などで、音を通り抜けさせて反射させない対策もあります。
広いスタジオで音の反響を抑えたい時におすすめです。防振材やゴムマットなどを用いると、音の振動を防げます。
床の振動を抑えることができるため、ダンススタジオの防音対策にも有効です。

防音対策を自分でやられる方がいらっしゃいますが、使用する素材や音の処理方法の違いを把握できていないと、防音が甘く、近隣トラブルとなることも珍しくありません。
一度で万全の対策をするためにも、業者に対策を依頼することをおすすめします。

業者を見極める

防音対策は自分で行うのではなく、プロに依頼しましょう
しかし、どれほど優良な業者でも音を抑えることはできますが、完全に音を消すことはできないということを覚えておきましょう。
これを知らないと、業者に過度な依頼をして、優良な業者を見逃してしまう可能性があります。

また、施工依頼をする前には、費用相場を確認しておきましょう。
業者に見積もり依頼をすると、予算以上の金額になることもあります。
前もって知識があることで、業者の提案した対策は適切なのか、素材は適正価格なのかなどの判断がしやすいです。

業者に予算を伝えておくと、予算に合わせた防音対策を提案してもらえます。
その他に、一般の建築業者ではなく、防音の専門業者に依頼することをおすすめします。
防音工事は専門性が高いため、知識も技術も求められます。
業者の施工実績やショールームなどで、業者の技術力を確認することをおすすめします。

店舗リノベーション、店舗リフォームの注意点についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。

相見積もりをして、減額案を提示してもらう

業者を決める際は、複数業者に見積もりを依頼しましょう。 複数の業者間で価格競争を起こすことで、目安となる費用相場が見え、価格が適正化していきます。 個別で見積もりを取るのが面倒な場合は、見積もり比較サービスを利用すると良いでしょう。適正な価格を提示してくれる業者の中でも、施工事例が多く安心して任せられる業者を選びます。

どうしても予算オーバーしてしまう場合は、内装工事会社に減額案を出してもらいます。 減額案と言っても、デザイン性は落ちても、機能を維持したまま減額できる場合があるので、業者に積極的に伝えましょう。

まとめ

スタジオの内装(改装)工事の費用や注意点、スタジオ別内装(改装)工事のポイントの他に、内装(改装)工事のメインとなる防音対策工事の流れをご紹介しました。
音楽スタジオでもダンススタジオでも、音や振動が発生するため、これらの対策が重要となり、費用の大部分を占めます。

一言にスタジオと言っても音楽スタジオやダンススタジオと種類は様々あるため、適切な防音対策は異なります。
防音対策には知識も技術力も必要なため、実績のある専門業者に工事を依頼することをおすすめします。
万全の防音対策を施したスタジオを開業しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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ライブハウス、スタジオ 設計・デザインのお役立ちコラム

Q.ライブハウス・スタジオの内装工事に想定動員数が重要な訳って?

ライブハウス・スタジオの内装工事を設計する際には、どれくらいの人数を収容できる設備にするかを決めなければなりません。

観客席の床面積の広さを決める必要もありますが、設備としても床の荷重計算や、観客が飛び跳ねる際の振動、衝撃音のレベルも踏まえた遮音対策が必要になってきます。

また、ライブハウス内部の換気量や空調機能のキャパシティ、音響機器を含めた電気機器を賄えるだけの電気容量の算出など、裏側の設備的にも想定動員数に応じた設備設計が必要となってきます。