オフィス設計のポイント
参考:https://pixabay.com/ja/オフィス-アップル社-レンダリング-3-d-最小限-1966380/
オフィスは空間の真ん中にデスクを置いて、壁面に本棚などを並べておけばいい。
そんなふうに考えていませんか?
限られた空間を最大限に効率よく利用するためには、深く考えずに空間レイアウトを行うのではなく、きちんと理想の空間にするための設計を行ったうえで、内装工事を始める必要があります。
オフィスの設計をするときのポイントは下記の5点です。
動線の最適化
オフィス内で人がどう動くのかを考えることは、オフィス設計の基本中の基本です。
例えば背中合わせでデスクを並べる場合は、その間を人が余裕をもって人が通れるだけの空間を確保します。
オフィス内にいる人が無駄な動きをせず、効率的に仕事ができるように機器の配置やデスクのレイアウトを考えます。
居心地のいい空間の演出
職場起きている時間の中で最も長くいる場所ですから、その空間が暗かったり、雰囲気が悪いと従業員はストレスを溜め込んでしまいます。
居心地のいい空間にするために、現在のオフィスでどのような問題点があるのかを洗い出し、従業員の不満に対して改善すべき点を盛り込むことで、オフィスを居心地のいい空間にすることができます。
コミュニケーションの取りやすいレイアウト
仕事は1人で行うものではなく、同じ部署やチームのメンバーと協力して行うことがほとんどですよね。
そうなるとお互いのコミュニケーションを、より取りやすくする必要があります。
会話しやすいレイアウトを考え、カフェスペースのような休憩エリアを配置することで、車内のコミュニケーションを活性化させることができます。
企業イメージに合ったデザイン
オフィスの内装工事は、デザインがよければ何でもいいというわけではありません。
会社の持つイメージを意識したデザインにすることで、来社したお客様に企業イメージが伝わりやすくなります。
また自社製品を展示するようなことも企業イメージの共有につながります。
ゾーニングを意識
一つひとつのエリアの役割を明確にすることで、それぞれの空間に求められる機能を最大限に発揮することが出来ます。
来客スペースをワークスペースと完全に切り分けたり、通路とデスクエリアを分離したりすることで、メリハリのある仕事をすることができます。
このようなゾーニングを行うことで、オフィス空間をより快適なものにすることができます。
床のデザインについて
参考:https://pixabay.com/ja/書籍-椅子-家具-屋内植物-オフィス-ルーム-シャドウ-1840463/
これまでのオフィスの床のデザインは、メンテナンスのしやすさなどを優先するくらいで、床をデザインするという考え方がありませんでした。
ところが、様々な種類の床材が増えてきたことで、床のデザインに意図を持たせることができるようになりました。
例えばゾーニングで、通路とワークスペースを床のデザインで切り離しをすることができます。
一般的なオフィスの床はグレーのフロアタイルが多いのですが、これは汚れが目立ちにくいという理由で採用されているためです。
そんなグレーのフロアタイルを内装工事で違うものに置き換えるだけで、オフィスを理想の空間にすることができます。
床材を木目のフロアタイルにするだけで、オフィスの雰囲気が明るくなります。
床なんてなんでもいいと決めつけずに、オフィスをより良い空間にするためにも、床のデザインは徹底的にこだわりましょう。
明るい空間にすることを優先するのか、ゾーニングでメリハリのある空間にするのかなど、その目的を明確にして、目的に合った床のデザインを行いましょう。
壁のデザインについて
参考:https://pixabay.com/ja/オフィス-スペース-オフィス-日当たりの良い-コワーキング-会議-1744805/
床と同じくらい、理想の空間づくりで大切なのは壁のデザインです。
借りたばかりのオフィスは、広い空間ですが、パーティションや造作壁の内装工事を行うことで、空間を切り分けることになります。
このときパーティションを用いると無機質なものになりがちですが、造作壁を利用することで、自由に壁のデザインをすることができます。
造作壁は石膏ボードを張り付けるため、壁紙を貼ることもできますし、塗装仕上げで高級感を出すことも出来ます。
最近では内装用のタイルなどがありとてもオフィスの壁とは思えないような、高い質感の壁を作ることができます。
もちろんシンプルに白色の壁紙を貼るだけでもいいのですが、それもオフィス空間全体のバランスを考えて決めるようにしましょう。
また、壁のデザインを行うときは壁面収納についても、一緒に考えておく必要があります。
多くのオフィスでは壁面に本棚などを設置することになりますが、その本棚などの収納と壁面がマッチしていないと、空間のイメージがチグハグしたものになります。
壁のデザインを行うときは、必ず壁面収納まで考慮するようにしてください。
壁も床も空間全体の調和を考えてデザインすることで、オフィスはより良い空間へと変わっていきますので、それぞれ単独でデザインするのではなく、全体の空間コンセプトを明確にして、それに従ってバランスの良い設計を行いましょう。
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