2017年11月3日

飲食店の防水工事の必要性と注意点

飲食店の防水工事と聞いてすぐに理解できる人は、これまで何度も開店作業をしてきた人か、もしくは店舗設計や現場工事をしている人くらいです。普通の人は「防水工事ってどこを防水するの?」というくらいの感覚しかないかと思います。でも、防水工事の有無で店舗の経営を大きく揺るがすトラブルにつながることもあります。 ここではそんな防水工事の必要性や、その注意点などについて分かりやすく説明します。なぜ防水工事が必要なのか、そしてどのような点を気をつければいいのか。これから飲食店を始めようという人は、必ずチェックしておきましょう。

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防水工事の必要性

photoACより

家のキッチンを思い浮かべてもらうとわかりますが、厨房では水を使います。給水栓だけでなく、排水を流すための排水管。食洗機などにも水の配管がつながっています。飲食店の厨房では、さらに複雑に給排水の配管が入り組んでいます。このため、漏水を起こしてもその原因を突き止めるのが容易ではありません。

さらに、お店が開いていない時間には誰もいないということもあり、漏水していても開店準備に誰かがやってくるまで気づかないということもあります。このため、お店にやってきたら床が一面水浸しだけでなく、階下のお店から漏水の苦情が入っているというのも、決して珍しいことではありません。

もし防水工事をきちんとしていたなら、水が階下に漏れることはなく、トラブルは店内から広まることはありません。階下のお店から損害賠償請求をされるということもありません。防水工事には費用がかかりますので、ついつい「大丈夫だろう」と施工しないまま開店することがありますが、その結果として数千万の損害賠償を払えず閉店するということもあります。

防水工事というのは、安全に経営を続けていく上での保険のようなものです。水漏れが発生する確率はとても低いのですが、100%水漏れを起こさない飲食店というのもありません。そう考えると、多少無理をしてでも開店前に防水工事をしておきたいところです。

防水工事にかかる金額

防水工事は保険のようなものとお伝えしましたが、それではその保険に対してどれくらいの費用が発生するのでしょう?あまりにも高すぎると、防水工事が重要だと言われても「なんとかなるかも」と思い込みたくなりますよね。

一般的に防水工事にかかる費用は100万円前後と言われています。厨房の大きさや形状によって多少の違いはありますが、100万円をプラスした予算で考えておけば、それほど大きくは外れないはずです。ちなみに工期は1週間くらいを見ておきましょう。それだけお店のオープンが遅れてしまいますので、最初から防水工事の期間も考えて開店スケジュールを立てるようにしましょう。

店舗をリフォームする際に、防水工事を依頼することもあるでしょう。この場合、店舗リフォームの費用も気になるのではないでしょうか。
こちらの記事では、店舗リフォームの費用について詳しく解説しているので、ご参照ください。
店舗リフォームの費用相場は? 業種ごとの事例とデザインを解説!

防水保証書とは

防水工事は専門業者に依頼することになりますが、このとき重要なのが防水保証書の存在です。これは防水工事を行ったあとに、水漏れによる漏水が発生したときに、その損害を施工業者が賠償し、なおかつ漏水部分を補修するといったことを約束するためのものです。工事をやったらそれでおしまいというのではなく、工事後も問題ないということを保証してもらいます。

防水工事をするときには、必ずこの防水保証書を出してもらいましょう。防水保証書のない防水工事は、保険という意味では何もしていないのと変わりません。しっかりとした専門業者は必ず防水保証書を出してくれますので、そのような業者を選ぶようにしましょう。

また、何年保証してくれるのかというのも重要です。飲食店の場合は、最低でも10年間は保証してもらうようにしましょう。保証期間が終わる前に防水工事を行うことで、常に保証されている状態を保つようにしましょう。

注意点

飲食店の床を防水工事するときの注意点についても見ていきましょう。

居抜き物件では年数を確認する

防水工事をしている居抜き物件であれば、工事をしなくてもいいと思っている人もいるようですが、その防水は工事から10年以上経過している可能性があります。工事をしたばかりであれば問題ありませんが、ある程度時間が経過しているのであれば、防水工事を再度行うようにしましょう。そのまま利用する場合は、必ずテストを行って問題ないことを確認してください。

業者を選ぶときは値段だけで決めない

防水工事で重要なのは「絶対に水を漏らさない」ということです。このためには多少費用が高くても腕のいい職人のいる業者に依頼しましょう。

・打ち合わせで丁寧に説明をしてくれる
・あまり値引きをしない
・見積もりに詳細な費用が書かれている

このような業者であれば、ある程度は信用できます。打ち合わせをしながら、この業者なら大丈夫だと感じ、なおかつ防水保証書を付けてくれる業者を利用してください。間違っても安いからという理由だけで業者を選ばないようにしましょう。

まとめ

ここまでの説明で飲食店の防水工事が、どれくらい重要なものなのか理解できたかと思います。水漏れは絶対に起こるわけではありませんが、絶対に発生しないとも言えないトラブルです。発生してから慌てるのではなく、店舗を守るための保険だと考えて、必ず行うようにしてください。

また、防水工事を行う場合には、必ず防水保証書を付けてもらい、常に防水が保証されている状態を保って営業してください。

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