2017年11月3日

イタリアン料理店の内装(改装)工事の種類

イタリアン料理店の内装(改装)工事種類についてご紹介しています。イタリアン料理店ならではの内装(改装)工事について見ていきましょう。

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イタリアン料理店の種類ごとの内装(改装)工事で気をつけるべきこと

イタリアン料理店としては、「ピッツェリア」「トラットリア」「リストランテ」などに分けられます。意識をせずに入店なさる方が多いですが、それぞれ価格帯や形態でやや表現が変わりますので、内装デザインで重視したいことも異なってくるでしょう。
ご自身の目指すイタリアン料理店に近い形態を参考にしながら、内装を考えていきましょう。

ピッツェリアとは

本来、ピッツェリアとはピザ専門の料理店のことです。イタリアン料理店であればどこでもピザ窯がありますが、ピッツェリアの場合名前からもピザがメインであることが伝わりやすいため、お客様からピザ窯が見えるように配置するなどで雰囲気を出してみると良いでしょう。

ピッツェリアの場合、厨房を店内中心に設け、調理の様子を見せられるようにしている場合がよくあります。
また、店舗の外からでもピザ窯が見えるように配置することで、お客様の印象に残りやすく来店のきっかけをつくることにも繋がります。

その他ピッツェリアのレイアウトでの特徴としては、テーブルの配置です。
日本でピザを食べるときは大人数でシェアするのが一般的ですよね。ピザを乗せた大皿の他、一人一皿小皿が必要となりますので、テーブルは広い方が勝手が良いです。

トラットリアとは

本来、トラットリアとは家庭料理や郷土料理を楽しめるカジュアルな料理店を指します。
家庭料理や郷土料理がメインとなることから、イタリアの田舎町のような雰囲気を演出したり、温かみのある内装でラフな雰囲気を演出する店舗が多く見られます。

イタリアン料理店に限らず洋食店の場合、本場のインテリアを使うなど本場の雰囲気を演出しようとした結果、重厚感が出てしまうことは多いです。
気軽に料理を楽しんでもらうためには、温かみのある印象を大切にして内装をデザインしていきましょう。

天井や壁、床の仕上げにはベージュやオレンジといった暖色系を用い、間接照明やオレンジの照明を選ぶと雰囲気ができます。レンガやタイルなどデザイン性の高い素材を用いたり、絵皿や絵画などをインテリアに組み込むのもおすすめです。

リストランテとは

本来、リストランテとはいわゆるレストランを指しで、トラットリアのようなカジュアルなものから高級レストランまでの総称です。日本では、主にコース料理などを出す高級志向のレストランとして用いられる場合が多いかもしれません。
テーブルの配置に余裕を持つことでゆったりと空間を使い、テーブルごとにテーブルクロスをかけたような店舗がよく見られます。

高級レストランとしてコース料理を提供する場合、テーブルごとに注文がなくとも程よいタイミングで料理を提供する必要がありますので、様々な料理の作業が一斉に走ることになります。滞りなく提供するためには、広い厨房が必要です。
厨房設備は、飲食店の内装工事の中で最も費用がかかる項目です。規模が大きくなれば、その分費用がかかることが予想されます。

また、高級レストランとなればそれだけ仕上げ材や照明などにこだわりたくなりますよね。内装デザインにこだわればこだわるほど費用は際限なく高額になってしまいますので、内装費としていくら使えるのか費用を分けて考えましょう。
高級感は、インテリアや照明の使い方一つでも演出することができるので、工夫してみると良いでしょう。

高級感と共に統一感も重要です。シックな色味でまとめてしまうと、高級クラブのような印象となる可能性があるため、天井や壁、床材をはじめ、テーブルクロスもシンプルな色味で統一すると、すっきりとしてまとまりが出ます。

イタリアン料理店の内装(改装)工事でポイントとなる項目

歴史を感じさせながらカジュアルさを演出できる内装材


歴史的建造物が多いイタリアらしさを演出するため、また、温かみを演出するためにアンティーク調の内装を検討なさる方もいらっしゃいますよね。

古い良さを感じられるようなアンティーク感を出すためには、色にバラつきのある木目調の家具や木材を使用したり、タイルで仕上げると、時の流れを感じてもらいやすいです。
タイルは色や柄物を用いることで華やかな印象も持たせることができるので、明るい印象になります。

赤や緑といったイタリアを連想させる色をポイントで用いることもおすすめです。内装としてではなく、インテリアで組み込むと費用が抑えられます。

お客様が見ても楽しい厨房まわり

一般的な飲食店では、厨房設備はお客様の目に触れないようなレイアウトとなっていることがありますが、あえて見せるようなレイアウトを採用するのもおすすめです。

調理風景も内装の一部と考え、オープンキッチンなどで見せる厨房を作ると、料理提供までのお客様の楽しみをつくることができます。
しかし、上記でも飲食店では厨房設備費がかかることをご紹介しましたが、オープンキッチンを採用するとなると、さらに費用は掛かります。一般的なお客様の視界に入らないキッチンであれば、見栄えを気にすることなく低価格の素材で施工を済ませることができますが、オープンキッチンの場合はお客様の視界に入ることになるため、そうはいきません。

内装工事費は施工した面積で求められるため、高い仕上げ材を用いる程価格は高くなります。見える部分だからとデザイン性を重視して素材を選んだとしても、その見栄えの良い素材が厨房に適する機能を持ち合わせていないこともありますよね。このような場合は、機能性を重視して素材を選びつつ、その他でデザイン性を補うのが良いでしょう。
例えば、ワインボトルを陳列したり、インテリアとしても使える食器などを厨房周りにレイアウトすることで、厨房周辺の美観を高めることが可能です。

美観を求めたことで機能性が落ちてしまうということは好ましくありませんので、その他で美観を追求し、素材は最適な機能を持ち合わせたものを使用しましょう。

イタリアン料理店の内装(改装)工事の費用についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。
イタリアン内装(改装)工事の費用相場とポイント

まとめ

イタリアン料理店の種類別内装工事で気をつけたいことや、内装工事のポイントについてご紹介しました。

ご自身の営業形態に合い、お客様が楽しめる内装デザインを考えましょう。

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