2018年1月17日

美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事の注意点

美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事の注意点についてご紹介しています。美容院・ヘアサロンは、設備費のかかる店舗形態であることから、費用を抑えながら実現可能な内装を考える必要があります。工事費を抑えるポイントを把握し、こだわりたい部分に費用を掛けられるよう工夫しましょう。

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美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事の注意点

内装デザインが重要になる

美容院・ヘアサロンを探す際、ネット情報を参考にするお客様が多いです。
その理由は、店内写真やスタイリスト紹介をはじめ、施術メニューの値段など気になる項目が前もってわかるためです。

お客様はご自身の見た目を預けるわけですから、美容院の雰囲気に関しては特に重視します。そのため、美容院・ヘアサロンでは内装デザインがお客様獲得の重要な要素となるわけです。 美容院・ヘアサロンの内装デザインで演出すべき雰囲気は、おしゃれで洗練された雰囲気トレンド感清潔感リラックス感安心感などがあげられます。

これらを演出しながら、忘れてはいけないのが自店舗らしさを出すことです。美容院・ヘアサロンの店舗数は今や飲食店より多いとも言われていますので、他社競合の中でも良い意味で目立つ必要があります。良い意味で目立つことでお客様に認識してもらいやすく、良い印象を持ってもらい、来店に繋がります。
自店舗らしさを出した内装デザインに仕上げるためには、美容院・ヘアサロンのコンセプトを明確にしておくことが第一です。

コンセプトをベースに内装デザインを施すためには、どんなお客様をターゲットとし、どんな雰囲気のお店にしたいのかを明確にします。お客様の年齢層が比較的高めで、日ごろの疲れを癒しに来るような、非日常感のある贅沢なひと時を過ごしてもらいたいのか、それとも若いお客様も入りやすいような、和気あいあいとしたカジュアルでトレンド感のあるお店にしたいのか、などによっても内装イメージは大きく変わりますよね。

お客様の立場から内装デザインを考える

美容院・ヘアサロンにいらっしゃるお客様は、店舗内でまとまった時間を過ごします。
お客様が退屈しないよう雑誌などを用意するのが一般的ですが、それにしても居心地が悪くては苦痛の時間を強いることになってしまいますよね。お客様がくつろぎやすく、リラックスしていただけるようなデザインを目指しましょう。

隣のお客様との距離が近かったり、近くのお客様と目が合いやすいようなレイアウトではなく、お客様同士が気にならない座席のレイアウトを考慮します。また、外の通行人から見えすぎてしまうような場合も配慮が必要です。

美容院・ヘアサロンでは施術メニューにシャンプーなどの工程が含まれるため、お客様自ら席移動をしていただくことがあります。お客様が店内を安全に移動しやすいレイアウトを考えることも重要です。

見た目の良さだけでなく、お客様が過ごしやすくリラックスできる環境を提供できるよう工夫することがリピーター獲得に繋がります。

スタッフの作業動線やメンテナンス効率に配慮する

美容院・ヘアサロンのスタッフはヘアカットの他にシャンプーをしたり、ヘアカラーやパーマ用の器具を運ぶなど、様々な動作を行います。スタッフにとっても動きやすいレイアウトを考えましょう。
上記の通りお客様にも工程によって席移動が伴いますので、基本的に通路は器具や人の移動がスムーズにできるよう広く確保します。

美容院・ヘアサロンは、お客様に直接触れる仕事になるため、清潔感がとても重要です。しかし、切った髪が散乱し、薬剤などで汚れやすいうえ、客席近くに水回り設備を置くことになるため汚れやすいのが特徴です。
そのため、壁や床の仕上げには汚れにくもの、または汚れを落としやすい素材を必ず用いましょう。

スタッフが施術、掃除などの業務をこなしやすい素材、レイアウトを考えることは、作業効率の改善にも繋がります。

内装工事費を明確にする

美容院・ヘアサロンは、水回り設備の設置が必要なため、内装工事の中でも設備費の占める割合が多くなります。
予算内で内装を施すためには、まず必要となる設備の購入や設置にいくらかかるのかを把握し、そのうえで設備費以外の内装工事費としていくら使えるのかを割り出します。
デザインにこればこるほど費用は大きくなりますので、まず初めに予算を確認することが大切です。

また、あらかじめ内装デザインの予算とコンセプトを決めてから業者に依頼することで、予算内で効率よくデザイン設計をしてもらうことができます。初めから明らかにしておくことで、実際には施工不可能となる高額な施工やデザインを提案されることがなくなります。

こちらの記事で美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事について詳しく解説しているので、ご参考ください。

美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事費用を抑えるための注意点

お客様に見えない所で費用を調節

美容院・ヘアサロンはデザイン性の求められる店舗形態ではありますが、お客様の見えない部分に関しては費用をかける必要はありません。
スタッフの休憩室や倉庫など、お客様の目に触れないスペースでは安価な素材に切り替え、費用調節を図りましょう。内装工事費は施工面積で求められることが一般的なため、高級な素材を用いる面積を少なくすれば、その分費用を抑えることが可能です。
安い仕上げ材を用いても予算を超えてしまいそうな場合、仕上げ無しにすることでさらに費用を抑えられます。

減額案を提示したり複数業者に見積もり依頼をする

業者を決める際は、複数業者に見積もりを依頼しましょう。複数の業者間で価格競争を起こすことで、目安となる費用相場が見えてくる他、無駄な部分がそぎ落とされることで価格が適正化していきます。 個別で見積もりを取るのが面倒な場合は、見積もり比較サービスを利用すると良いでしょう。安すぎず高すぎず、適正な価格を提示してくれる業者の中でも、施工事例が多く安心して任せられる業者を選びます。

どうしても予算オーバーしてしまう場合は、内装工事会社に減額案を出してもらいます。
減額案と言っても、機能を落として減額するばかりでなく、機能を維持したまま減額できる場合があります。これをVE(バリューエンジニアリング)と言いますが、施工実績が多い優良な業者ではVE技術を持っていることが多くあります。費用を抑えるため、むやみに機能を諦めた減額をしてしまうと、のちのち使い勝手が悪くなったり見栄えが安っぽくなってしまいます。

内装のあちらこちらを見直すことで、トータルまとまった金額を減額できる場合もありますので、積極的にVE案を依頼してみましょう。

まとめ

美容院・ヘアサロンの内装(改装)工事について、そのポイントと注意点、費用の抑え方をご紹介しました。
美容院・ヘアサロンでは、おしゃれで洗練された雰囲気トレンド感清潔感リラックス感安心感がとても重要となります。その中で他競合店との差異化を図り、自店舗らしさを見出していくことが必要です。

美容院・ヘアサロンは設備費がどうしてもかかる店舗形態でもあるため、どうしても省くことのできない設備費をまず把握・確保しながら、その他内装費として使える金額を割り出します。また、予算内で収めるためには、費用をかけるべきところと、そうでないところの見極めをしていきます。

予算内で美観も利便性も考慮した美容院・ヘアサロンの内装工事を検討していきましょう。

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