柱の修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 柱の修理 を行う場合の概算費用です。
- ペットによる傷
- 10,000円〜30,000円
- 老朽化による修理
- 10,000円〜60,000円
- 腐食による修理
- 20,000円〜60,000円
まずは相談から
柱傷の修理とは
猫や犬などを室内で飼っていると、どうしても家の柱に傷がついてしまいます。持ち家の場合はそのままにしておいてもいいのですが、賃貸物件の場合は原状回復しておく必要がありますので、傷を消しておかなくてはいけません。
そんなときに依頼するのが柱傷の修理リフォームです。技術の高い業者の場合は、柱傷がまったく分からなくなる修復が可能で、柱だけでなく家具などの傷の補修も依頼することができます。
DIYで柱傷を補修する方法
柱傷には修復具合や傷の深さによっていくつかの修理方法があります。ここではそれぞれの補修について紹介します。
クレヨンで塗る
もし浅い傷の見た目を改善したいだけなら、補修用のクレヨンを使って色を塗るという方法があります。キズ消しクレヨンはホームセンターや100円ショップなどで入手でき、手軽に傷を目立たなくさせることができます。
傷がなくなるわけではありませんし、大きな柱傷の補修には適していません。それでも、少し気になる程度の傷なら近づいて見ないと分からない状態にまで補修可能です。
パテ修理
DIYでの柱傷の修理で最も一般的なものが、パテ修理になります。パテ補修はプロが採用する手法のひとつですが、傷の状態や大きさによって補修に使う材料を使い分けていることが、DIYとプロの仕事の最大の違いです。
そしてDIYでパテ補修を行う場合は、どうしても周りの柱との色の違いが目立ってしまいます。業者に依頼をすると仕上げの塗装を行うことで、傷があったことがまったくわからなくなるまで補修してもらえます。
カンナ修理
大工さんに修理依頼をした場合、傷が浅い場合はカンナで傷周辺を削り取ってしまいます。見た目に問題がなければそのままにして、場合によっては薄い木のシートを貼って修理します。よほど深い傷でない限り、カンナ修理で柱傷を取り除くことが可能です。
見よう見まねでできるものではなく、DIYをすると取り返しのつかない状態になることもありますので、業者に依頼して修理してもらいましょう。
埋木修理
埋木の修理は、パテでは塞ぐことができない大きな柱傷を埋めるときに行います。傷や穴などがある場所を大きく切り抜き、同じサイズの木で埋めることで違和感なく修理することができます。DIYでも可能ですが、表面の処理などが必要になる高度な修理方法ですので、こちらも専門の業者に依頼することをおすすめします。
自分で補修できないときは業者に依頼する
DIYでは完全に柱傷を目立たなくするのは難しいため、深い傷をきちんと直したいのであれば、確かな技術を持った業者に依頼しましょう。
ただし、業者はどこでも同じというわけではなく、DIYと変わらない程度の技術しかない修復業者もいれば、職人の手によって傷がまったくわからなくなるくらいにまで仕上げてくれる業者もいます。大切なのは、どの程度まで修復させたいのかということを明確にしておくということです。
費用を抑えることが優先であれば、価格の安い業者に依頼すればいいのですが、柱傷がまったく分からないような状態にまでしたいのであれば、多少の出費は諦めてください。安い業者に依頼した結果、満足できずに他社に依頼するというようなケースもありますので、業者選びをしっかりと行うことが重要です。
柱傷を補修するときの費用相場
柱傷を業者に依頼して補修するとなると、どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。業者に依頼した場合と、DIYで補修した場合の費用についてご紹介します。
業者による柱傷の補修:1万~6万円
DIYによる柱傷の補修:100~1000円
業者とDIYを比べると、かなり金額に差が出るのが分かります。ここまで金額が違うとなるとDIYでなんとかしたくなりますが、すでに説明しましたようにDIYでできるのは柱傷をごまかすことだけです。きちんと直す必要があるのなら、知識と経験のある専門の業者に依頼しましょう。
柱傷を補修するときの注意点
実際に柱傷を補修するときに気をつけたいポイントが2つあります。どのような点に注意して補修すればいいのかを見ていきましょう。
賃貸のときは原状回復を考える
賃貸物件の柱に傷をつけてしまった場合、原則として原状回復をしなくてはいけません。この原状回復というのは、傷を目立たなくするのではなく、傷そのものをなくす必要があります。チェックするのはプロですので、クレヨンで傷を目立たなくしてもすぐにバレてしまいます。
数ミリ程度の傷なら見逃してもらえることもありますが、ペットがつけた傷などはDIYでの補修ではとても対応できません。強引に補修をしても無駄になってしまいますので、まずは貸主に確認してもらいましょう。原状回復をして戻すように言われることもあれば、貸主側で業者に依頼するケースもあります。
原状回復させるように指示された場合は、自分で業者を探して直してもらいましょう。貸主側で業者に依頼する場合には、借りるときに預けた敷金から修理費用を引かれますので、どれくらいの減額になるのかだけ確認しておきましょう。
柱が腐っているときはシロアリの可能性がある
自分で傷をつけた記憶もないのに柱が腐食しているように見える場合は、柱傷ではなくシロアリによる被害も考えられます。柱が黒ずんでいたり、叩いたときの音が軽かったりするケースではシロアリが発生している可能性があります。
この場合は、いくら表面の傷を消したところで根本的な解決にはなりませんし、さらにシロアリが繁殖するかもしれません。自分でシロアリ退治をすることも難しいので、傷ではなく腐食している場合には、必ずシロアリ駆除業者に相談して、完全に取り除いてもらいましょう。
まとめ
柱傷はそのままにしておくとみっともないですし、賃貸物件の場合には原状回復が基本ですので、なんとかして消したいところです。インターネットで調べるとDIYで補修したという例が出てきますが、実際にDIYで出来るのは小さな傷を隠すことだけです。
原状回復で正しく元に戻す必要がある場合や、傷が大きくてとても自分で直せそうにない場合には、無理にDIY補修をするのではなく、専門の知識と経験を持った業者に依頼して直してもらいましょう。
柱の修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 柱の修理 を行う場合の概算費用です。
- ペットによる傷
- 10,000円〜30,000円
- 老朽化による修理
- 10,000円〜60,000円
- 腐食による修理
- 20,000円〜60,000円
まずは相談から
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
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柱傷 修理のお役立ちコラム
Q.柱傷を修理するメリットって?
柱傷がある場合、修理した方がよいのか悩むことがありますが、柱傷を修理するメリットは色々なものがあります。まず、見栄えが悪い柱傷を修繕することで、柱だけでなく、部屋全体が綺麗に見えるようになるでしょう。
次に、柱に傷があるということは、ささくれだっていたり、刺が出ていたりする可能性がありますので、子どもでも大人でも手がふれた時にケガをしてしまう危険性があるので、修理した方が良いでしょう。
また、柱傷がある状態は、内部が出てしまっているので、腐りやすくなったり、カビやすくなったりしてしまいます。柱は住宅の構造を支えているひとつであるため、傷がある状態で放っておくことはあまり良くはありませんので、早めに修理するようにしましょう。
渡邊 一伸(ナベさん)