室内ドアリフォームの費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 室内ドアリフォーム を行う場合の概算費用です。
- 室内ドア交換
- 40,000円〜100,000円
- 室内ドア新規設置
- 60,000円〜250,000円
- ドア穴の修理 + シートの片面張替え
- 50,000円〜80,000円
- ドア穴の修理 + シートの表裏面張替え
- 60,000円〜90,000円
室内ドアのリフォームとは?
皆さんは一日に何回室内でドアを開け閉めするかを考えたことがあるでしょうか?室内ドアを含めて建具は生活の一部として完全に溶け込んでいるので、ドア自体を意識することはほとんどないと思います。
ですが、生活の一部として溶け込んでいるからこそ何か不具合があると生活そのものに直結します。
室内ドアは建て付けが悪くなって、開閉がうまくできなかったり、開閉音がうるさくなったりします。この場合のストレスは考えている以上にひどいです。特に寒さ厳しい冬場にドアにトラブルが起きると生活の質の低下に直に繋がります。
ドアノブのトラブルを除いたドア自体の「開閉」についてのトラブルは基本的に原因がいわゆる経年劣化=寿命によることが多いです。長期間使っているうちに生じるドアの枠やドア自体のゆがみがこの劣化の正体になります。調整を行ってもよくならないような場合は、ドア自体の交換が必要になります。
ドアの不具合には、それ以外にも大きな家具や荷物を運んでいる際に、ドアに当たって穴が開いてしまったということもよくあります。ドアに開いた穴は見た目が悪いだけでなく、尖った部分が人に刺さったりといったケガをももたらしかねません。このようにしてできたドア穴は基本的に修理できます。
また、最近は高齢者が増えていることもあり、室内ドア自体にトラブルがなくとも、住みやすいようにドアをバリアフリー対応にするリフォームも増えています。
室内ドアの交換が必要になる場合
先に書いた通り、ドアの交換が必要になるのはドアの劣化によるゆがみが原因となるトラブルです。ドアの状態や使用頻度によって違いますが、一般的には次のようなタイミングでリフォームするのが適正だとされています。
- ドア枠:10年〜15年
- ドア:20年
これらはあくまでも目安です。基本的には使用時に異音がしたり重く感じたりして、使用時にストレスがあるようでしたら、それがリフォームのタイミングです。ドアが寿命を迎えていなくても、地震などで枠がゆがむこともありますので、各々がストレスを感じたらドアの交換を考えてみるといいでしょう。ゆがみが軽い場合は、調整で済むこともあるので、不具合を感じたら早いうちにプロに診てもらったうえで、その後の対応を相談してみるのもおすすめです。
また、ゆがみなどの不具合による交換だけでなく、バリアフリーのためにドア(開き戸)を引き戸にするといったライフスタイルの変化に応じたリフォームも検討してみるといいでしょう。
室内ドア穴の修理の流れ
室内ドアに開いてしまった穴の修理は、ただその穴を埋めるということであればDIYでも可能です。ですが、それだけでは相変わらず見た目が悪いままです。穴を埋めた上で仕上げを綺麗にするのは素人にはなかなか難しい作業になるので、修理自体をプロにお願いすることをおすすめします。一般的にドア穴の修理は次のような流れで行われます。
- ドア穴をパテやメッシュテープで塞ぐ
- 塞いだ部分をならす
- 周囲と柄を合わせる or ダイノックシートをドア一面張替える
特に難しいのは周囲と柄を合わせたり、ダイノックシートと呼ばれるドアを覆っている薄いシートの張替えです。基本的にシートの柄というのは元のものと完全に同じものは存在しません。そんなシートの柄を周りと合わせる作業には熟練の職人技がいります。また、穴をならした上でダイノックシートを貼るにはそれなりのコツがいるのでDIYの作業に慣れない方には不向きです。
室内ドアをリフォームするための費用
ドアのリフォームを行うにあたって気になるのは、やはりいくらくらいで交換できるのかということですよね。
金具の交換くらいの修理であれば、2万前後で直すことができます。ただし、穴が開いたドアの補修のような大掛かりな修理が必要なケースでは10万円くらいかかることもあり、場合によってはドアの交換のほうが安くなることもあります。
もし現在のドア枠を流用できるのであれば比較的安価にリフォーム可能で、枠ごとの交換になると10万円以上かかります。また、開き戸を引き戸にするような、開閉方法の違うドアにリフォームする場合には、壁面も含めて手を加えなくてはいけないため、20万円以上が相場になります。
また、交換するドアのグレードによっても費用に違いが出ます。ハイグレードなドアや防音ドア等の場合は、ドアそのものの価格が高く、トータルの費用が大きくなってしまいます。
リフォームで使用できる室内ドアの種類
室内ドアには開き方によって3種類のタイプがあります。ここではその室内ドアの種類とその特徴やメリットについて紹介します。
①開き戸
ほとんどの家の室内ドアはこの開き戸になっています。室内ドアに使われる開き戸には片開きや親子ドアのような両開きなどがありますが、いずれも開閉時にドアの前後に大きなスペースが必要になります。ドアとドア枠の隙間が小さいため、遮音性や遮熱性が高く種類も多いという特徴があります。
開き戸はシンプルな構造になっていますが、ドアの開き方向や人の動線なども考慮して設置する必要があるため、リフォームには高い経験値とノウハウが求められます。
②引き戸
和室などでよく使われる室内ドアです。古い物件ですと押し入れなどもこの引戸形式になっています。開閉時にスペースをとらないというメリットがあり、1枚扉をスライドさせる「片引き」と2枚以上の扉をスライドさせる「引違い」、そして2枚のドアを自動ドアのように左右に分けて開閉する「引分け」の3種類があります。
引き違い戸の場合は、左右どちらにでも動かすことができるなどの利便性の高さがあります。さらに引き違い戸の場合、扉を取り外してしまうと、部屋を大きく使うこともできます。引き戸タイプは古いイメージがありますが、最近はバリアフリー対応のために引き戸を採用するケースが増えています。
③折れ戸
トイレや洗面所、クローゼットなどに使われることの多いタイプの室内ドアです。折れ戸の1/3くらいのスペースでコンパクトに開閉することが出来るため、スペースに余裕がないような、廊下に面した扉などに採用します。
ただし、指をはさみやすいという弱点もあります。小さなお子さんのいる家庭では、どうしても折れ戸にするしかないケースを除き、できるだけ折れ戸を避けるか、指を挟まない構造になっている折れ戸を選ぶようにしましょう。
まとめ
室内ドアの寿命は長く、きちんとメンテナンスをしていれば20年以上使い続けることができます。ただ、永遠に使い続けられるわけではなく、20年も使用していると動きが渋くなったり、見た目も劣化したりします。
最近は安価で新品同様の姿にできるカバー工法のドアも増えています。そろそろリフォームのタイミングかなと思ったら、まずはリフォーム会社に相談することから始めましょう。そのときには、ここでご紹介した内容を頭に入れておくと、打ち合わせをスムーズに行うことができます。
室内ドアの知識がまったくない状態で相談すると、必要でもないリフォームまで勧められる可能性がありますので、しっかりと頭に入れて、どのようなリフォームを希望するのかを明確に伝えるようにしましょう。
室内ドアリフォームの費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 室内ドアリフォーム を行う場合の概算費用です。
- 室内ドア交換
- 40,000円〜100,000円
- 室内ドア新規設置
- 60,000円〜250,000円
- ドア穴の修理 + シートの片面張替え
- 50,000円〜80,000円
- ドア穴の修理 + シートの表裏面張替え
- 60,000円〜90,000円
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

まずは相談から
室内ドアリフォームのお役立ちコラム
Q.室内ドアリフォームの注意点って?
室内ドアリフォームをする場合、注意点は様々なものがあります。
室内ドアリフォームをする時、戸口はそのまま古いものを使おうと考えることがありますが、流用できる可能性はとても低いです。戸口と室内ドアはセット販売されていることが多く、戸口もリフォームしなければならないためです。
しかし、そのためには、壁もリフォームする必要があり、かなり規模の大きな工事になりますし、費用もかかる可能性があります。室内ドアリフォームをする場合は、段差をなくしてバリアフリー化した方が、使い勝手がよくなりますので、バリアフリー化が可能な室内ドアリフォームをすることが大切です。
室内ドアの開き方を変更する場合は、ドアがブランケットやスイッチなどに当たるような位置にこないか、確認するようにしましょう。