2017年4月26日

エクステリアリフォームを行うときの注意点

エクステリアリフォームは屋外で行うリフォームということもあり、思いもよらぬトラブルが発生する場合があります。施工業者とのトラブルをはじめ、近隣住民等を巻き込むトラブルへ発生することも珍しくはありません。ここでは、そのようなトラブルを発生させないようにするための注意点をご紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

エクステリアリフォームの際に気を付けたいこと

【参考】https://www.photo-ac.com/main/detail/497302?title=雑草

リフォームで、トラブルを起こさないために心がけたいのは、細かに意思疎通を図るコミュニケーションです。トラブルの原因の多くがコミュニケーション不足から発生します。 「言わなくても分かっているはず」「そんなの常識」と考えた結果、相手へ希望や思いが伝わらず、「リフォームの仕上がりに満足がいかない」、「思わぬトラブルへ発展した」などということが発生します。

エクステリアリフォームを円滑に行うためには、それに関わる可能性のある全てに対して、丁寧なコミュニケーションをとるように心がけてください。希望通りに仕上げるためには施工業者へのコミュニケーションが大切ですが、不便をかけてしまう可能性のある近隣住民等にもしっかりコミュニケーションを取ることが重要です。

エクステリアの施工業者とのトラブル

よくある施工業者とのトラブルが、お金と納期に関するトラブルです。代表的なトラブルについて、その対処法と合わせてご紹介します。

見積もり金額よりも高い額を請求された

見積もり後、リフォーム工事に取り掛かってから、現場の担当者に「デザイン面や地盤の関係でもっとこうしたほうがいい」というようなアドバイスを受けることがあります。 見積もり金額の範囲内でできる改善ならいいのですが、追加工事として上乗せ費用が発生する場合があります。

「何も言ってこないから、見積もり範囲内でできる追加工事なのであろう」という解釈をし、了承してしまった結果、見積もり金額よりもはるかに高い金額を請求されたなどのトラブルが発生することがあります。

当初の予定と違うことを行うときは、追加費用が発生するのか、発生するならいくら必要なのかを一つひとつ明確にしてから作業を行ってもらいましょう。

予定していた工期よりも伸びてしまう

エクステリアのリフォームは屋外での作業が多いため、天候などの事情によっては予定していた期日よりも工期が延びてしまうことがあります。 施工会社から期日が伸びる連絡が来て、ご自身で把握し了承していても、その連絡を近隣住民へ伝えなかった場合、トラブルへつながる場合もあります。

工事車両で道が狭くなったり騒音の可能性があり、少しでも近隣へ不便をかけてしまう可能性がある場合は、工期延長などの連絡は近隣住民へもしておく必要があります。延期になるほど大きなトラブルへ繋がりやすくなりますので、大幅な遅延は避けたいところです。

工事を外注しているタイプのリフォーム業者では、リフォーム業者を挟んで施工業者が現場に入るため、意思疎通がさらに難しくなります。工期の遅延や連絡不備、近隣トラブルなども起こりやすくなりますので、できるだけ自社の社員が工事を行うリフォーム業者を選ぶようにしましょう。

近隣住民とのトラブル

近隣の住民とのトラブルは、リフォームを行う上で絶対に起こしたくないものです。同じ地域で暮らす人たちとの関係が悪くなると、その地域での立場や居心地まで悪くなってしまいます。よくある近隣住民とのトラブルは下記のようなものがあります。

• 騒音
• 土埃などが舞って洗濯物が汚れる
• 振動で近隣の家にヒビが入る
• 工事車両が交通の妨げになっている

なるべくトラブルは避けたくても、リフォームを行う上ではどうしても避けることができないものもあります。起こってしまったトラブルへの丁寧な対処はもちろんですが、まず初めに必要なのがご近所への挨拶回りです。

リフォーム工事をいつからいつまで予定していて、騒音などのトラブルや大きな車両が道に入る可能性がある旨を前もって伝えておくだけで、苦情へ繋がる可能性は格段に抑えることができます。 多少なりとも不便をかける可能性があるのであれば、前もって連絡しておくことが大人のマナーでもありますので、リフォーム工事を行う前に、必ず近隣の家に挨拶回りに行きましょう。

ご近所への挨拶回りは、現場監督が行うこともありますが、できるだけ施主が自ら挨拶に行く方が望ましいです。理想は現場監督と一緒に回ることですが、それが難しいときは、現場監督よりも先に訪問して大旨を伝え、「後ほど責任者が説明に伺います」と伝えて起きましょう。

また、発生することが予想される上記のようなトラブルに関しては、打ち合わせの段階で、保証も含めて対処方法の説明を受けておきましょう。トラブルが発生してからでは、業者が責任回避をして逃げてしまうこともありえます。 近隣の住民とのトラブルを起こさないことがベストですが、絶対に発生させないということは断定できませんので、発生する前提で打ち合わせを行いましょう。 その家に住むのは施主となりますので、業者任せにせずにご自身で責任を持って確認するよう努めましょう。

引き渡し後のトラブル

エクステリアのリフォームは、工事が終わってからもトラブルになることがあります。門扉を交換したはずなのに、数週間で動きが鈍くなり開閉が難しくなったなど小さなものから、施工してもらった外壁にヒビが入るというような大きなトラブルも見受けられます。このようなときに、本来であれば、保証の範囲内で修理をするのが一般的です。

ところが、引き渡しをした後の修理には対応しない、引き渡し後に発覚したものの責任は取らないという施工業者も珍しくありません。工事とは一切関係のないトラブルだからと相手にしてくれない場合もあります。 まずは引渡し時にきちんと施工できているかを、念入りにチェックするようにしましょう。できれば写真も撮っておいてください。その段階でおかしいなと感じたら小さなことでも指摘して、直してもらうようにしましょう。

施工業者選びの段階で、アフター保証の有無は必ず確認しておきます。見積もり金額だけで安い業者を選んだような場合、このようなトラブルに巻き込まれることが多いです。 結果的に高い費用が発生してしまうことになりかねませんので、必ずアフター保証をしてくれる施工業者を選びましょう。

まとめ

エクステリアリフォームのトラブルの多くが、前もって対応していれば回避できたというものがほとんどです。施工業者や近隣の住民とのコミュニケーションを大切にして、自分の意図をきちんと伝えるようにしましょう。 「なんとかなるかな」、「まあ大丈夫であろう」がトラブルにつながりますので、小さなことでも疎かにせずに、丁寧なコミュニケーションを心がけてリフォームを行いましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介