2018年5月18日

軒天・破風の修理の費用相場はいくら? 注意点も併せてお教えします

軒天・破風の修理の金額・費用・価格・相場の目安をご紹介しています。豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、外装その他のリフォーム・修繕に対応できる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。「地域最安値」で軒天・破風の修理しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

軒天・破風の修理の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 軒天・破風の修理 を行う場合の概算費用です。

ベニア板補修
10,000円〜30,000円
穴修理
30,000円〜50,000円
張替え
50,000円〜150,000円

まずは相談から

見積を依頼する

軒天/破風修理のポイント

軒天/破風修理

軒天や破風は特に風雨に晒されているので、傷みの早いところです。それでは軒天や破風を修理する場合の注意点を考えて見ましょう。足場などで安全に注意して、新しい破風の材質はサイディングなどの破風用の材料を使用すると良いでしょう。木製ですと数年で劣化したり腐食してきますので、劣化や腐食の無い材料を使用しましょう。

次に軒天の材料は不燃材料の防火板などを使用しましょう。地域によっては建築基準法で、不燃材料でなくてはならない場所も有るので注意する事です。軒先が波を打っていないかチェックして、軒天の所々に有孔ボードを使用するようにしましょう。この有孔ボードを設けることで、屋根裏や軒裏の換気の効果があるので、建物のためには良いでしょう。

 

軒天・破風の修理で費用をおさえるポイント

軒天や破風の修理費用は、使用する材料や施工方法など、希望する修理の内容によって違いが出てくる他、現状の設備状況などによっても費用に違いが出てきます。また修理をする面積によっても費用が異なります。軒天や破風の修理には、使用されている建材や劣化状態によって異なりますが、塗装や張り替えなどの方法があります。

塗装の場合は塗料によって違いが出てきます。また張り替えの場合は、建材や既存のものに上から重ねて張る場合、既存部分を撤去して新しく張り替える場合とでは費用に違いが出てきます。張り替えについては「張り替え」よりも「重ねて張る」方が費用をおさえることができます。そして劣化が進んでいる状態になると、必要な工事が増えて工事費用も高額になってしまうことがあるので、少しでも劣化が現れて来たら業者に早めの修理を依頼することも費用をおさえるポイントになります。

その他の費用をおさえるポイントとしては、特にメーカーにこだわりが無ければ希望する機能を業者に伝えて、機能的に要件を満たす商品の提案をしてもらうと良いでしょう。また型遅れの商品や業者の過剰在庫を使うとさらに費用をおさえることができるので、業者に相談してみて下さい。業者に依頼をする際は、複数の業者から見積もりを取って、比較検討をしてみると良いでしょう。

軒天・破風の修理とは?

軒天や破風は建物の屋根を構成しているもので「軒天」は軒の天井部分、「破風」は軒天の縁部分を指します。これらは建物を雨や風などから守り、建物を長持ちさせるという重要な役割を果たしています。

修理は劣化状態などによっても異なりますが、軒天や破風が剥がれていたり、腐食している場合に行います。このような状態をそのままにしておくと建物にも悪影響を及ぼすので、早めの修理が必要になります。

軒天・破風の修理の種類とメリット

軒天は軒の天井部分で、「軒天」があることにより雨よけや日差しの調整、外壁の保護をすることができる他、火災が起きた時に炎が屋根まで上がるのを防ぐことができます。また「破風」は風や雨水が建物内に浸入するのを防いだり、不燃性の破風板であれば火災が起きても燃えにくいというメリットがあります。このように軒天や破風は建物にとっては、とても重要な役割をもっていますが、雨風にさらされているため劣化も早く進んでしまう箇所でもあります。

軒天に現れてくる劣化症状にはシミや汚れ、色あせ、変色、カビの発生などがありますが、このような症状がある場合には雨水が浸透している可能性が高くなっています。また破風に現れてくる劣化症状には、木材であれば腐食、窯業系や金属系であれば塗膜が剥がれたり、破風自体が割れてしまうなどの症状があります。劣化が現れてくると雨漏りなどが発生する他、軒天や破風の役割を果たさなくなるため、早めに修理をすることが大切になります。

修理は、軒天であれば重ね張りや張り替えなどを行います。また破風であれば塗装や板金巻き、張り替えなどを行います。修理は現状の劣化状態や使用されている材質などにより異なるので、業者によく確認をしてもらい部分的な補修か交換かの判断をしてもらいましょう。軒天や破風は建物の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすためのとても大切な建築構造材です。修理についても早めに行うことでそのメリットはさらに大きくなります。

軒天・破風の修理を選ぶポイントと注意点

軒天・破風を修理する際は、足場を組んで修理を行うため足場の設置費用が発生してしまいます。この足場費用は高額になるので、軒天・破風の修理と一緒にできれば屋根や外壁の補修、塗り替え工事なども一緒に行うと良いでしょう。

また軒天や破風の材料は耐火性や耐久性のあるものを選ぶようにしましょう。特に居住する地域が「準防火地域」に指定されている場合はこのような材料を選ぶ必要があります。

軒天・破風の修理の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 軒天・破風の修理 を行う場合の概算費用です。

ベニア板補修
10,000円〜30,000円
穴修理
30,000円〜50,000円
張替え
50,000円〜150,000円

まずは相談から

見積を依頼する

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介

軒天/破風修理のお役立ちコラム

Q.軒天部分の破風板修理の恩恵って?

住宅のスタイルによって大きく変わることになりますが、住宅の屋根の部分は一般的には少し住宅の外壁部分からはみ出している状態で設置されていることが多く、そのはみ出した部分の天井部分を軒天と呼んでいます。

さらに軒天の縁に相当する部分を破風という名称で呼ぶことになり、住宅の中では非常に大切な部分として用いられています。破損してしまった場合では、できるだけ早期の修理などを施すことが必要とされていて、修理を行うことによって雨漏りを防ぐ恩恵を受けることができます。

また、雨降りの日には、屋根から雨水が落下することになりますが、破風部分を設けていることによって、外壁を守ることができ、雨水によって汚れなどが付着してしまうことを防ぐことができます。

監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。