2018年5月22日

擁壁(ようへき)施工・補修の費用相場とポイント

擁壁(ようへき)施工・補修の金額・費用・価格・相場の目安をご紹介しています。豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、外装その他のリフォーム・修繕に対応できる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。「地域最安値」で擁壁(ようへき)施工・補修しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

擁壁(ようへき)施工・補修の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 擁壁(ようへき)施工・補修 を行う場合の概算費用です。

L型擁壁(1平米)
13,000円〜18,000円
現場打擁壁(1平米)
14,000円〜20,000円
補強擁壁(1平米)
10,000円〜13,000円

まずは相談から

見積を依頼する

擁壁(ようへき)施工、補修のポイント

擁壁(ようへき)施工、補修

隣地や道路との段差のある場合、擁壁(ようへき)を設けて土砂の崩れないようにする必要があります。この擁壁(ようへき)を施工や補修する場合に注意すべき事は何でしょう。擁壁(ようへき)はその高さによって、構造や傾斜などが決められています。また一定の高さや長さを超えると、管轄行政に工作物の申請が必要です。これを事前に調べる事です。

次に擁壁(ようへき)の裏側に水が溜まると、水圧で押し出して崩壊させる事があります。水はけを良くする為に裏側に砂利などを充填しましょう。そして水が溜まっても排出させて逃がしてやるようにします。一定間隔で水抜き用のビニールパイプを設置するようにします。もちろんパイプの裏側にも砂利を充填しておきましょう。

 

擁壁(ようへき)施工・補修で費用をおさえるポイント

擁壁施工や補修の費用は、使用する材料や施工方法などによって違いが出てくる他、補修の内容や現状の設備状況によっても異なってきます。また施工面積や擁壁の高さ、施工場所、施工条件などで必要になる費用が大きく変わってきます。例えば、劣化や強度不足になった既設擁壁の機能を回復する場合ですが、既設の擁壁を取り壊して新たに構造物を設置する方法や既設の擁壁を利用して機能を向上させる方法があります。

前者の方法では、取り壊し費用や運搬処分費が発生し施工期間も長くなってしまいますが、後者の方法では施工費用のみとなり工期も短く済むことから費用をおさえることができます。そして擁壁施工の際には掘削工事が必要となってくるのですが、掘削により発生した土を敷地内で処理することができれば処分費や運搬費用はかかりませんが、場外で処理する場合にはこれらの費用が別途必要になってきます。

その他には2メートル以上の擁壁を作る際には、構造計算費用や行政への申請費用が必要になります。また斜面が、がけ崩れ防止対策工事の対象となる場合には、助成金制度を設けている自治体もあります。対象となる条件などがありますが、認定された場合は助成金を利用して擁壁施工や補修を行うことができるので、費用をおさえることができるでしょう。

擁壁(ようへき)施工・補修とは?

擁壁施工は地面に大きな高低差がある場合に斜面の崩壊を防ぐと共に、斜面を安定させる必要がある場合に行います。擁壁は壁状の構造物のことでコンクリートやブロック、石積みなどで作られ土砂崩れなどから建物を守ります。

擁壁施工では、施工する場所の条件などにより適切な施工方法を選ぶことになります。また補修については、コンクリート擁壁に経年劣化によるクラックなどが発生した場合は隙間補修を施します。

擁壁(ようへき)施工・補修の種類とメリット

擁壁施工は、斜面の崩壊や斜面を安定させることを目的とし設置されるものです。雨などによって引き起こされる土砂崩れを防止することができ、擁壁を設置することにより建物や私たちの身の安全を守ることができます。擁壁施工の種類には、コンクリート擁壁やブロック擁壁、石積み擁壁などがありますが通常はコンクリート擁壁が多く採用されます。
擁壁のタイプには「逆T型」や「L型」、「逆L型」などがあり、施工条件などにより適したものを選択するようになります。例えば逆T型は、隣地との境界に余裕がある敷地の設置に適しています。そしてコンクリート擁壁の工法には、「現場打ちコンクリート」と「プレキャスト擁壁」の二種類があります。現場打ちコンクリートは現場で生コンクリート打設を行う工法で、複雑な形状の擁壁にも対応できるというメリットがあります。

またプレキャスト擁壁は、工場でブロック状に製品化されたものを施工していく工法で、良質な製品であることや施工期間もかからないというメリットがあります。補修については、コンクリート擁壁にクラックが発生した場合は隙間補修を行います。その他には地盤沈下が起こった場合には地盤を固めるために薬剤を注入するなどの処置を行います。

このように擁壁施工は、設置する場所の地形や土質などの条件により様々な工法が選択されることになりますが、適切な工法で施工や補修を行うためにも施工実績のある信頼できる業者に依頼すると安心でしょう。

擁壁(ようへき)施工・補修を選ぶポイントと注意点

擁壁の施工や補修では、擁壁下部の地盤をしっかりと確認する必要があります。擁壁は内部の土圧や水圧によって崩壊や転倒の危険性が出てきます。施工の際にはそこにかかる土砂の圧力に耐えられる強度にして内部に存在する地下水の排水処理を行うことも重要になります。

また施工する擁壁が、一定の高さや長さを超えると管轄行政に工作物の申請が必要になるので忘れずに申請を行いましょう。

擁壁(ようへき)施工・補修の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 擁壁(ようへき)施工・補修 を行う場合の概算費用です。

L型擁壁(1平米)
13,000円〜18,000円
現場打擁壁(1平米)
14,000円〜20,000円
補強擁壁(1平米)
10,000円〜13,000円

まずは相談から

見積を依頼する

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介

擁壁(ようへき)施工、補修のお役立ちコラム

Q.擁壁修理に必要なことって?

擁壁は、高低差のある土地や傾斜した土地の崩壊や土砂の流出入を防ぐために設置される壁状の構造物で、土留めの一種です。高低差のある土地には土壌の横圧、いわゆる土圧がかかっており、また、地下水などの水圧もかかっています。

そして、通常は安定しているように見えても、地震や大雨などの影響で圧力が高くなったり、地盤が緩んだりすると一機に崩壊する危険を孕んでいます。そこで、崩壊を防ぐために設置するのが擁壁(ようへき)です。

擁壁は内部の土圧や水圧によって崩壊や転倒の危険があるので、施工の際には、そこにかかる土砂の圧力に耐えられる強度にすることはもちろんですが、内部に存在する地下水の排水処理も重要です。

また、既存の擁壁を嵩上げして高くする場合や補修する場合には、既存のものと一体にすることに加えて、増設する部分の重量も考慮した強度の底板や基礎が必要になります。

監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。