FZとは
出典:panasonic
FZはパナソニックのユニットバスの中でも、低価格帯に分類される製品です。ベースプランの価格は抑えられていますが、様々なオプションを組み合わせることで、最適なユニットバスへと変化させることができます。自分でカスタマイズができるため、オーバースペックで無駄にすることなく、お手頃価格で理想の浴室空間を作ることが可能なユニットバスです。
こちらの記事では、FZを含むパナソニックのユニットバスの特徴を口コミと合わせて知ることができます。実際に使用している方の意見はユニットバスを選ぶ上で大変参考になります。
FZの価格
FZのベースプランの価格
1621サイズ
¥832,000
1818サイズ
¥892,000
1618サイズ
¥772,000
1616サイズ
¥627,000
1216サイズ
¥557,000
【パッケージプラン】
¥627,000~(税抜・1坪サイズ)
FZの3大特徴
FZの製品コンセプトは、「素材・デザイン」「おそうじラクラク」「しっかりエコ」の3つに分類されます。
オプションで選ぶことができる浴槽には、アクアマーブル人造大理石を採用しています。この浴槽はただ見た目に美しいだけではなく、撥水・撥油成分を配合することで、水や汚れをはじきやすいという特徴も備えています。素材へのこだわりは壁面にも見られ、素材感を大切にした、モザイク硝子柄や木目調の壁柄を選ぶこともできます。
照明もFZのこだわりアイテムのひとつです。オプションで用意されているフラットラインLED照明は、明かりを切り替えることができます。調光・調色の切り替えにより、朝は明るく、夜は暖かな明かりへと気分やシーンで調節できます。
こちらの記事ではパナソニックを含むデザイン性の高いユニットバスについて紹介しています。ユニットバスのデザインを考える際の参考になさってください。
ユニットバスの掃除のしやすさもFZには定評があります。排水口にステンレス製のヘアキャッチャーを採用し、床材は小さな凹凸を持たせることで、乾きやすさも実現しています。従来の床材のように角部に目地がないため、隅々までスポンジだけでラクに汚れを落とすことができるのも特徴のひとつです。
オプションのカビシャット暖房換気乾燥機を使えば、浴室内を素早く乾燥することができるため、ユニットバス内に発生しやすいカビを抑えることができます。また、浴室での衣類干しの際には温風と送風を使い分け、ヒーターの使用時間を短く済ますことができます。
そして楽にエコができるオプションとしては、保温浴槽Ⅱや新W節水シャワーを選ぶことができ、水道代やガス代の大幅ダウンが期待できます。保温浴槽Ⅱにより追い焚きの回数が減り、新W節水シャワーはⅠ年間で3万円以上の光熱費を節約することができます。
パナソニックのFZ以外のユニットバスの特徴はこちらで紹介しています。
- パナソニック(Panasonic)の美肌機能にこだわったユニットバス(お風呂)、「オフローラ」の特徴
- パナソニック(Panasonic)のマンション用ユニットバス(お風呂)、「i-x」の特徴
- パナソニック(Panasonic)の最上級ユニットバス(お風呂)、「Lクラスバスルーム」の特徴
- パナソニック(Panasonic)の高齢者施設向けユニットバス(お風呂)「アクアハート」の特徴
FZの内装品
FZの標準装備となる内装品やオプション品について、その特徴を紹介します。
水栓・シャワー
水栓はストレート壁付け水栓が標準仕様です。高いデザイン性と掃除のしやすさ、そして使いやすさにこだわりたい方は、スクエア壁付水栓をオプションで選択することができます。シャワーヘッドのオプションは、新W節水シャワーやエステケアシャワーなどの、高性能アイテムを選ぶことができます。
カウンター
標準品のカウンターはコンパクトでありながら、洗面器を置けるスペースを確保しています。カウンターをより広く使いたいという人には、「ウェーブカウンター」を選ぶことで、ゆとりのある洗い場にすることが可能です。
バステレビ
パナソニックといえばテレビです。もちろんFZでも、オプションでバステレビを設置できるので、お風呂でテレビやDVDを楽しむことができます。サイズは16V型と5V型の2種類あり、16V型では地デジ、5V型ではワンセグでテレビ番組を視聴することができます。
FZのメリット・デメリット
FZの機能について、メリット・デメリットに分けて見ていきましょう。
メリット
- カビが発生しにくいためお手入れがラクになる
- 地デジをお風呂で見ることができる
- 光熱費を抑えることができる
デメリット
- 欲しい機能を加えていくと結果的に値段が上がる
FZの洗浄方法
FZは掃除のしやすさにもこだわった製品であり、毎日のお手入れが楽にできるという特徴があります。日々の汚れを落としやすいのはもちろんのこと、カビを発生させないための仕組みが随所に見られます。 浴槽・床・壁・天井など汚れにくく掃除しやすい素材で揃えられているため、通常使いでこまめに掃除をするのであれば、スポンジとお湯でもユニットバス内の美しさを保つことができます。
お風呂掃除をしなくてもいいということではありませんが、オプションを組み合わせることで、よりお手入れのしやすいユニットバスを実現させてくれます。
まとめ
FZはシンプル作りにすることで、価格帯を抑えているユニットバスです。様々なオプションから選ぶことで、オーバースペックにすることなく、最適な空間へとカスタマイズきます。高級ラインのユニットバスのような華やかさはありませんが、安っぽさを感じさせることも不便を感じさせることもありません。
FZはパナソニックのユニットバスらしい、高品質なおかつ使い勝手の良さが体感できます。お風呂にはあまりお金をかけられないけど、品質にはこだわりたい。そんな方におすすめのユニットバスです。
こちらの記事ではユニットバスのメーカーの特徴や選ぶポイントをご紹介しています。メーカーによって強みとなる機能は異なるため、メーカーもユニットバスを選ぶ際の判断材料となります。
また、FZ以外のユニットバスリフォームについて幅広く知りたいという方は、こちらのページをご参考にしてください。お風呂・ユニットバスリフォームの費用から施工事例、商品などに関する情報をまとめています。
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