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アクアハートについて
引用:パナソニック
パナソニックのアクアハートは、高齢者施設向けのユニットバスです。
利用者も介助者も快適に、そして安全に利用できる工夫が随所に施されています。
そこで、アクアハートの高い利便性を可能にした特徴を3つご紹介します。
身体動作の分析に基づいた設計
浴槽をまたぐ、手すりを握るなど、私たちはバスルーム内で様々な動作をします。
これらの動きを人間工学に基づいて検証することで、利用者も介助者も身体への負担を減らせる設計を可能にしました。
安全性
アクアハートは、高齢者が安心・安全に入浴できることに特化しています。
たとえば、浴槽の高さを高齢者の膝下平均の長さに近い400mmにすることで、またぎやすい浴槽となっています。
その他安全性に配慮した設計としては、入浴中の姿勢が安定するように直角に作られた浴槽のコーナーや、どの方向からでも掴みやすく、浴槽から出る際に身体を押し上げやすい縁などがあります。
介助のしやすさ
通常のユニットバスの場合、シャワーキャリーで脱衣場から洗い場へ移動する際に段差が障害となり、スムーズに移動できないことがあります。 無理に段差を乗り越えることで思わぬ事故につながる危険性もあるので、入浴に関する介護には心配事も多いでしょう。
アクアハートは脱衣場と洗い場の間の段差を限りなくゼロにし、シャワーキャリーでも移動しやすい平らな床になっています。また、3枚引き戸を取り入れることで、介助者も車いすを押しながら一緒にバスルームに入れる程の広い開口部を実現しました。
引き戸は力が弱い方も負担がかからずに開閉することができます。
価格
個浴から介護浴槽まで対応できる幅広いプランが用意されているa－Uシリーズの1216規格のユニットバスのベースプランで税抜き1，398，000円～となります。
同じプランでもユニットバスの規格やオプションの有無によって価格は変動します。
オプションを追加することで浴槽にヒノキを使用したり、操作のしやすい水栓に変更し、より使い勝手の良い浴室にすることができます。
オプション
利用者と介助者の両者にとって安全で便利なアクアハートですが、入浴やバスルームの快適性をさらに高めるオプションもいくつか用意されています。
新W節水シャワー
水量を少なくしても、シャワーを浴びる際の心地よさとお掃除のしやすさを両立することができます。
身体洗い用のeモードは、旋回させながらお湯を出すことでシャワーから流れる水量を減らし、粒状の水のおかげで優しい浴び心地にしました。ハードモードに切り替えると、eモードの1．5倍の水の勢いで身体を洗うことができます。ハードモードでも、従来型のシャワーより約15％の節水が可能です。
バスルームを洗う際に便利なささっとワイドモードは、水を横に広げた状態で出すことで、短時間で広範囲の清掃を可能にします。
これら3種類のモードは、シャワーに備えられたダイヤルで簡単に調節できます。
エステケアシャワー
シャワーの水に空気を含ませ、細かな粒にすることで肌にやさしい浴び心地と、肌の内部に水が入りやすくなるため汚れの落としやすさを実現しました。
ナノイー搭載カビシャット暖房換気乾燥機
本体の側面から湿気を吸い込みながらルーバーで空気とナノイーをバスルーム内に送り込むことで、効率的な換気と乾燥を可能にします。
ナノイーはカビの発生を抑制する効果があるため、カビの発生を抑える効果がさらに高まります。
また、脱臭効果も高いため、バスルーム内で衣類を乾かす際の嫌な臭いを抑えることも可能です。
まとめ
アクアハートの特徴やオプション、価格についてご紹介しました。
アクアハートは高齢者施設での使い勝手の良さを考えられており、介助者も安全に介護できる仕様になっています。介護のしやすさにとどまらず、より快適に入浴できるオプションも用意されています。
アクアハートとは介護の快適性はもちろん、入浴の快適性やバスルームの清掃のしやすさも実現できるユニットバスと言えます。
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