2021年8月11日

浴室塗装をするときに覚えておきたい基礎知識 ユニットバス(お風呂)をキレイにしよう!

ユニットバスが古くなってしまったとき、ほとんどの人が買い替えを考えるのではないでしょうか。「買い替え以外に選択肢があるの?」と、不思議に思う人もいるかもしれません。実は、ユニットバスのリフォームには浴室塗装という方法もあります。あまり知られていないリフォーム方法ですので、ここでは浴室塗装がどういうものなのか、そして浴室塗装をするときの注意点などをまとめてご紹介します。

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浴室塗装でお風呂をピカピカに!

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新品のユニットバスは白色やアイボリーの色でピカピカに輝いています。これは素材の色ではなく、樹脂でコーティングされたものだということを知っている人はどれくらいいるのでしょうか?古くなったユニットバスの見た目はコーティングが剥げてボロボロの状態になります。浴室塗装とは、このボロボロのユニットバスにもう一度コーティングを行うことで、見た目を新品同様に戻すことを言います。

また、見た目を新しくする浴室塗装だけでなく、様々な汚れから浴槽や浴室を守るコーティングを行うことで、元の浴室の美しさを長く維持をするための浴室塗装もあります。

いずれの浴室塗装も、買い替えに比べて圧倒的な低価格であることが特徴です。入れ替えをしたときには、工事費込みで100万円くらいの費用がかかりますが、浴室塗装であれば10万~20万円で新品同様の状態に戻せます。このため、浴室塗装は「予算はないけどきれいな状態に戻したい」というときに適しています。

どんな時に浴室塗装を考えた方がいいの?そもそも自分でできるの?

  • お風呂掃除では取り除けない汚れが増えてきた
  • カビが頻繁に発生するようになった
  • 古い塗膜が浮いてきた
  • 期間を決めて定期的に行う

いくらお風呂掃除を丁寧に行っても、どうしても取れない汚れが増えてきたときや、カビの発生が目につくようになったら、浴室塗装を検討しましょう。既存の塗膜が浮き上がってきたときも、そこから汚れが広がっていく可能性があります。そういうときも検討を始めるサインです。

例えば、5年や10年ユニットバスを使ったら浴室塗装を行うと決めて行うと決めて、定期的に浴室塗装を行うという選択肢もあります。見た目に問題がなくても劣化は始まっています。悪くなってから再度浴室塗装を行うのではなく、定期的に行うことで常にユニットバスのいい状態を保つことが可能です。

また、色を変えることができるのも、浴室塗装の魅力のひとつです。色を変えることでこれまでとはまったく違ったイメージに仕上げることができます。色の選択肢が広いことも浴室塗装のメリットのひとつです。

DIYが得意な方だと浴室塗装を自分でしたいと思う方もいるでしょう。しかし、浴室塗装を行うには、浴室の素材や本当に浴室塗装を適用していいのかを見極める能力がいります。これは、プロでないとなかなか難しいので、DIYでの浴室塗装はできないと考えた方がいいです。

浴室塗装はどれくらいの費用がかかるの?

浴室塗装

塗装の種類と費用の目安
浴室壁塗装9万~13万円
浴室床塗装5万~9万円
浴室天井塗装4万~6万円
バスタブ塗装8万~15万円

ユニットバスのサイズや状態にもよりますが、ユニットバス全体の塗装は20万円の予算を用意しておけば、新品同様の状態に戻すことができます。

浴室塗装で注意すべき点をご紹介

  • 機能が良くなるわけではない
  • 塗装できない素材もある
  • 損傷が激しい場合には塗装できない
  • 塗装工事のできる業者が少ない

見た目が新品同様にはなりますが、最新の機能等が追加されるわけではありません

元のユニットバスの材質によっては塗装できないものもあります。ホーローでできた浴槽の塗装には非常に高い技術が必要になるので、業者によっては断られる場合もあります。FRPや人工大理石でできている場合は塗装ができます。浴室塗装を考えてる方は材質の確認をおすすめします!

ユニットバスの損傷が激しい場合にも浴室塗装はできません。無理に行うと、塗装が剥がれてしまうこともあります。どんな状態でも浴室塗装をできるわけではないということを覚えておきましょう。

また、塗装工事というのはまだ一般的ではないため、専門業者がそれほど多くありません。高い専門知識と技術が必要なリフォームですので、業者探しがとても大変です。

浴室塗装の業者を選びときのポイント

浴室塗装を行うときに、一番の問題は「どこに依頼するべきか」ということです。この業界の専門業者はとても少なく、さらに腕のいい業者となると選択肢がグッと狭まります。かといって、経験の浅い業者に任せられるような作業ではありません。きちんと腕のいい施工業者を見つけることがとても重要ですので、その選び方のポイントを紹介します。

①浴室塗装の専門業者であること

まず大事なのは浴室塗装の専門業者であるということです。浴室の塗装となると知識も経験も必要です。そして何よりも職人さんの腕も仕上がりに影響を与えます。業者を選ぶときには浴室塗装に特化した業者を選びましょう。

②経験が5年以上ある業者であること

経験が少ない業者では1~2年で塗装が剥げてしまう場合があります。ですので、少なくとも5年以上は経験を積んだ業者を選ぶようにしましょう。

③浴槽や床面などの補修ができる業者であること

ユニットバスに空いている穴を埋めるには、FRPライニングやガラスクロスライニングといった技術が求められます。これができない場合は、浴槽などのクラックを補修できません。必ず塗装だけでなく浴槽や浴室を補修できる業者を選びましょう。

④浴室塗装作業に対して保証をしている業者であること

技術力の高い施工業者の場合は、浴室塗装作業に対して保証をつけています。保証内容はそれぞれありますが、塗装作業を行った箇所にトラブルが発生したときに、無償で修理してくれる業者を選びましょう。保証には「2年間」のように期限がつくのが一般的です。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。