浴室換気扇の交換・取付・修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 浴室換気扇の交換・取付・修理 を行う場合の概算費用です。
- 浴室換気扇の交換
- 25,000円〜40,000円
- 浴室換気扇の修理
- 5,000円〜15,000円
- 浴室換気扇の商品代
- 5,000円〜15,000円
まずは相談から
浴室換気扇を交換するタイミング
浴室の湿気を追い出してくれ、カビの発生を防いでくれる浴室換気扇。 使用頻度やメンテナンスの有無にもよりますが、浴室換気扇の耐用年数は約8〜15年とされています。
耐用年数を過ぎていなくても、下記のような症状がある場合は、なるべく早めに浴室換気扇の交換を検討しましょう。
▼参考記事▼
浴室換気暖房乾燥機の基礎知識▼参考記事▼
浴室暖房乾燥機の取付・修理の費用相場とポイント
異音がする
換気扇の不具合の症状として一番挙げられるのが異音です。どのような異音がするのかによって原因が異なります。
「ジージー」
「ジージー」という異音がする場合は、浴室にたまっている湿気が原因でファンやモーター部分にサビが付いている場合があります、 湿気をためないようにこまめに換気をしていても長く使っていればどうしても水滴によってサビてしまいます。 モーター部分にサビが付いてしまっている場合は、浴室換気扇が急に作動しなくなってしまうリスクもあるので、気づいたときは早めに交換しましょう。
「カラカラ」
「カラカラ」という異音がする場合は、内部モーターの軸がズレてしまっていたり変形していることが原因です。 異音を無視して使い続けてしまうと故障してしまうので、その前に交換しましょう。
「キュッキュッ」
「キュッキュッ」という異音がする場合は、内部モーターのオイルが足りていないことが原因で異音につながっているかもしれません。 オイルが不足しているだけなら、市販で購入できる潤滑油を塗ることによって解決することができます。
「ゴーゴー」
「ゴーゴー」という異音がする場合は、ホコリがたまっていることが原因です。 浴室換気扇のカバーの中を覗いてホコリが見えると中にもかなりのホコリがたまっていると考えられます。 たまっているホコリを放置してしまうと、カビの原因にもなってしまうため取り除いてあげましょう。
「カタカタ」
「カタカタ」という軽い異音がする場合は、浴室換気扇のフロントカバーが外れかけている可能性が高いので、正しくはめ込んであげましょう。
※浴室換気扇の異音について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
異臭がする
浴槽換気扇をつけるたびに異臭がして、浴室や排水口の掃除をしても解消されない場合は、ファンにカビが発生している可能性があります。 この場合、換気扇を回すたびに浴室内にカビが飛んでしまうため、こまめに掃除することが大切です。
振動している
浴室換気扇の音が急激に大きくなったり、振動音が大きくなった場合は、ホコリやサビによる劣化が原因です。 掃除をしても症状が改善されない場合は、故障してしまう前に交換することをオススメします。
換気機能が低下した
浴室換気扇を回していても、前と比べて湿気や臭いの取れが悪くなったと感じた場合はファンの回転速度が落ちている可能性があります。 ファンのホコリなどを掃除してあげることで多少改善されますが、換気扇本体の機能が低下している場合は早めの交換を検討しましょう。
電源が付かない
浴室換気扇の電気が付かない場合は、換気扇本体の故障が原因です。故障してしまったら、本体を取り替える必要があります。 電気回路になにかしらの問題が発生している可能性もあるので点検を依頼するとよいでしょう。
不具合の原因が何かを明確にするためにも、複数の業者から見積もりを取って比較検討をすると良いでしょう。 そして、何が原因なのかを確認してもらい、適切な修理や取付けを行ってくれる業者を選んで下さい。
浴室換気扇を長く使っていると、さまざまな症状が見られることがあります。 スイッチを入れても動かない場合は、明らかに故障だとわかりますが、動いていると「まだ大丈夫かな」と騙し騙し使い続けるケースがほとんどです。 なにかおかしいなと感じたら、どこかに問題があります。単純にゴミやホコリが詰まっているだけの可能性もありますが、湿気で部品が錆びてしまったのかもしれません。 他の部分に影響してしまう前に、早めに対処しましょう。
浴室暖房乾燥機のトラブルについては下記で詳しく解説しているので、ご参考ください。
浴室換気扇の交換にかかる費用相場
「浴室換気扇の交換を依頼したい」と思っても、費用相場の検討がつかないと依頼しづらいですよね。 まずは、浴室換気扇の交換や修理にかかる費用相場を見ていきましょう。
浴室の状態や浴室換気扇の種類によって多少の違いはありますが、一般的な相場は下記のとおりです。
換気扇交換にかかる費用(本体価格+工事費)
浴室換気扇の修理費用相場
5,000円~1万5,000円
浴室換気扇の交換費用相場
6万~10万円
浴室暖房乾燥機への交換費用相場
35万~40万円
修理の場合は故障箇所にもよりますが、高くても1.5万円程度で直すことができます。 これ以上費用がかかる場合は、再度故障するリスクも考えて、新しい浴室換気扇に交換することをオススメします。
交換をする場合は、「新しく設置する浴室換気扇の種類」と「ダクト工事の有無」によって多少の費用は変わってきますが、6〜10万円と考えておくとよいでしょう。 費用相場の内訳は、換気扇本体価格が約1~4万円、交換工事の費用に約2~3万円、諸費用として1万円となっています。
通常の浴室換気扇を浴室暖房乾燥機に交換する場合は、開口部の拡大や天井の補強工事などが必要になるため、35万~40万円前後とかなり高額な費用が必要になるので、しっかり予算を確保しておきましょう。
まずは相談から
浴室換気扇の交換で費用をおさえるポイント
メーカーよりも機能性で選ぶ
特にメーカーにこだわりがなければ、希望する機能を業者に伝えて機能的に要件を満たす商品の提案をしてもらいましょう。 有名で名の知れているメーカーは安心感がありますが、その分その分本体の価格も高額になりがちです。 有名なメーカーから出ているからといって品質がいいとは限らないので、しっかりと換気扇本体の機能・品質をみて選びましょう。
型落ちの浴室換気扇を選ぶ
型遅れの商品や業者の過剰在庫を使うことでも費用を抑えることができます。型落ちの商品は最新の機能は備わっていませんが、機能性としては十分なものばかりです。 上手に商品選びをすれば、高機能な換気扇を安く購入することができます。
また、最新モデルの発表後は、前の型が割引されることが多いので、最新モデルの発表時期を待ってみるのもひとつの手です。
相見積もりをとる
このポイントは、どのリフォームでもいえることですが、業者に見積もりを依頼する際は、2社以上から見積もりをもらうようにしましょう。 同じ浴室換気扇交換の工事でも、仕入れ値・工事費用・諸経費が違うため、業者によって提示額が異なります。3社以上から見積もりをもらうことによって、適正価格が分かりやすくなります。 また、多くの会社から見積もりをもらうことによって、1社だけでは見抜けなかった問題点に気づく可能性もあります。
複数の会社に見積もりを依頼する際は、工事内容と使う材料を統一してください。 工事内容や使う材料によって、値段の差があるので、統一しなければ複数社に見積もりを依頼する意味がなくなってしまいます。
ただし、業者を選ぶ際には、値段だけにこだわらないようにしましょう。 納得のいく理想の浴室に仕上げるためには、自分たちのイメージにあった工事をしてくれる業者なのか、というポイントも忘れずに業者選びをしましょう。
浴室換気扇交換の施工事例
【事例1】一般換気扇から暖房・乾燥付き換気扇に交換
一般換気扇から暖房・乾燥付き換気扇の取付工事
- BEFORE
- AFTER
【事例2】換気扇交換
三好市 換気扇交換 リフォーム
- BEFORE
- AFTER
まとめ
浴室換気扇が故障しても、浴室が使えなくなるわけではないので、そのまま放置しているケースもあるようですが、きちんと換気されないと浴室内にカビが発生します。 カビを放置すると、浴室全体の寿命も短くなり、大掛かりなリフォームが必要になります。
無駄な出費を抑えるためにも、浴室換気扇の不具合はすぐに専門業者に依頼して確認してもらいましょう。 DIYで修理しようという人もいるようですが、電気工事が必要になりとても危険なのでDIYはせずにお近くの業者に依頼することをオススメします。
また、こまめなメンテナンスで故障の発生を防ぐことができるので、定期的にきちんと掃除するように心がけましょう。
浴室換気扇の交換・取付・修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 浴室換気扇の交換・取付・修理 を行う場合の概算費用です。
- 浴室換気扇の交換
- 25,000円〜40,000円
- 浴室換気扇の修理
- 5,000円〜15,000円
- 浴室換気扇の商品代
- 5,000円〜15,000円
まずは相談から
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
まずは相談から
浴室換気扇交換・修理に関するお役立ちコラム
Q.浴室換気扇にはどんな種類がありますか?
浴室換気扇には「プロペラ型」と「シロッコ型」の二種類があり、それぞれのファンに違いがあります。 シロッコ型の方がさまざまな機能がついているため、新しい浴室換気扇に交換する場合は、シロッコ型の人気が高くなっています。
シロッコ型(ダクト排気式)
シロッコファンは浴室の天井に取り付け、ダクトを通して排気するタイプのものです。浴室換気扇が外に繋がっていなくても十分に機能を発揮するため、場所を選ばずに取り付けを行うことができます。
屋外の風に影響されず安定した風量が確保でき、音も少なくて静かなので、ユニットバスや高層住宅に取り付けられることが多いです。
また、換気機能に加え、暖房や乾燥などの多機能を備えた換気扇もあります。
しかし、ファンに小さなゴミやホコリがたまりやすいので、定期的に掃除をしなければならない、という難点もあります。
プロペラ型(直接排気式)
プロペラファンは扇風機の羽根のような形をした換気扇で、屋外に面した壁に取り付け、直接外へ換気するタイプです。
風量が大きく、ファンの数が少ないため比較的掃除がしやすいことがメリットです。
直接外に向かって換気をするため、屋外の風に影響を受けやすく、戸建て住宅に適していますが、高層住宅には適していません。 換気機能しかついていないので、その他の機能性はありません。
シロッコファン
遠心送風機のことでダクト式の排気の場合に使用されます。外風やダクトなどの抵抗に強く安定した風量が確保できるので、気密性の高い住宅や高層住宅に向いていますが、自分で清掃をするのが困難というデメリットもあります。
また、浴室換気扇の交換を検討している機会に、浴室暖房乾燥機への取替えもお勧めです。 浴室暖房乾燥機は、換気機能に加えて、乾燥機能で雨天時に洗濯物を乾かすこともできますし、冬場の寒い浴室を暖房で暖めることもできます。 また、ミストサウナ機能付きのものを選べば、心も体もよりリフレッシュできるバスタイムを送れるようになるでしょう。
プロペラファン
扇風機の羽根のような形をしたファンで、外壁部に設けられるため戸建て住宅に設置されることが多いです。 大風量で比較的掃除がしやすいのがメリットですが、外風やダクトなどの抵抗に弱く、気密性の高い住宅や高層階への設置にはあまり適しません。
Q.浴室換気扇の機能について教えてください。
従来の換気機能に加え、入浴が快適になる機能や実用的な機能を備えている多機能換気扇もあります。
暖房機能
冷えやすい冬場の浴室も快適にしてくれます。
入浴前にあらかじめ暖房をつけておけば、冬場でも寒い思いをせずに入浴することができます。
また、浴室に暖房機能を付けることによって、ヒートショックを防ぐことができます。
寒い場所(脱衣所・浴室)から、熱い湯船に浸かった時に起こるヒートショックは、急激な血圧の変化から脳出血や脳梗塞・心筋梗塞を引き起こしてしまうため、暖房機能を使うことによって防ぐことができます。
特に高齢者・高血圧・糖尿病などの病気をお持ちの方はリスクが高まるため、家族の命を守る意味でも暖房機能をつけることをオススメします。
送風(涼風)機能
扇風機のような風で蒸し暑さをやわらげ、体のほてりを防いでくれます。
冷房機能とは違い、室内を冷やすことはありませんが、夏のジメジメした中でも快適な入浴をサポートしてくれます。
乾燥機能
浴室に乾燥機能を設けることで、”室内干し”ならぬ”浴室干し”が可能になります。
乾きにくい季節や時間、花粉・黄砂などの飛来が多い日でも、部屋干しの生乾き臭を気にすることなく浴室内で洗濯物を乾かすことができます。
タイマー機能
換気はもちろん、暖房や乾燥などの機能にタイマーを設定することができます。
帰宅時間にタイマーをかけて浴室を温めておいたり、乾燥をかけて出かけ、自動で停止させることもできます。
より快適な暮らしに繋がり、不要な電気代の削減もできます。
Q.浴室換気扇のメンテナンス方法を教えてください。
浴室換気扇には寿命があり、どうしてもいつかは壊れてしまいます。 ただ、その寿命を延ばすことができれば、交換のサイクルが長くなり、出費を抑えることができます。 そのために必要なのが普段からのメンテナンスです。浴室換気扇を正しくお手入れをすることで、浴室を清潔に、長く使い続けられます。
しかし、「浴室換気扇のメンテナンスってどうやるの?」という方も多いかと思います。 ここでは、どのようにメンテナンスをすればよいのか、詳しく説明していきます。
【ステップ1】 ブレーカーもしくは電源を切る
【ステップ2】換気扇のカバーを外す
【ステップ3】ファンを取り外してカバーと一緒に中性洗剤で洗う
【ステップ4】本体内部も手の届く範囲でホコリを拭き取る
【ステップ5】元に戻す
基本的な流れはこのような感じになりますが、浴室換気扇の種類によってはファンが取り外せないものもあります。 その場合は無理に取り外そうとせず、そのままの状態でホコリを取るようにしましょう。 浴室換気扇のお手入れをする際には、必ずブレーカーもしくは電源を切っておかなければなりません。 ブレーカーまたは電源を切らずにお手入れしていると、感電してしまう恐れがあるので注意しましょう。
また、浴室換気扇に直接水をかけないようにしてください。 漏電してしまう危険性もあり、カビの原因にもなります。全ての部品を洗った後には、乾いた布で水分を取り除いた上で元に戻すようにしてください。
このメンテナンスは3ヶ月に1回のペースで行い、本体カバーの掃除はできるだけ1週間に1回は行うようにしましょう。 浴室は思った以上にホコリが多く、メンテナンスを怠るとホコリを吸い込んだ浴室換気扇が故障する原因になっています。 ちょっとした手間をかけるだけで故障を回避できますので、定期的にメンテナンスをしましょう。
Q.浴室換気扇の交換方法を教えてください。
浴室換気扇の交換方法は、既存の換気扇を取り外すまでは種類に関わらず一緒ですが、取り付けは新しく取り付ける換気扇の種類によって異なります。
「プロペラ型」の浴室換気扇は、壁に設置してコンセントに差し込むだけなので、大規模な工事は必要ありません。 しかし、プロペラ型の中にはコンセントに差し込むだけでなく、電源線と繋げるタイプのものもあります。電源線と繋げるタイプの換気扇は、電気工事士の資格を持っている人が工事を行う必要があるので業者に頼むようにしましょう。 「シロッコ型」の浴室換気扇は、プロペラ型に比べると少し複雑で天井の設置、電気配線やダクト設置という作業が必要になります。 電気配線などを含む電気工事は、漏電・感電・ショートなど事故が起こる危険性が高いため、電気工事士の資格を持つ業者に依頼する必要があります。
Q.浴室換気扇の交換はDIYでできますか?
浴室換気扇の取り付けは、電気工事が必要な場合もあり、「電気工事士」有資格者以外が作業することはできません。 素人が行うと感電や漏電、ショートの恐れがありとても危険ですので業者に依頼するようにしましょう。
また、換気扇の不具合は故障によるものではなく、ファンに付着したホコリ等が原因の場合もあります。 換気扇の掃除で直るケースもあるので、業者に依頼する前に掃除をしてみてもよいでしょう。
取り付けの際に、電気系統の不具合や配線工事の追加などの必要が発覚する場合があり、その場合は別途の工事費用がかかることがあるので注意が必要です。
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浴室換気扇は大きく分けて、修理と交換によって費用が変わります。 また交換の場合には、設置する換気扇の型によって費用が変わります。
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まずは相談から
渡邊 一伸(ナベさん)