風呂場の換気はもちろん、天候によって外に洗濯物が干せない時などに便利な浴室換気乾燥機。 しかし電気代が高くなると言われるのも現実です。そこで浴室換気乾燥機の節約方法をご紹介します。
浴室の水気を無くす
浴室換気乾燥機を使う際には、浴室の水気を無くすのがオススメです。 浴室の水気というと、浴槽のお湯や浴室使用後の水の飛散、そしてシャンプーなどの液体石鹸もそれにあたります。
例えば洗濯物を浴室内で乾かす時にも、よく晴れて湿度の低い日が洗濯日和であると言えるように、浴室でも他の水分がない状態がより効率的であるのは明白です。 ですので、そんな時の節約方法としては以下の3つです。
- 浴槽のお湯は抜くか、しっかりとサイズの合った風呂蓋をする。
- 浴室使用後は換気や拭き取りを行い浴室に水気がない状態にする。
- シャンプーなどの液体石鹸も浴室には置いておかないようにする。
定期的に清掃をする
エアコンのフィルターを掃除すると節約になるというのは皆さんも耳にしたことがあるでしょう。 つまり、フィルターが詰まってしまうとエアコンの性能が落ちて余計にエネルギーが使われてしまうという事ですが、それと同様のことが浴室換気乾燥機でも言えます。
浴室換気乾燥機であってもフィルターは意外と取りやすくなっていますので、エアコン同様に綺麗にして定期的な清掃を欠かさないようにしてあげるのも節約になります。
洗濯物の干し方と風向の調節
浴室換気乾燥機で洗濯物を干す時には、洗濯物の干し方と浴室換気乾燥機の風向にも注視しましょう。 まず洗濯物は外で干すのと同様に、ある程度間隔を取りながら並べる事が大切です。 浴室内という限りあるスペースではあっても、洗濯物の乾燥には衣服と衣服の間に空気の通り道を忘れてはいけません。 最低でも5cm程度は間隔をあけてあげてください。
また浴室換気乾燥機にも風向がありますので乾きにくい洗濯物を風向の先に置いたり、場合によっては定期的に風向を調節してあげるのもオススメのやり方です。
プラスアルファで、浴室換気乾燥機の使用時間短縮
浴室換気乾燥機で洗濯物を干す時には、季節や量、性能によって違いがあるにしろ2－3時間程度であると言われています。 その浴室換気乾燥機の乾燥機能使用時の電気料金は1時間あたり20〜50円程度、3時間使えば60〜150円、1ヶ月毎日使えば1800〜4500円という計算になります。
省エネモードなどの機能も搭載されている商品もありますが、いずれも気軽に毎日利用する気にはなれない金額といえるでしょう。 しかしながら雨の日や夜間寝ている時に便利な浴室換気乾燥機。プラスαの道具を使って時間短縮を図り、節約につなげましょう。
そんな時に使える道具が、サーキュレーター・扇風機・除湿機です。
浴室換気乾燥機をメインに、サーキュレーター・扇風機・除湿機をアシスタントにしてダブルで洗濯物にアプローチ。
浴室換気乾燥機の使用時間を短縮することができます。 また、エアコンを使用している時間帯に部屋干しをしておき、仕上げに浴室換気乾燥機を使うという方法もオススメです。
浴室換気乾燥機の機能で使い分ける
種類によって違いはありますが、浴室換気乾燥機には「換気」「暖房」「乾燥」「涼風」などの機能がついているものがあります。 それらの機能を使い分けて節約につなげる方法です。 例えば、先程ご紹介した浴室換気乾燥機の電気代「1時間あたり20〜50円程度」というのは、乾燥・暖房機能を利用したときのコストを表しています。 換気・涼風機能については1時間あたりの電気代が1円にも満たないものが多いようです。
しかし換気としての役割はしっかりと果たしてくれますので、たとえば最初は換気などで洗濯物をある程度乾かし、最後の1〜2時間を乾燥機能を用いて仕上げるという方法で節約ができるでしょう。
ガス式浴室換気乾燥機と電気式浴室換気乾燥機の違い
浴室換気乾燥機にはガス温水式と電気式があります。 電気式は約3時間・ガス温水式は約1時間で洗濯物が乾き、ランニングコストにおいてはその使用時間に比例して電気式のほうが2倍程度かかる計算になります。 となるとガス温水式のほうがお得と思えますが、導入費用を考えるとガス温水式のほうが電気式のものより倍以上することもあるので、一概にそうとはいえません。
導入コストとランニングコストを考えて、それぞれのご家庭に合ったタイプを選ぶことが大切です。 専門の業者さんにアドバイスをもらいながら決めるようにしましょう。
電気代プランによって時間帯を選ぶ
電気会社の料金プランによって、夜間の電気料金がオトクになるものがあります。 その場合は夜に浴室換気乾燥機を使用することで節約にもなりますので、 電気会社の窓口に相談してみるのもオススメです。
まとめ
以上、浴室換気乾燥機の節約方法を7つご紹介しましたが、いかがでしたか。
電気代がかかると言われる浴室換気乾燥機ですが、長らく雨が続いたり不安定な天候の季節や、春の洗濯物へ付着する花粉症対策、高層マンションに住んでいて外で洗濯物が干せない・・・そんな時にはとても便利なものです。
ちょっとした工夫や手間で節約できることも多いので、是非参考にしてみてください。
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