賃貸の壁に穴を開けてしまった場合の補修費用と対処方法の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 賃貸の壁に穴を開けてしまった場合の補修費用と対処方法 を行う場合の概算費用です。
- 壁穴修理(小)
- 20,000円〜40,000円
- 壁穴修理(大)
- 30,000円〜50,000円
- 壁穴修理+壁紙張り替え(6平米未満)
- 40,000円〜70,000円
- 壁穴修理+壁紙張り替え(15平米未満)
- 50,000円〜100,000円
- 壁紙剥がれの補修
- 20,000円〜40,000円
賃貸の壁穴を補修する費用
壁穴の補修費用は、穴の大きさや数、壁の破損状態によって変動します。
また、使用する壁紙によっても費用が異なります。
例えば、穴の直径が20cm以下の場合、補修の費用相場は約2万円~4万円です。
一方、直径が20cm以上の大きな穴や、複数の穴を補修する場合、費用相場は約5万円~10万円となります。
業者依頼時の費用相場
業者に依頼する場合の費用相場は以下の通りです:
【業者依頼時】
直径20cm以下の壁穴補修の相場:20,000円~40,000円
直径20cm以上の壁穴補修の相場:50,000円~100,000円
費用は地域や業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
賃貸の壁に穴を開けてしまったときの対処法
賃貸物件の壁に穴を開けてしまった場合、勝手に補修を行ってよいのか、それにかかる費用はどうなるのか心配になる方も多いでしょう。
賃貸物件の壁に穴を開けてしまったら、まず穴の状態を貸主に確認してもらうことが重要です。
賃貸物件での対処法
持ち家の場合、壁の穴の大きさによってDIYで修理するか、業者に依頼するかを選べますが、賃貸物件では自己判断で補修を行ってはいけません。
まずは貸主に状況を確認してもらい、両者が納得のいく補修方法や補修費用について情報を共有しましょう。これによりトラブルを回避し、業者への依頼もスムーズに行えます。
放置は厳禁
放置しておくと被害が拡大し、より多くの費用がかかる可能性があります。
退去時まで先延ばしにせず、速やかに対応するようにしましょう。
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画鋲などの小さい穴は補修しないで大丈夫
アパートやマンションなどの賃貸物件から退去する際には、「原状回復」が求められます。 「原状回復」というと、「借りた部屋を元の状態に戻す」という意味にとらえがちですが、実際には少し異なります。
原状回復とは?
国土交通省が出している『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』によると、原状回復とは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」とあります。
ここでいう「通常の使用」とは、賃借人が通常の生活を送る中で発生する損耗や毀損を指します。ガイドラインでは「通常の使用」の範囲内であれば、借り手は原状回復義務を負わないものとされています。
小さい穴の扱い
掛け時計、カレンダー、ポスター、飾り棚などを飾る際にできた、画鋲などのごく小さな穴は、ガイドラインの中の「通常の使用」とされることがほとんどで、原状回復義務はありません。
大きな穴を開けたらまずは大家さんに相談
万が一、壁に大きな穴を開けてしまった場合は、大家さんに連絡を入れて、対処法などについて確認してください。 借りている部屋ですので、ご自身の判断で処理をするのではなく、貸主の指示を仰ぐことが必要です。
原状回復が必要となる穴の基準
画鋲などのごく小さな穴を除いた、肉眼で見えるような大きな穴は「通常の使用」を超えていると考えられるため、原状回復義務があります。以下のような例が挙げられます。
【業者依頼時】
釘・ネジなどの少し大きめの穴の補修の相場:20,000円~40,000円【業者依頼時】
物などをぶつけて開いた大きな穴の補修の相場:30,000円~50,000円
釘やネジを用いて開いた穴、または物などをぶつけてできた穴は、下地ボードの張替えが必要となることがあります。そのため、原状回復の義務が生じます。
費用の負担
基本的に、借主の過失による破損の補修費用は敷金の中から支払われます。敷金がない物件の場合、退去時に補修費用を追加請求されることがあります。入居前に契約内容を確認しておくと安心です。
まとめ
賃貸物件の補修は、貸主の許可を得ずに借主が勝手に行うことはできません。必ず貸主に連絡をし、対処方法について確認しましょう。
どの程度の壁ならDIYで補修できるかについては、こちらの詳細記事をご覧ください。
明らかに破損が激しい場合や、破損箇所が広範囲にわたる場合は、素人が補
修するのは難しいでしょう。仕上がりにも大きく影響するため、プロに依頼することが賢明です。
賃貸の壁に穴を開けてしまった場合の補修費用と対処方法の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 賃貸の壁に穴を開けてしまった場合の補修費用と対処方法 を行う場合の概算費用です。
- 壁穴修理(小)
- 20,000円〜40,000円
- 壁穴修理(大)
- 30,000円〜50,000円
- 壁穴修理+壁紙張り替え(6平米未満)
- 40,000円〜70,000円
- 壁穴修理+壁紙張り替え(15平米未満)
- 50,000円〜100,000円
- 壁紙剥がれの補修
- 20,000円〜40,000円
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
まずは相談から
壁穴の関するお役立ちコラム
Q.部屋の壁に穴を「開ける方法」を教えてください。
賃貸のアパートやマンションにお住いの方も「自分の住まいをおしゃれな空間にしたい」と思われる方は多いかと思います。 賃貸物件ではなるべく壁穴を開けないように配慮するほうが良いですが、どうしても穴を開けたい場合は、退去時に原状回復の必要がない壁穴があまり目立たないグッズを利用するのがおすすめです。
穴を目立たさずに使用できる、おすすめのグッズは以下のようなものがありますが、接着剤や粘着テープは、使用できる壁の種類などに注意して使用しましょう。
- 画鋲(針が細いもの)
- ホッチキス(180度開くもの)
- 虫ピン
- ニンジャピン
- 接着剤、粘着テープ(貼って剥がせるタイプ)など
その他にも、コルクボードを使用してポスターやカードをおしゃれに飾ったり、ポールに小物を吊るすなど、壁に穴を開けずに済む方法がありますので、色々試してみられてはいかがでしょうか。
渡邊 一伸(ナベさん)