2017年12月29日

エコキュートの電気料金の目安と抑えるポイント

エコキュートは電気料金の安い夜間にお湯を作ったり、少ない電気エネルギーでお湯を作れるため、節約効果が高いと言われています。さらに節約できる使い方も知り、エコキュートで節約しましょう。

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エコキュートの電気料金について


エコキュートは電気料金を抑えられると言われています。その理由とひと月の電気料金の目安を見ていきましょう。

電気料金の目安

電気料金は、電力消費量に1キロワットアワーあたりの電気料金をかけることで求められます。電力会社や契約プランなどで異なりますが、ここでは東京電力のオール電化向けプランを参考にしています。

3~5人向けの370ℓのタンク容量で、一ヶ月の消費電力量は約128.625kwhに夜間電気料金の12.25円/kwhをかけると、一ヶ月の電気料金は約1,600円と求められます。

ガス料金をかけることなくお湯を沸かすことができるため、エコキュートは節約に役立つと言われています。

ランニングコストを節約できる理由

エコキュートはガス給湯器などと比較すると本体価格は高いですが、ランニングコストに優れることから、節約を期待して設置される方が多いです。エコキュートのランニングコストの高さの一つに、お湯を電気料金の安い深夜に沸かすことが挙げられます。

また、少ない電気エネルギーでお湯を沸かせることも節電につながっています。お湯を沸かすためには電気やガスのエネルギーが必要となりますが、エコキュートでは空気中の熱エネルギーも取り込むため、少ない電気エネルギーでお湯を沸かすことが可能となっています。

エコキュートで電気料金を節約する方法

エコキュートで効率的に電気料金を抑えるためには、プランの見直しやエコキュートの機能を上手に活用することが大切です。電気料金プランの見極め方や節約につながる機能についてご紹介します。

プランの見直し

エコキュートを設置する際には、オール電化向けの夜間の電気料金が安くなるプランを選ばれるかもしれませんが、プランによって電気料金の安くなる時間帯は異なります。エコキュートの作動する時間と電気料金の安くなる時間帯に違いがあると、思いの外電気料金を抑えられないため、時間帯の設定は慎重に行いましょう。

新しい電気料金プランが増えたり、ライフスタイルの変化によっても、節約できるプランが変わることがありますので、定期的にプランを見直す機会を設けましょう。また、プランによって日中の電気の単価は異なります。日中にお湯の沸き直しが必要となる場合は、電気料金が高くなり節約効果が小さくなる可能性がありますので、日中の電気の単価も確認しながらプランを選びましょう。

季節で設定を切り替える

エコキュートでは、メーカーごとに搭載されている「省エネモード」が最も省エネになります。省エネモードのみでお湯をまかなえていたり、あまり使わない日には省エネモードでも問題ありませんが、お湯が不足して頻繁に沸き直しが必要になっては電気代がもったいないです。このような時は、お湯を多めに沸かす設定にしておきましょう。

冬はお湯を多く使い、夏は使う量が減るのではないでしょうか。そこで、冬にはお湯を多めに沸かす設定にしておき、夏になったら省エネモードに切り替えるなど、季節ごとに設定を切り替えることで電気代の無駄を省きます。

適宜沸き上げを停止する

お湯足しを自動で行うタイプのエコキュートですと、お湯が足りなくなると自動でお湯が足されます。自動でお湯が足されるおかげで、使いたい時に使えないということを避けられるメリットがありますが、使わない時までお湯が足され、電気代の無駄を増やす可能性もあります。そこで、これ以上お湯を使わないという時には自動沸き上げを停止して、電気代を抑えましょう。

夜間の電気料金の安いプランは、時間帯によって料金に違いはありますが、日中の料金が高く設定されているのが一般的です。日中の中でも高い料金設定の時間帯に沸き直しをすると、節約の効果が低くなります。商品によっては指定した時間帯にお湯が少なくても沸き直しを行わないピークカット設定ができるものもありますので、予め設定しておくことをおすすめします。

ピークカット設定がなく、普段よりお湯を使う量が増えそうな場合は、ピーク時間前にお湯の残量を確認し、沸き直しが必要であればピーク時間以外に沸き上げをすることがポイントです。

休止モードを使う

数日家を空けることになり、出かける直前に沸き直しが必要な湯量となってしまうと、誰もお湯を使わないにもかかわらず沸き直しされてしまいます。使う人がいないのにエコキュートが作動してしまっては、電気代がもったいないです。そこで、長期間エコキュートを使用しない時には、休止モードを設定しましょう。休止モードの設定と合わせて水抜きもしておくと、メンテナンスになります。

高温足し湯を活用する

エコキュートのお湯はお風呂でも使えます。ご家族の入浴時間がバラバラですと、次に入る人はお風呂を沸かし直さなくてはなりません。お風呂の沸かし直しでは追い炊きを利用する方が多いですが、高温足し湯の方が省エネになります。自動保温や追い炊きは、ぬるくなったお湯を循環させて、タンク内の熱で暖め直しているため、タンク内の熱がなくなります。

しかし、高温足し湯であれば、タンク内のお湯をそのまま足すため、追い炊きなどと比較すると省エネとなります。エコキュートの機能を上手に活用することが、一ヶ月、一年の電気料金の節約につながります。

まとめ

エコキュートの電気料金についてご紹介しました。エコキュートはランニングコストに優れた給湯器であるため、使い方を工夫することで、さらに節約を期待できます。エコキュートを上手に使い、電気料金を抑えましょう。

エコキュートを導入する際には、設置費用や使用中のトラブルを解消するための修理費用も気になるでしょう。これらの費用については下記に詳しく解説していますので、ご参考ください。
エコキュート・電気温水器の取付・修理の費用相場とポイント

こちらのページでは、エコキュートの施工事例や商品、その他お役立ち情報をまとめています。 エコキュートの設置や交換をご検討の方はぜひ参考にしてください。

エコキュートの設置や交換に併せて、お風呂のリフォームを検討している方はこちらのページも参考にしてください。

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