2021年12月7日

デンソーのエコキュートの特徴とメリット・デメリット

エコキュートのシェアはあまり高くないデンソーですが、世界で初めてCO2冷媒ヒートポンプによるエコキュートを開発したのがデンソーです。ここではそんなデンソーのエコキュートの特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。

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デンソーとは

出典:photo-ac.com

現在作られているエコキュートのほとんどが、デンソーの基本特許を利用して作られています。エコキュートのメーカーとして、パナソニックや三菱電機、ダイキン工業、コロナという大手4社を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、デンソーはとても高い技術力のあるメーカーで、信頼性の高いエコキュートの製造販売を行っています。

特徴

デンソーのエコキュートは、計算された上質なお湯を作り出すことで、バスタイムをより快適なものにすることをコンセプトに作られています。

快適温度で流れるお湯

デンソーのエコキュートは、「快適温流」と呼ばれる浴槽内の湯温を一定に保つ技術に優れています。急激に暖かいお湯を足すのではなく、常に流れを作ってゆっくりとお湯を循環させることで、いつでも心地良い温度を保ち続ける工夫がなされています。

ぬるめの温度からゆっくり温める

熱いお風呂は嫌いじゃないけど、熱いお湯に足を入れるのはちょっと苦手という人もいますよね。そんな人のための機能が「ぬるめ入浴」です。入浴時には38℃、そこからじわじわ温度を上げて40℃というような設定ができますので、熱さを感じることなく体を温めることができます。

屋外でもできる給湯

屋外でお湯を使えると外遊びで泥んこになっても、屋外で汚れを落とすことができますよね。冬場の洗車なども冷たい水ではなくお湯でできるととても快適です。デンソーのエコキュートなら貯湯タンクから直接給湯できるため、屋外でもお湯を使うことができます。

価格

デンソーのエコキュートは設置地域ごとに3タイプの商品をラインナップしています。それぞれの地域ごとの商品とその価格についてご紹介します。

一般地向け

容量370L(~5人用)の機種と価格(税抜)

DN371FHBXC(高機能)

¥1,004,000

DN371FHBS(標準)

¥944,000

DN371FHS(標準/3階湯はり対応)

¥889,000

DN372FHS(薄型/3階湯はり対応)

¥974,000

容量460L(4人~7人用)の機種と価格(税抜)

DN461FHBXC(高機能)

¥1,074,000

DN461FHBS(標準)

¥1,014,000

DN461FHS(標準/3階湯はり対応)

¥959,000

一般地(塩害地)向け

容量370L(~5人用)の機種と価格(税抜)

DN371FHSE(標準/3階湯はり対応)

¥949,000

容量460L(4人~7人用)の機種と価格(税抜)

DN461FHSE(標準/3階湯はり対応)

¥1,019,000

寒冷地向け

容量370L(~5人用)の機種と価格(税抜)

DN371FHPK(標準/3階湯はり対応)

¥894,000

容量460L(4人~7人用)の機種と価格(税抜)

DN461FHPK(標準/3階湯はり対応)

¥974,000

付属品・種類

デンソーのエコキュートには、標準付属品として、浴室用と台所用の2つのリモコンと、オプションとして脚カバーセットが用意されています。それぞれの特徴についてご紹介します。

リモコン

デンソーのエコキュートに付属しているリモコンは、無機質なものではなく、使う楽しさをプラスした、可愛らしいデザインが特徴のアイテムです。デザインが優れているだけではなく、全機種に通話機能がついているため、浴室とキッチンでの会話を楽しむことができます。お子さんの入浴中に、今日あったことの話を夕飯の準備をしながら聞くことができます。

それだけでなく、子どもがお風呂に飽きないためのエコマメゲーム機能を搭載するなど、お風呂をより楽しい時間にするための工夫がされています。もちろんチャイルドロック機能もあり、小さなお子さんがいる家庭におすすめの仕様となっています。

脚カバーセット

脚カバーセットは貯湯タンク下部をカバーするものです。通常は配管の接続部がむき出しになっているのですが、見た目が悪いだけでなく、雨などの影響を受けて老朽化が進みやすくなります。脚カバーセットを付けることで、その部分を雨から保護できます。できるだけ長くトラブルなく使いたいという人におすすめのアイテムです。

メリット・デメリット

デンソーのエコキュートには魅力がたくさんありますが、購入後にはデメリットが気になることもあります。検討時にはメリットを知っておくだけでなく、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

大きなメリットのひとつが、世界的なメーカーであるデンソーの技術力にあります。自動車業界ではデンソーの技術は世界中から求められていますので、そのノウハウを活かしたものづくりがエコキュートにも伝承されていますので、ワンランク上の安心と安全を手にすることができます。

その反面、シェアが低いためトラブルが発生したときの対処方法などが、インターネット上にほとんどありません。購入時にも口コミなどがありませんので、選択肢に入れにくいというデメリットがあります。決して安い買い物ではありませんので、口コミや使用感の情報が少ないのは不安要素のひとつになってしまいます。

まとめ

エコキュートでデンソーを選ぶ人は少数派ですが、世界のデンソーならではのものづくりノウハウが詰まっているアイテムです。他社と比べても見劣りすることはなく、他社よりも積極的な販売をしていない結果、それほど高いシェアではないというのが現状です。

エコキュートの開発に携わったメーカーですので、現在のエコキュート業界の中心的な存在でもあります。もしここで紹介した機能などが気になるのであれば、ぜひ購入検討のひとつに加えておきましょう。

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