2018年1月12日

【TOTO】ショールーム体験レビュー ユニットバス(お風呂)編

リフォームを計画する場合、まずショールームを見学したいけど、なかなか時間が取れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回、リフォーム初心者の記者が、TOTOショールームを体験してきました。TOTOショールームレビュー第3回目は、ユニットバス編です。シンラ、サザナ、WBシリーズなど人気商品のレビューを紹介します。

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埼玉の賃貸物件に家族4人で暮らしている、フリーライターの利保間【りほま】です。中古マンションを購入してリノベーション思っていたところ、TOTOショールーム取材の機会をいただきました。TOTOショールームの体験レビュー第3回目は、ユニットバス編です。

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TOTOユニットバスの特徴

約100年前に国内初の水洗便器を開発して以来、トイレのパイオニアとして次々と新機能を進化させてきた先進性がTOTOの特徴です。 ユニットバスは機能はもちろんのこと、高齢者向けに作られたバスルームや、ユニバーサルデザインを根ざした安心安全な空間を作り出しています。

記者もTOTOのユニットバスにはあまり注目していませんでした。しかし実際にショールームを訪れてみたところ、今回ご紹介するTOTOの最新ユニットバスにも、その技術力が活かされた様々な機能が備えられていることがわかりました。

今回見学してきた「シンラ」は、デザインや機能美を重視したユニットバスのような印象を受けました。スタイリッシュでカラーバリエーションも豊富です。「サザナ」は、CMも流れている商品でその中のほっカラリ床は購入者の93%が満足している人気の商品です。最後の「WBシリーズ」はいろんなタイプの設備に自分で選んでセットで、自分好みのバスルームに仕上げることができます。トイレだけでなくユニットバスも、様々な特徴を持った商品が開発されているんですね!

TOTOのユニットバスは「シンラ」「サザナ」「WBシリーズ」などブランドがいくつかありますので、どのブランドを選んでいいのか悩みますよね。 他のメーカーのユニットバスと比較し、ユニットバスを選ぶときのポイントを知ることで、TOTOのユニットバスの特徴がより見えてきます。 TOTOを含んだ各メーカーのユニットバスの特徴はこちらの記事にまとまっておりますのでご参考下さい。

【シンラ(戸建用/マンションリモデル向け)】 レビュー

シンラは機能美を大切にしたブランドのようです。
シンプルなデッキ型浴槽に間接照明による柔らかな光の陰影、細部にまでこだわり抜いた壁・床・水栓とTOTOの最高級バスルームといえる位置づけにあるようです。様々な部材も選べて心も体もリラックスできる高級システムバスの世界をじっくり見てみましょう。

<注目の機能1> 断熱構造であったか「魔法瓶浴槽」

「こればっかりは一度入って見ないとわからない」「入ってみたい」と思わせられたのは、熱を逃しにくいという断熱構造の「魔法瓶浴槽」。お湯をはってから4時間後でも温度の低下は、約2.5℃なんだとか。これなら家族の入るお風呂タイムの時間差があってもなんとか無駄にならなさそうです。魔法瓶構造になっているとのこと、冬の寒い日の長湯でもあったか、ほっこりしそうですね。

<注目の機能2>掃除ラクラクほっカラリ床・お掃除ラクラク排水口

やっぱり毎日のお風呂で気になるのは床の使い心地。それにきれいな状態で維持できるかどうかが長く使うお風呂のなかでも気になるところですね。「掃除ラクラクほっカラリ床」という商品名が付いている通り縦横に刻まれたパターンの床は、表面の水を排水に誘導してくれてます。翌朝には靴下で入っても大丈夫なくらいにカラリと乾いているそうです。汚れ落ちもよく、軽くこすれば汚れがスムーズに取れるそうです。

お掃除ラクラク排水口は、「らくポイヘアキャッチャー」という独自の構造で髪の毛を絡みにくくして、張り付かずポイと簡単に捨てられるそうです。毎日のお掃除も気持ちが楽になりそうですね。

<注目の機能3>人工大理石を採用したデッキ付き浴槽

毎日使うお風呂。やっぱり浴槽のフォルムや使い勝手は気になりますね。

シンラの浴槽は特徴的で、まるで鉱石を思わせるような重厚感のあるデッキに光沢のある人工大理石を採用したタイプ。デッキ付き浴槽は、シャープなフォルムで広々と空間を使えるスクエアタイプと、まるで包み込まれるようなラウンドタイプの2種類です。ラウンドタイプはステップ付きで半身浴にも最適ですね。家族の入浴スタイルに合わせて選びたいところです。

ご紹介した機能以外にもまだまだ多くの特徴がシンラにはあります。 浴室が冷めない工夫は浴槽だけでなく床、壁など浴室全体に及んでいます。また、家族全員が安心して入浴できるよう、ユニバーサルデザインで設計されています。 機能面だけでなく、ホテルのユニットバスのような高級感あふれるデザインもまた特徴の1つです。

そんなシンラの特徴はこちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考下さい。

【サザナ(戸建用/マンションリモデル向け)】レビュー

TOTOのシステムバスルームの中では、中価格帯と目される「サザナ」 。 新しく進化したバージョンの機能が基本仕様で「お掃除ラクラクほっカラ床」や「エアインシャワー」「魔法瓶浴槽」「お掃除ラクラク人大浴槽」「お掃除ラクラクカウンター」などで、7つのプランからカラーも含めて選べるようです。
また高機能でバリアフリー設計が特徴ともいわれるサザナ。これから長い目で考えれば、バリアフリーのモデルプランを検討して見ても良いのかもしれませんね。

<注目の機能1>ユニバーサルデザイン

だんだん歳を取ってくるとお風呂場の段差や体の動きにも注意を払いたくなってくるものです。記者の両親も70代になって、膝の上げ下ろしが辛くなってきているようで、少しでも無駄な動きをしなくても済むようにお風呂場は快適なものにできたらと思います。

そこで今回ショールームで見たサザナは、お風呂場(浴室)に入るときから浴槽に浸かるまで安心、安全に配慮したユニバーサルデザイン空間になっているとのことでした。出入り口の段差が低くく、床も滑りにくい材質で作られています。他にもボタン一つで浴槽のお湯を排水できたり、「2WAYタッチ水栓」という座ったままで簡単にお湯の出し止めを操作できる機能がついていたりと、様々な配慮が施されています。本当に至れり尽せりですね。浴槽は、跨ぎやすい高さで中にハンドグリップがついていて、危険な部分はあらかじめ察知して処置してくれているようなイメージです。

<注目の機能2>お掃除ラクラクカウンター、メタルタッチ水栓

空間のアクセントにもなる水栓の前に置くカウンター。
洗面器やボディタオルなどを置けるカウンターもコーディネイトができるそうで、それだけでもこだわりの空間を演出できそうです。シンプルな人工大理石や木目の柄などがあり、2WAYのメタルタッチ水栓も組み込み式にできるので、無駄のないスペースですっきりとしたカウンター周りが実現できそうです。

お掃除は、省スペースのカウンターで表面も裏側も手を入れて磨くこともできるのできれいが長持ちしそうです。

<注目の機能3>パネルのカラーバリエーション(ビンテージカラー)

サザナは、浴槽やタイルをはじめ、パネルの色も渋いバリエーションでより好みにあったお風呂空間を実現してくれそうです。深みのあるビンンテージカラーとダーク系の木目調の組み合わせは、また格別モダンな印象で、友人や親戚などのゲストを自宅にお招きした際にも自慢できそうです。水周りの家具をすべてダーク系の色に統一してみてもいいのかもしれません。

我が家自体が洗練された雰囲気で居心地の良いものになりそうです。

サザナはTOTOのスタンダードなユニットバスです。 お湯が冷めない設計や掃除のしやすい工夫以外にも、豊富なプランやデザイン、パネルのカラー等様々なバリエーションがあり、お好みのユニットバスを選ぶことができます。

そんなサザナの特徴はこちらの記事でより詳しく解説していますので、ご参考下さい。

【WBシリーズ(マンションリモデルタイプ)】レビュー

限られたスペースで有効活用できるというバスサイズも豊富なWBシリーズ。
マンションリモデルタイプということで一番現実的なプランかもしれませんね。WBシリーズは基本の装備はほとんど変わりません。シングルタイプやストレートカウンタータイプ、スリムカウンタータイプなど、カウンターの違いでモデルが分かれるようです。

プランはスペースにも合わせていろいろあるそうなので、細かい点は見積もり依頼をして確認した方が良いかもしれませんね。

<注目の機能1>福祉機器オプション(インテリア・バー)

記者は今、同居中の高齢者がいるわけではないですが、今後のことを考えるとどうなるかわかりません。もしもの時に考えておきたいのがよりバリアフリーな環境にできる浴室かどうかということです。福祉機器のインテリア・バーもショールームにカラフルなバリエーションで設置されていました。壁の色にも合わせることができるのもいいですね。

I型とL型のバリエーションがそれぞれあり、お風呂に入る際はセーフティータイプのインテリア・バーがあることで,、跨ぐ時にも不安なく出入りできそうです。必要と思った時に後付けできるのもいいですね。

<注目の機能2>限られた空間でも広々バスルーム

マンション向けWBシリーズは、ユニットバスの壁裏にできがちなデッドスペースに着目。独自のスリム構造と、配管経路の見直しによってできる限りデッドスペースを無くし、新しいバスルームに仕上げることができるそうです。5cmピッチの縦・横サイズを実現し、狭くなりがちな浴槽や浴室の空間そのものにゆとりができるといいます。

少しでも広く使いたいけれど、広げられるなんて思っていなかったバスルームには嬉しい情報ですね。

<注目の機能3>浴室換気暖房乾燥機

換気扇は幾つかのタイプを選ぶことができるようですが、おすすめは、暖房、衣類乾燥、換気、涼風の1台4役がこなせる浴室換気暖房乾燥機だそうです。

冷房機能こそついていないけれど24時間換気(運転洗濯)で、5kgの洗濯物でも素早く乾燥できるのだとか。それに寒い冬でも入浴前暖房運転の強い風邪で一気に浴室を暖かくしてくれるというのは嬉しいですね。TOTOの乾燥機はタイプによってはつけられないものがあるものの、2016年の8月に発売された温水式浴室換気暖房乾燥機や、温水ミストの出るミスト機能付き温水式浴室換気暖房乾燥機など1歩進んだ機能がお風呂タイムを楽しくしてくれそうです。

TOTOショールームの感想

新宿駅前の甲州街道沿いから1本入ったオフィス街の一角にあるのが最先端のTOTOの技術を紹介する「TOTO東京センターショールーム」。以前は、TOTOといえばトイレの代名詞だったはずですが、今回訪れてびっくりしたのは、最先端のトイレはもちろんのこと、水周りすべての施設がこちらで整うことでした。しかも機能的でコンパクトスリムな設計にTOTOらしさも感じられました。

程よい広さのショールームに、アドバイザーの数が多く、予約なしでもフレキシブルにアドバイスを受けられます。最先端の水周りの機能についても詳しく伺うことができたので一度はこちらのショールームに足を運ばれることをおススメしたいですね。

使い心地と機能性を体感できるショールームは、トイレ、浴室、キッチン、洗面所、福祉機器を展示しています。要望があれば、プランやカラーを画像で見せてもらうこともできます。さらに、必要があれば工事会社に渡す明細、見積もり作成サービスもあるので、充実した1日を送れそうです。また、小さいお子様連れや足の不自由な方にも7Fの総合受付で、車椅子やベビーカーの貸し出しもしてくれるので安心です。

ショールームはユニットバスの実物を見ることができ、直接不明点・疑問点をアドバイザーに聞くことができます。 これはカタログやWEBページを見るだけでは得ることができないショールームのメリットの1つです。 商品を選ぶときには、情報だけでなく購入者の感想や評価もまた参考になります。 TOTOの「シンラ」「サザナ」等のユニットバスの口コミがこちらの記事でまとまっておりますので、ご参考下さい。

【関連記事】
お風呂と同時にその他水まわりのリフォームもまとめて行なうケースもあります。
TOTOのシステムキッチンとトイレのショールームに関する記事はこちらをご覧ください。

ショールームの情報だけでなく、お風呂リフォームに必要な金額や、実際の施工事例、その他の商品情報等も知りたいという方は、こちらのページをご参考にしてください。

◾︎今回お伺いしたショールーム情報
TOTO TOKYO CENTER SHOWROOM
東京都新宿区代々木2-1-5
JR南新宿ビル7,8F
TEL.0120-43-1010
開館時間:10:00〜17:00
【休館日】毎週水曜日(祝日の場合は開館)・夏期休暇・年末年始
http://www.toto.co.jp/products/tnm/showroom/

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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