埼玉の賃貸物件に家族4人で暮らしている、フリーライターの利保間【りほま】です。
中古マンションを購入してリノベーション思っていたところ、Panasonicショールーム取材の機会をいただきました。Panasonicショールームの体験レビュー第3回目は、ユニットバス編です。
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Panasonicユニットバスの特徴
パナソニックのユニットバスの商品は、システムキッチン同様、3つのグレードに分かれています。
ハイグレードは、ゆったりとしたくつろぎのある空間が特徴の「ココチーノL-CLASS」(2016年6月受注開始)。スタンダードグレードは、リフォームにおすすめの進化系の「リフォムス」。シンプルグレードは、細部にも配慮がいきとどいた「オフローラ」です。
ほかにも「FZ」などもショウルームで直接確認することができます。
空間の広さが一番大きな違いで、いずれも秀逸なバスルームでした。
価格間の商品の違いだけではなく、他のメーカーの商品とも比較してみると、パナソニックのユニットバスならではの特徴や価格ごとの違いが見えてきます。パナソニックを含む他のユニットバスの特徴はこちらの記事でまとめてありますので、ご参考ください。
また、こちらの記事では、パナソニックを含むデザイン性の高いユニットバスの商品をまとめています。
高価格帯:ココチーノL CLASS
実際のショールームでは多彩なデザインや素材の違うプランを複数みることができるのがこちらの「L- CLASS」。居室のようなくつろぎを感じる空間と重厚感のある天然石の風合いがあいまって独特の心地よさを感じさせてくれます。
さらに、先進的な照明や暖房換気乾燥機などの機器はそのままで、その気配をできるだけ排除し、入浴する楽しみを存分に引き出してくれるといいます。
ただ1点、戸建のような広さがないとこの贅沢感は味わえないだろうなあということです。
実際のプランが自宅にあっているかどうかは、専門家に相談してみると良さそうですね。
<機能1>トータルコーディネイト
ショールームを見た感想ですが、パナソニックのバスルームは、ドレッシングルームとコーディネイトされたインテリア性と高い機能性に特徴があるといえそうです。中でもL-CLASSのバスルームは、広い窓と大きなドアを基本設計に開放感溢れる空間になっています。
また、浴槽周りは重厚な石目調で空間をすっきりと引き締めてくれています。
さらに、浴槽側のカウンター下には温かみのある照明(オプション)が設置でき、水面にきらめくあかりを楽しみながら、心安らぐ一時が味わえそうです。素材の色合いと照明が相まってシナジー効果が高まりそうですね。
<機能2>有機ガラス系人造大裡石浴槽&オイルヴェール酵素美泡湯
日々の入浴で大切な浴槽は、マウント型のワイド浴槽で汚れがつきにくく、きれいが長も持ちすると言われている「有機ガラス系人造大裡石浴槽」を採用。さらに女性にとっては嬉しい酵素とオイルに包まれる「オイルヴェール酵素美泡湯」にすることもできるんだそうです。
化粧用オリーブオイルに植物性オイルを配合した「美泡湯オイル」の入った専用カバーを浴槽に取り付け、スイッチを押すだけで乳白色の泡湯が湧き上がってきます
とても不思議な感じがしたのですが、きめ細やかなしっとりとしたお湯にとても癒されるものを感じました。
<機能3>デザインと素材重視のマウント浴槽/グラリオエプロン
L-CLASS バスルームのコンセプトには、「居室のようなくつろぎを感じる」という発想があるそうです。実際にみて回ったL-CLASSのバスルームはどれも表情豊かで、細部こだわったデザイン性と素材のよさを感じさせるものでした。中でも、重厚感のある天然石の風合いを忠実に再現したマウント浴槽は、ユニットバスの常識を覆すグレードで、このバスルームを目の当たりにして素材の重厚感が浴室の格をあげるのだと実感しました。
浴室全体が統一された空間になっていて、きれいな水平的なデザインにもお掃除のしやすさを感じます。ぜひ、家族だけでなく親戚や友人を招いてのお泊まりのときにもゆったりとバスタイムを味わっていただきたいものだと思いました。
中価格帯: Refoms(リフォムス)
L-CLASSと比べると、小規模ながらもナチュラルな温もりを感じさせる作りなのが「Refoms」(リフォムス)。圧倒的なあたたかさにこだわり、浴室をまるごとしっかり断熱した床や壁に、断熱材で包んだお湯がさめにくい浴槽など至れり尽せりのようです。
ほかにも39℃のぬるめのお湯でもしっかり温まる「酵素美泡湯」や、体全体にきめ細やかなお湯がかかる「The シャワー」など、様々な工夫が凝らされているバスルームです。冬場の入浴もこれなら安心して楽しめそうですね。
<機能1>スゴピカ浴槽
しっかりとした厚みの人造大理石を使用した「スゴピカ浴槽」。一見、見た目ではわかりませんが、スゴピカ浴槽は、表面がとても硬くてなめらかだと言います。その分、きれいが長持ち、さらにはっ水、はっ油成分配合で汚れがつきにくいんだそうです。浴槽と合わせて、カウンターにも「スゴピカ素材」が採用されていて、さらにお掃除が楽ちんというわけです。
怠けのものの記者にはありがたい機能ですね。力を入れてゴシゴシしなくても汚れの強度が弱ければ軽くこするだけで済みそうです。
<機能2>カビシャット暖房換気乾燥機(写真の壁リモコン下)
バスルームを素早く乾かすのが「カビシャット暖房換気乾燥機」。入浴後の浴室では水分が残っている時間が長いほどカビが発生しやすいため、カビシャット暖房換気乾燥機のセンサーで浴室内の温度と湿度を検知し、効率的に乾燥させてカビの繁殖を抑える機能だそうです。浴室外のリモコンボタンを押すだけで操作もカンタンそうです。
他には「節電乾燥衣類」が付いていて、浴室での衣類干しも衣類の量に応じて必要な時間を設定するだけでヒーターの使用時間を短く制御できるそうです。
浴室内が清潔に保たれて、エコなのもありがたいですね。
<機能3>豊富な浴槽形状
浴槽も洗い場も現状よりもひと回り大きな浴室にリフォームすることができるというリフォムスの浴槽。細部の厚みや収まりを見直し、洗い場や浴槽を広げることができるそうです。
浴槽自体も少しでもゆとりをもたらそうと工夫されているようで、肩周りの幅が広くなった「タマゴ浴槽」や足元の幅を細くして洗い場にゆとりをもたらす「ナナメ浴槽」、さらに珍しいのは、狭いスペースでもゆとりのある浴室を実現してくれる「コーナー浴槽」など、コンパクトサイズのものも選べるそうです。
優しい色合いの6色から選べて、長いお付き合いになる浴室選びのポイントになりそうです。
普及価格帯:オフローラ
「Oflora」(オフローラ)は、マンションの居住空間の事情に応じてアレンジ、機能的かつ手頃なバスルームプランを実現してくれるそうです。マンション向けとはいえ、プランは多様で、0,75坪相当から、最も種類の多い1,0坪、さらに1,25坪と1,5坪の広い空間でも対応可能なバスルームのセットプランが用意されているそうです。
浴槽の種類も多いので環境に合わせて選べるのも頼もしいですね。
<機能1>フッ素配合新素材 アクアマーブル人造大理石浴槽
美しいツヤとなめらかな肌触りの「フッ素配合新素材 アクアマーブル人造大理石浴槽」。まるでホテルのような顔を持つアクアマーブルの人造大理石浴槽は、何層にも素材を重ねる配合技術で大理石ならではの深みや、奥行きのある表情の浴槽に成功したといいます。
浴槽の一つ一つがまったく同じにはならない、二つとして同じものがないことも魅力かもしれませんね。他にもパール粒子を配合した同社最高クラスの「有機ガラス系新素材 エクストラマーブル人造大理石浴槽」も汚れがつきにくくきれいが長続きするとのこと。
人造大理石は、それぞれ色柄が異なるので好みで選んでみてもいいかもしれませんね。
<機能2>スミピカフロア
しっかりお掃除したつもりでも、目池にカビが生えやすい浴室の隅。そんな主婦泣かせのお風呂掃除の手間ひまを少しでもラクにしてくれるのが「スミピカフロア」。床が立ち上げ式構造で防水性に優れており、床表面に微細な凹凸を施して滑りにくく、乾きやすくしているそうです。さらに床材にフッ素系の特殊シートを合わせることで傷つきにくさをプラスしているとのこと。
そのため、落ちにくかった床の汚れもスポンジで軽くこするだけでもきれいになり、お掃除しやすくきれいが長持ちするのだそうです。なんだか、いいことずくめですね!
<機能3>新W節水シャワー(オプション)
からだ洗いでもおふろ洗いでも節水できるという「新W節水シャワー」。たった1つのシャワーヘッドから、3つのモードに切り替えられるとは、ちょっと驚きです。
eモード(からだ洗い)が従来型より36パーセント節水でき、流量を抑えて柔らかい浴び心地だそうです。ハードモード(からだ洗い)は、eモードに比べて強目の洗い心地で、全身洗いにおススメなのだとか。もう1つの「ささっとワイドモード」(おふろ洗い)では、節水しながらも、散水幅の広がりと水圧で泡もきれいに流せておそうじがラクになるそうです。
それぞれの特性を生かしながら節水もできるなんて、なんて便利なんでしょう。中古マンションに住む我が家では夢のようです。
こちらの記事では、デザイン性や掃除のしやすさ、節水の他にも魅力的な機能や商品価格についても紹介していますので、ご参考ください。
Panasonicショールーム東京の感想
JR・東京メトロ「新橋」駅や都営大江戸線「汐留」駅から徒歩で5分ほどの距離にある「パナソニック リビングショウルーム 東京」。恵まれた立地にあるこの場所は、家電メーカーとして世界に知られるパナソニックの東京本社ビル。他のショールームのスケールとは明らかに異なる巨大なビルに思わず上を見上げてしまいました。
最初は、暮らしの展示などの看板が目立ちまるでアートミュージアムにはいるようなドキドキ感でした。最新の住宅設備を体験、体感できるリフォームパークが1F。さらにB1は、パナソニックらしい様々なあかりを展示してある「あかりと電気設備のフロア」。
B2が今回訪れる目的の「キッチン・水まわりと内装収納のフロア」になっていました。今回は時間がなくB1の中まではみることができなかったのですが、入り口から漏れるあかりや、和洋折衷のモダンな光に照らされるインテリアに、水まわりのリフォームを考える際にも、照明やトータルコーディネイトの大切さを感じさせられたのでした。B2では、広々とした空間でトータルプランニングを考えやすく、有意義な時間を過ごすことができました。
いろいろなイベントも開催されているので、是非、家族で東京随一のショウルームにお出かけされることをお勧めします。
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ショールームの情報だけでなく、お風呂リフォームに必要な金額や、実際の施工事例、その他の商品情報等も知りたいという方は、こちらのページをご参考にしてください。
◾今回お伺いしたショールーム情報
東京都新宿区西新宿8-17-1
住友不動産新宿グランドタワー7F(受付)
0570-783-291(ナビダイヤル)※東京エリアのショールーム代表電話
営業時間:午前10時~午後5時
【休館日】毎週水曜日(祝日の場合は営業)・夏期・年末年始
http://www.lixil.co.jp/showroom/tokyo/lixil_tokyo/
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
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