2017年8月4日

【パナソニック】ショールーム体験レビュー トイレ編

リフォームを計画する場合、まずショールームを見学したいけど、なかなか時間が取れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回、リフォーム初心者の記者が、Panasonicショールームを体験してきました。Panasonicショールームレビュー第2回目は、トイレ編です。新型アラウーノ、アラウーノSⅡ、NewアラウーノVなど人気商品のレビューを紹介します。

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埼玉の賃貸物件に家族4人で暮らしている、フリーライターの利保間【りほま】です。

中古マンションを購入してリノベーション思っていたところ、Panasonicショールーム取材の機会をいただきました。Panasonicショールームの体験レビュー第2回目は、トイレ編です。

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Panasonicトイレの特徴

2006年の発売以来、累計1000万台を突破したというパナソニックの全自動おそうじトイレ「アラウーノ」。「陶器じゃない素材から生まれた」アラウーノは、現在、トビハネ汚れを泡で抑える「新型アラウーノ」と、トリブルヨゴレガードにより進化した全自動おそうじトイレの「アラウーノSⅡ」。

さらに少ない水でもきれいになるという「New アラウーノV」の3シリーズが主力商品として出ているそうです。サニタリールーム全般に力を注いでいる同シリーズでは、「アラウーノカウンター」や、「アラウーノ手洗い」、「アラウーノ・ルームウーノス」などの手洗い部分もいくつかのタイプがあり住環境に合わせて選べるようです。

(高価格帯):新型アラウーノ

アラウーノシリーズの中でも「新型アラウーノ」が最上位グレードです。本体部分のおそうじのしやすさや清潔機能においては「アラウーノSⅡ」とほぼ同格といえそうですが、リフォーム時の低水圧対応や、「ナノイー」「LED間接照明」、さらには各種「快適機能」や、オプションで使える「アームレスト」など、「新型アラウーノ」が高い優位性を誇っているといいます。

機能面での細かな違いをあげればきりがないのですが、それだけ新型アラウーノは、他の2機種を、便利・快適機能の面では大きく引き離しているといえそうです。 

<注目の機能1> トビハネヨゴレを泡で抑える

毎日使うトイレです。気付かないところで、便器のふち周りのヨゴレや、ノズルの裏側、便器周辺の壁・床などが汚れているということもありますね。

その原因は、ずばりヨゴレのトビハネ。そうしたトビハネを防止してくれるのが、泡と新素材で実現したという「トリプルヨゴレガード」だそうです。1つは、「ハネガード」で、泡のクッションで受けてとめてヨゴレがトビハネないように抑えてくれます。2つ目は、便器のフチにあたっても外側に垂れ下がるのを抑えてくれる「タレガード」。3つ目は、座って用をたした際に便器の外側に飛び出してしまわないよう抑える「モレガード」。

3つガード機能でそもそものトビハネヨゴレを防ぐと同時に、もし汚れてもお掃除しやすいように様々な工夫がされているとのこと。至れり尽せりのようですね。

<注目の機能2>3つのセンサーで最適なエコを実現する「エコナビ」

進化した節電と節水で年間21,900円も節約できるという「エコナビ」。中でも節電の秘密は、本体に取り付けられた3つの小さなセンサーにあるようです。1つは、入室後すぐに便座を温める「ひとセンサー」。

もう1つは、湿風乾燥の温度を自動で調整してくれる「室温センサー」で、さらに着座時間などで大・小を判断し、自動洗浄してくれる「着座センサー」の3つです。

いずれも即断と瞬間に判断する2つの機能で省エネを実現。加えて、「ターントラップ方式」というパナソニック独自の節水技術で、水量を賢くセーブ、年間14,500円もお得になるそうです。新しい技術が続々と生まれているんですね!

<注目の機能3>新型アームレスト

新型アラウーノのみに対応したオプションの「新型アームレスト」。介護が必要なひと向けではありませんが、2014年にはユニバーサルデザインとして「IAUDアウォード2014銀賞」を受賞したそうです。膝掛け椅子に座る要領で、リラックスした使い心地を実感できるといいます。

ゆっくりと寛げ、立ち座りも楽に。高齢になって足が悪くなったときには随分と楽になるのだろうなと、記者も将来に思いを馳せてしまいました。

中価格帯: アラウーノSⅡ

アラウーノSⅡは、トイレを流すたびに2種類の泡でしっかり洗い流す「楽落ちバブル」と、少ない水量でパワフルに押し流す「スパイラル水流」、水アカ汚れをしっかり弾く「有機ガラス系新素材」でお掃除がラクになるという機能充実の全自動トイレ。しかも新型アラウーノに比べてお値段が随分とお安くなるようです。「トリプル汚れガード」も付いているので、こちらの商品も魅力的だなと記者は目をつけてしまいました。

<注目の機能1>床排水タイプ(リフォームタイプ)

すっきりとコンパクトで、リフォームにも便利なアラウーノSⅡ。アラウーノシリーズは基本、今あるトイレに合わせて柔軟に取り付けられる幅が広いようです。「床排水タイプ」は、壁からの排水位置範囲が305〜470mmまで対応が可能で、配水位置がかわっても背面収納キャビネットとの組み合わせなどで505〜670mmまでも対応可能なのだとか。

「壁排水タイプ」なら、床からの排水の高さが、120mm、155mmと排水高さも調整できるとのことでかなり柔軟にリフォームの対応ができそうです。

<注目の機能2>水回りをトータルプランニング

アラウーノ専用の手洗いカウンターなどを使ったリフォームはもちろんのこと、収納量や好みに合わせて様々なプランが可能なアラウーノSⅡ。バスルームやサニタリールームに合わせて色や素材を組み合わせ、トータルコーディネイトが実現可能なようです。さあ、どんな最適なプランが仕上がるのか、記者も今度、時間があるときにもっとリフォームのことについて詳しく話を聞きたくなりました。

もともとコンパクト設計のアラウーノSⅡ。便器周りの床もしっかりと奥までお掃除できる空間が確保できるそうです。手が届きにくかったフチ裏がないタイプなので、お掃除もさっとふくだけで、ゴシゴシ裏まで覗きこんでする必要はなさそうですね。

見た目にもスキマが狭くきちっとしている印象のトイレですが、ふたと便器のスキマがわずか5mmということで汚れても一気にふきん掛けができて、短時間でお掃除もすみそうです。だから狭い空間にとじこもらずサニタリールームの中でも安心して使用できるのですね。

普及価格帯:New アラウーノV

アラウーノシリーズの中でも普及版とされている「New アラウーノV」。2015年12月に発売され、新デザインではスキマが少なく、スッキリとした形状に進化。タンクレストイレと手洗いを一体型した「New アラウーノV 手洗い付き」や、キャビネットが付いた「アラウーノ専用手洗い」、「アラウーノカウンター」など、デザインや機能性、好みに合わせて選ぶことができるそうです。

お手入れのしやすい「スムースフォルム」と、少ない水量で節水できるアラウーノの特性をそのままに、小スペースのトイレでも快適が実現できそうな商品といえそうです。

<注目の機能1>アラウーノカウンター

ライフスタイルに合わせて選べる手洗いカウンター。最近では、たかがトイレではありませんものね。少しでも快適で自分好みのデザイン空間にしたいものです。

優美でモダンないイメージのカウンターは、主に2タイプ。「一体型カウンタータイプ」は、カウンター全面がアラウーノと同じく水アカをはじく「有機ガラス系新素材」で、汚れてもサッと一拭きで簡単に落ちるといいます。

また、ゆったりと包み込むようなイメージのコクーン(まゆ)シルエットボールを使った「ベッセルボールタイプ」は、水のはねとびが少ない、水返し形状で、スキマレス排水溝を採用、お掃除もしやすいといいます。柄も選べるのがいいですね。

<注目の機能2>スキマの少ない新デザイン

従来品と比べて、無駄な凹凸を取り除いてすっきりとした便器まわりになったという「New アラウーノV」。スマートなフェイスデザインに、スキマの目立たない、やわらかなフォルムとサイドデザインが新しさを感じさせてくれます。

そんな高いデザイン性にお掃除をラクにする機能がいっぱい隠されているみたいです。便器内は、掃除のしづらいフチ裏がなく、便座の着脱も簡単、便器と便座の間のスキマ掃除も簡単というわけです。サイドに設置されたリモコンもコンパクトで邪魔にならずお掃除もしやすそうでいいですね。

<注目の機能3>温水洗浄便座「V専用トワレ」

温水洗浄便座「V専用トワレ」は、毎日のお掃除をもっと簡単に手軽にというコンセプトで、つなぎ目や段差、凹凸を少なくした「スムースフォルム」を採用。手入れが簡単になるのは勿論、トイレの三大臭(硫化水素、メチルメルカプタン、アンモニア)も除去してくれるそうです。

座り心地も考えられている便座形状で、長時間の使用でも快適な座り心地だそうです。おしり洗浄もムーブ洗浄やリズム洗浄・ビデ洗浄など、多彩な水流で快適な洗い心地を味わえるというのも魅力的ですね。またV専用トワレなら、リモコンで便器洗浄もできるそうです。

Panasonicショールームの感想

JR・東京メトロ「新橋」駅や都営大江戸線「汐留」駅から徒歩で5分ほどの距離にある「パナソニック リビングショウルーム 東京」。恵まれた立地にあるこの場所は、家電メーカーとして世界に知られるパナソニックの東京本社ビル。他のショールームのスケールとは明らかに異なる巨大なビルに思わず上を見上げてしまいました。

最初は、暮らしの展示などの看板が目立ちまるでアートミュージアムにはいるようなドキドキ感でした。最新の住宅設備を体験、体感できるリフォームパークが1F。さらにB1は、パナソニックらしい様々なあかりを展示してある「あかりと電気設備のフロア」。B2が今回訪れる目的の「キッチン・水まわりと内装収納のフロア」になっていました。

今回は時間がなくB1の中まではみることができなかったのですが、入り口から漏れるあかりや、和洋折衷のモダンな光に照らされるインテリアに、水まわりのリフォームを考える際にも、照明やトータルコーディネイトの大切さを感じさせられたのでした。B2では、広々とした空間でトータルプランニングを考えやすく、有意義な時間を過ごすことができました。

いろいろなイベントも開催されているので、是非、家族で東京随一のショウルームにお出かけされることをお勧めします。

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◾今回お伺いしたショールーム情報
Panasonic リビング ショールーム 東京
東京都港区東新橋1丁目5−1 パナソニック東京汐留ビルB1,B2,1F
TEL:03-6218-0010
営業時間:午前10時~午後5時
【休館日】毎週水曜日(祝日の場合は営業)・お盆・年末年始
(2016年12月28日(水)〜2017年1月4日(水))
http://sumai.panasonic.jp/sr/tokyo/

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