2022年9月8日

浴槽交換にかかる費用と工事にかかる日数は?DIYでできる?

お風呂のリフォームで時間や費用をおさえたい人におすすめなのが浴槽(バスタブ)の交換です。この記事では、浴槽交換の費用相場を種類ごとに紹介していきます。

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浴槽交換の基礎知識

浴室交換

ある調査によると日本人は平均週5回入浴するそうです。

しかも、その理由の9割以上が「心身をリラックスさせるため」と答えています。 日本人にとって、入浴はとても大切なことであるとわかります。(参照:【中央調査報】No.542より)

一般的に、浴槽の寿命は15〜30年と言われています。 長く浴槽を使っていると多くの不具合が生じます。 たとえば、ひび割れによる水漏れなどです。

このような不具合が発生した状態を放置していると、内部が腐食し、浴室を丸ごとリフォームしなくてはいけないようなトラブルを招きかねません。 トラブルが発生した場合は、浴槽の交換をはやめに検討した方が良いでしょう。

浴槽を交換すると、ひび割れや水漏れといった不具合を解消するほか、より断熱性が高く、滑りにくい素材や汚れにくい素材の浴槽にできるなどのメリットがあります。 浴室を丸ごとリフォームすると、施工費用が100万円を超えるような大規模なリフォームが必要になりますが、浴槽のみの交換であればをその費用を半分程度に抑えることができます。

※浴室を丸ごとユニットバスにリフォームする際の費用についての詳細は以下の記事を参考にして下さい。

▼参考記事▼
ユニットバス交換にかかる費用は?本体価格はいくら?

浴槽の設置方法のタイプで交換工事内容が変わる

浴槽交換は浴槽の設置方法のタイプによって工事内容が異なり、それにともなって必要になる作業や費用が変わってきます。 浴槽の設置タイプは大きく3つあります。

据え置きタイプ

据え置きタイプ

据え置きタイプは、浴室のタイルの上に浴槽を置くだけのタイプです。

浴室に合った柔軟なデザイン性が優れているので、最近増えてきているタイプです。 床の解体の必要がない場合が多いのでリフォームしやすいのが特長です。

埋め込みタイプ

埋め込みタイプ

埋め込みタイプは、浴室の床面に浴槽が埋め込まれているタイプです。 在来工法では一番使われている設置方法です。

周辺タイルの解体や補修、撤去した部材の処分が必要になるため、浴槽の広さにより費用が変わってきます。 元の浴槽を解体する作業が必要になるため、浴槽だけの工事というのは難しく解体費用がかかるので、据え置きタイプに比べると施工費用が割高です。

半埋め込みタイプ

半埋め込みタイプ

半埋め込みタイプとは、ユニットバスでよく採用されている設置方法です。 名前の通り、埋め込みタイプと据え置きタイプの中間で、浴槽が若干埋まっているタイプになります。

メリットとしては、浴槽のへりによって壁ができるため泡などが浴槽に入りづらいです。 また、浴槽を跨いで入りやすいため高齢者などの足腰の弱い方でも負担なく浴槽に入れるメリットもあります。

浴槽交換の費用相場

浴槽交換の費用相場

浴槽交換にかかる費用は、「施工費用」+「浴槽の本体費用」の合算となります。

まず「施工費用」についてですが、こちらは据え置きか埋め込みかで金額が異なります。

施工費用

据え置きタイプ

5〜8万円

埋め込みタイプ

10〜20万円

元の浴槽の解体や下地の調整などが必要になる埋め込みタイプの方が交換にかかる施工費用が高くなります。 また、浴槽の本体費用は浴槽の材質によって大きく変わってきます。

ここからは、浴槽の本体費用について、それぞれの素材の特徴と費用を見ていきましょう。

①FRP

浴槽の素材としては一般的なものです。

柔らかく温かみのある肌触りの良い素材です。 耐久性や耐衝撃性、保温性もあります。 カラーバリエーションも豊富で、価格も手ごろなタイプがそろっています。

汚れがつきやすい難点はありますが、最近ではその点も改良されつつあり、性能やデザイン性を高めた商品がみられるようになりました。

本体費用:5〜30万円

FRPとは?
ガラス繊維強化プラスチックという樹脂素材のこと。

②人工大理石

天然大理石に似せた風合いで、カラーバリエーションが豊富で、汚れが落ちやすいです。 アクリル系は透明感や光沢が美しく、衝撃や熱に強い一方、ポリエステル系はアクリル系より性能や風合いなど若干の劣りがありますが、比較的安価なものが多くみられます。

本体費用:5〜40万円

人工大理石とは?
樹脂を原材料とする、大理石のような見た目をした素材。大きくアクリル系とポリエステル系の2種類がある。

③ホーロー

ホーロー層の仕上げはガラス質なため、滑らかな肌触りや美しい色合い、光沢なども特徴です。 カビが生えにくくお手入れしやすいですが、表面のガラス質が傷つくと、そこから本体がさびてしまうので早めのメンテナンスが必要です。

本体費用:15〜50万円

ホーローとは?
「鋳物(いもの:金属をとかし、型に流し込んだもの)」や「鋼板(こうはん:板状に加工された合金)」の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けた素材のこと。

④ステンレス

耐久性に優れており、ひび割れや傷が生じにくいです。

変色や劣化も起きにくく長くきれいな状態を保てますが、塗装が付着しにくい素材のため塗装が次第にはがれてくる可能性があります。

本体費用:5〜70万円

このほかに、木製の浴槽に交換することもできますが、本体費用だけで40~70万円ほどかかります。 ヒノキなど素材によってはかなり高額になります。

費用を安く抑えたい人は、上の4つの素材から選ぶのが経済的です。

ステンレスとは?
鉄にクロムやニッケルなどを加えた「錆びにくい合金」素材のこと。

浴槽交換にかかる日数

浴槽リフォームにかかる日数はどのくらい?

浴槽の交換を検討されている方で、工事にどのくらいの日数がかかるのか疑問を持っている人は少なくないでしょう。 工事の間はお風呂が使えないので、銭湯通いになる可能性もあります。

ここではお風呂のリフォームを、「ユニットバスから新しいユニットバスにする工事」と「従来工法(タイル式)からユニットバスにする工事」の2種類に分けて解説します。

「ユニットバスから新しいユニットバスにリフォーム」する場合、「従来工法からのリフォーム」に比べて短期間で工事が完了します。 浴槽のみの交換であれば、1日ほどで終わります。 ただし、天井や壁や床を張り換える場合は追加で4〜5日ほど日数がかかるなど、オプションの有無によって変わってきます。

一方で「従来工法からユニットバスにリフォーム」する場合は、浴室全体の工事が必要になるため、5〜7日ほどかかります。 浴室のリフォームにかかる日数・費用についての詳細は以下の記事を参考にして下さい。

浴槽交換での注意点

浴槽交換はDIYできるのか?

浴槽交換では、下記のような注意点があります。

部分的なリフォームを別々で行う場合は、かえって費用が高くなる

浴槽交換以外の部分的なリフォームとしては、手すりの設置、ドアや給湯器の交換などがあげられます。 浴槽交換を検討する際は、あわせて他の部分的なリフォームが必要か確認しましょう。

部分的なリフォームを複数回行う場合は、浴室全体をリフォームするよりも高い費用がかかるケースがあります。 浴槽のみの交換を行うメリットがなくなるので浴室全体のリフォームを検討した方が良いかもしれません。

浴槽交換のみを行うつもりが、大きなリフォームが必要になる

浴槽交換のために床を解体したら、シロアリ被害や躯体構造への腐食が発見される可能性があります。 そういった場合は、さらに大掛かりな作業を必要とするため、費用が高くなります。

例えば、埋め込み型で解体して工事を行う場合に、配管や床の破損が見つかることもあります。 この場合は、10万円ほど余計に施工費用がかかります。

また、浴槽の大きさがドアの大きさを越えている場合も、壁を壊してから浴槽を搬入しなければならなく、費用もその分高くなります。

このような金額が大きくなるトラブルは、浴槽交換の工事にはつきものです。 万一の場合は、どういった措置が必要になるか、費用はどの程度高くなるのか、業者に確認しておきましょう。

ユニットバスの場合の交換費用

ユニットバスの浴槽の費用相場

ユニットバスは浴槽や壁、床などが一体となっている構造で、最近の住宅でよく採用されている浴室です。 浴槽と壁などが一体化している構造のため、浴槽に不具合が出て交換しようと思っても浴槽のみを取り外して交換するのは難しいです。

また、浴槽に不具合が生じた場合は、その他のパーツにも問題が生じている可能性が高いです。 ユニットバスの浴槽交換を検討する際は、業者の人にその他のパーツについても交換すべきか確認しましょう。

ユニットバスの浴槽交換の費用も、施工費用+浴槽の本体費用となります。 これを基本費用として、さらにオプション機能を付けたい場合は追加費用が発生します。 総額は80~120万円程度になると見込んでおきましょう。

ユニットバスの浴槽の本体費用はグレードとサイズ(1.0坪タイプか0.75坪タイプの2種類)によって変わってきます。

グレード/主な仕様や機能

ロークラス

シャワーや水栓は水準的なレベル、床に断熱材が入らない

ミドルクラス

床や浴槽に断熱材が入っている

ハイクラス

高級感のある素材で、機能性も充実

また、ユニットバスの浴槽のグレード別の費用相場は下記の通りです。

グレード/費用

ロークラス

55万〜70万円

ミドルクラス

65万〜85万円

ハイクラス

90万〜110万円

各グレードの浴槽の特徴・費用相場を把握した上で、ご自身の要望にあった商品を選びましょう。 グレードやサイズ、オプション機能については、専門の業者の方が熟知しているため、見積もりの際にあわせて相談することをおすすめします。

DIYに慣れていなければ業者に依頼しましょう

DIYに慣れていなければ業者に依頼しましょう

浴槽交換では、周囲のタイル部分や壁・床などを壊さなければならないため、かなり大掛かりな工事になります。 加えて下地調整も必要になるので、DIYで浴槽交換を行うのはかなり難しいです。

仮に自分で設置した後に、水漏れによる腐食などのトラブルが発生した場合には、浴室丸ごとの工事が必要になりかねません。 「プロに依頼した方が安かった」なんてこともあり得ます。 少しでもDIYが難しいと感じる方は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

当サイトでは、独自の審査基準を通過した優良施工業者をご紹介しています。 業者選びでお困りの場合は、お気軽に見積依頼をだしてみてください。

浴槽交換の事例紹介

ここで「リフォマ」に寄せられた浴槽交換の事例を3つご紹介します。検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

【事例1】費用50万円

【事例1】費用50万円

※許可を得て掲載しています。

詳細情報
【費用】約50万円
【工数】3日
【リフォマへの依頼内容】カビや悪臭が気になるので、浴槽を新しいものに交換したいです。
【業者コメント】カウンターが広がり使いやすくなりました。排水口もシンプル構造になったので、奥まで手が届くようになりました。お掃除がもっとカンタンに。

【事例2】費用60万円

【事例2】費用60万円

詳細情報
【費用】約60万円
【工数】3日
【リフォマへの依頼内容】古くなってきた浴槽をきれいなものにしたいです。
【業者コメント】在来の浴室をシステムバスに交換とのことで、お客様にご負担がかからないよう、工事期間を素早く最短で行いました。

【事例3】費用30万円

【事例3】費用30万円

詳細情報
【費用】約30万円
【工数】2日
【リフォマへの依頼内容】古いお風呂を新しくしてほしい。
【業者コメント】古いタイル張りのお風呂から、キレイで広々としたバスルームに変身しました!

まとめ

浴槽交換は浴室全体をリフォームする場合の費用と比べて半分ほどの金額に抑えられるケースが多いです。

ただし、浴槽交換をした直後にほかのパーツの交換が必要になると、浴室全体をリフォームするよりもかえって費用がかさむ場合もあります。 浴槽交換を検討する際は併せて、その他のパーツの状態を確認しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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キッチンリフォームのお役立ちコラム

Q.浴槽交換はDIYでできるのか?

もとの浴槽が据え置きタイプであれば、DIYによる浴槽交換は可能です。

※記事内でも記載していますが、DIYでの浴槽交換は非常に難しく、プロの技術や知識を必要とするので、はじめから専門の業者に依頼することをおすすめします。

据え置きタイプの交換方法

据え置きタイプの浴槽交換におけるDIYの手順は以下の通りです。

手順1:古い浴槽を撤去する
手順2:浴槽を設置する床面の排水勾配を確認する
手順3:排水配管を接続する
手順4:アンカーボルトを用いて浴槽を固定する

半埋め込みタイプ

半埋め込みタイプの浴槽交換は、浴槽の周囲のタイルや壁・床などを解体する必要があるため、どうしても作業が複雑になります。浴槽交換のDIYの手順は以下の通りです。

手順1:解体用の機械を使用して浴槽回りのタイルやコンクリートを壊して浴槽を撤去する
手順2:配管や下地の状況を確認し、新しい浴槽の深さに合わせて下地を調整する
手順3:新しい浴槽を埋め込み設置して、循環配管を接続する
手順4:レンガやモルタルで浴槽周囲の隙間を埋め、タイルを貼る

注意:新しい浴槽がドアから搬入できない場合、壁を壊して搬入後に再構築する必要があります。