2017年11月10日

ユニットバスリフォームの注意点

ユニットバスは、入浴を快適にする手助けをしてくれます。そんなユニットバスをより使い勝手の良いものにするために気をつけたいことをご紹介します。ユニットバスの寿命やユニットバスにできない場合のこともご紹介していますので、ユニットバスにリフォームできそうか、ユニットバスにした後のことまでも参考にしてみてください。

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ユニットバスとは


ユニットバスはシステムバスとも呼ばれ、浴槽・壁・天井・床が一体になったタイプの浴室のことです。
ユニットバスと聞くと、浴槽がトイレや洗面台と一緒の部屋にまとまっているタイプを思い浮かべる方も多いですが、トイレと浴室が別でも、壁・天井・床が一体になったお風呂であればユニットバスと言います。

ユニットバスにはお風呂に適した、水に強く、熱を通しにくい素材が使用されています。 また、工場であらかじめ作られたパーツを現場で組み立てて設置するので、短期間で施工が可能な点も長所と言えます。

そのようなメリットがある一方で、既製品のパーツを組み立てて作るので、凝ったデザインやオリジナリティのある構造を実現することは難しいです。

小さな不具合が大きなトラブルを引き起こす前にリフォームを検討しましょう

長年同じユニットバスを使用していると、カビやヒビ割れがひどくなってきたり、水の流れが悪くなってきたりと、浴室内の小さな不具合が目立ってきます。
しかしそれらの不具合を放置しておくと、壁面パネル内部のサビによる腐食や、タイル壁の剥離などを引き起こす恐れがあります。 そうなった場合は大規模で高額なリフォームが必要になることもあるので注意が必要です。

ユニットバスの寿命

お風呂で私たちが洗い流した汚れが、床の隅やパッキン部分などの細かい部分に溜まっていき、それらが浴室の汚れやカビの原因になります。

毎日のようにお風呂を使用することで、およそ10年ほど経過すると汚れやカビが目立ち始めると言われています。
素材によっては10年程の経年劣化ならばそれほど目立ちませんが、20年もすると確実に劣化のサインが現れます。

毎日何気なく使用しているユニットバスにも寿命があり、いつかはリフォームをする必要があるということを頭に入れておきましょう。

設備選びのポイント

ユニットバスのそれぞれの部材において、選ぶべきポイントが存在します。

壁材

木目調やタイル調のものも少数ありますが、耐水性に優れ、汚れの目立ちにくい樹脂系の素材を使っているものが多いです。

浴槽

浴槽は深く作られている和式のものと、浅く作られている洋式のものの2種類に分かれています。
素材はFRP(繊維強化プラスチック)やステンレス、人造大理石など様々です。
見た目で浴室のイメージが大きく変わりますが、機能面ではそれぞれにメリットもデメリットもあります。

例えば最も使用されているFRPは、価格が安く、軽くて丈夫で、補修もしやすいのが特徴です。
しかし、汚れがついた時に目立ちやすいというデメリットがあります。

ステンレスは丈夫でさびにくく、保温性に優れているというメリットがありますが、重みがあるため床の補強が必要となる場合があったり、塗料がはがれやすいというデメリットもあります。

それぞれの特徴を知り、浴槽にどの素材を採用するのかを検討しましょう。

浴室扉には主に開き戸、折れ戸、引き戸の3種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

開き戸はレバータイプであればわずかな力で開閉可能となりますが、扉の可動域が広い分開閉スペースが必要となることが欠点です。

折れ戸は開閉スペースがコンパクトで済みますが、開閉するのに力が必要であること、細かい溝やパッキンの掃除がしにくいという欠点があります。

引き戸は開口部が広く、デッドスペースが生まれませんが、レールにホコリがたまりやすいという欠点があります。

家族構成や浴室スペースを考えることで、どの扉を取り付けるべきか見えてきます。
同じ型の扉を取り付けたい場合は、ユニットバスのハウスメーカーに問い合わせることをおすすめします。

リフォームの内容やドアの形状によっては、ドア周りの壁を一度壊したりと大掛かりな施工になることがあります。 通常のドア交換リフォームは低価格で済む場合が多いですが、そのような例外も存在するということを頭に入れておきましょう。

ユニットバスのリフォーム工程

ユニットバスを設置する前に現在の浴室を解体します。
既存の浴室の素材が大きかったり重い場合は、解体や撤去作業が大掛かりになり、費用が高くなることがあります。

次に、基礎となる木材を組んだり、電気や水管の配線、土台工事を行います。
これまでの浴室の状態によっては、基礎の腐食など、新しいユニットバスに影響を及ぼしかねない点が見つかる場合があります。 基礎工事に入る前に、職人さんに何か問題はなかったか確認しましょう。

基礎工事後商品が搬入され、配管工事組み立て据付工事となります。
ユニットバスの取り付けの際、壁の工事も必要となりますが、施工内容によっては費用が高くなることもあります。

ユニットバスにする時の注意点

商品代の他にリフォーム費がかかる

ユニットバスリフォームを検討する際は、必ず工事費も考慮した上で予算を立てましょう。
工事費を想定に入れずに予算ギリギリでユニットバスを選んでしまうと、施工費用も含めたら予算オーバーしてしまいます。

見積もりは工事費も含まれているのか、ユニットバス自体の価格の場合、工事費はいくらになるのかも確認することが大切です。

依頼する業者を見極める

お得で親切な信頼できる業者に施工を依頼するために、いくつかの業者に見積もり依頼を出しましょう。
複数の見積もりを見比べることで、工事費用の目安を把握できます。

見積りを出してもらったら工事内容や保証期間、アフターサービスの確認も大切です。
金額に見合った工事やアフターケアをしてくれる業者がきっと見つかるはずです。

まとめ

ユニットバスの特徴や工事する上で注意したいことをご紹介しました。
ユニットバスとはトイレと浴室が一体のタイプのものかと思われやすいですが、浴槽や天井などがセットになったもので、工事日数の短さや断熱性が特徴です。

素材によって違いはありますが、10~20年がユニットバスのリフォーム時期だと言われています。
可能な限り綺麗な状態でユニットバスを使えるように、アフターサービスの充実している業者に工事を依頼することをおすすめします。

複数の業者に見積り依頼を出すことで、このように信頼できる業者が見つかる可能性が高くなります。
工事費用と工事内容も確認することで、見積もりにはどの工事まで含まれるのか、何か追加の工事をした方が良いのかなども見えてきます。

満足なリフォームができるように、ここまで紹介してきた注意点を頭に入れておきましょう。

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