2019年1月11日

庭の水道リフォーム工事を分かりやすく解説! 費用相場や注意点も紹介

自宅の庭に設ける「外用水栓」の用途は、各ご家庭によって様々だと思います。しかし、今現在の外用水栓がないため新規で水道を設置したり、使い勝手が悪いため移動や増設を計画されている方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、庭の水道リフォームの種類や工事の費用相場、外用水栓を設置するためのポイントや、リフォームの注意点をご紹介します。

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庭の水道リフォームの種類

出典:photo-AC

通常、戸建て住宅の庭には「外用水栓」を設置されています。外用水栓は、ガーデニングの水やりや洗車など、屋外で水を使用する際にあると、便利な給水設備です。

この記事では、主な庭の水道リフォームについて、簡単に説明しますので、新築で外構工事を計画されている方、今よりも外用水栓の使い勝手を良くしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

庭の水道リフォームとは

水道リフォームを行う際に、水道工事のことをある程度理解しておくことが大切です。まずは、水道工事がどのようなものなのか解説します。

水道工事とは、水道局が管理している水道本管(水道管)から、各家庭(施設)の蛇口までの給水管を設置する工事のことを指し、「給水管引込み工事」「屋内配管工事」の2種類に分かれます。

  • 給水管引込み工事:公道部配水管から、宅地内のメーターボックスまでの工事
  • 屋内配管工事:メーターボックスまたは、止水栓から蛇口までの工事で、宅地内に給水管や排水管を設置する工事

庭の水道リフォームでは、給水管引込み工事や屋内配管工事を行った後、庭に設置した水道設備の移動や、増設などを行う工事を指します。

散水栓から立水栓に変更する

庭の水道リフォームで多いのが、元々ある散水栓を立水栓にする工事です。
そう言われても、聞き馴染みのない言葉だと思いますので、ここでは簡単に2つの外用水栓について説明していきます。

庭で使用する外用水栓は、「散水栓」「立水栓」と呼ばれる、2種類の給水設備があります。 両者の特徴やメリット、デメリットを踏まえ、ご自宅の庭(敷地)の広さや、用途に合わせて、適切なものを選びましょう。

  • 散水栓

散水栓 出典:タキロンシーアイ

散水栓は、地面に蓋つきの容器を埋め込み、その中に水栓が設置されているものです。 コンパクトで見た目もすっきりとしており、水栓場所を設けたくないときや、庭のスペースが狭いご家庭におすすめです。

(メリット)

  • 水栓場所のスペースが必要ない
  • コンパクトで見た目がすっきりしている
  • 立水栓に比べて工事費用が安い

(デメリット)

  • 使用するたびに、ホースを取付ける手間がかかる

  • 立水栓

立水栓 出典:エクスショップ

立水栓は、柱状の水栓のことを指し、水栓柱と水受けを設置するためのスペースが必要です。 水栓柱、蛇口、水受けには、様々なデザインが揃っており、家や庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

c_both

(メリット)

  • デザインが豊富
  • 庭のアクセントになり、庭をおしゃれに演出できる
  • 使用するたびにホースを取付けなくても良い(手洗いや水くみの際)

(デメリット)

  • 水栓や水受けを設置するためのスペースが必要

水道を移動する

外用水栓の用途は、各ご家庭によって様々です。作業がしやすい位置であることは、もちろん、車の出入りや歩行の際にも、支障のない場所に設置することが望ましいです。

しかし、当初は、計画していなかった外構(エクステリア)工事を行うことになることもあるでしょう。 その際、外用水栓があると、思うように工事ができなくなることも起こり得ます。

例えば、ウッドデッキを取付ける計画が持ち上がり、元々設置してある外用水栓を、移動させたいときなどに行います。

水道を増設する

何の問題もなく使用していた外用水栓も、長年住んでいると、現在の設置場所では、使い勝手が悪いと感じてしまうことがあるかもしれません。

例えば、駐車場の近くに洗車用の給水栓を設け、洗車作業をスムーズに行いたいときなど、用途に応じ新しい外用水栓を、別の場所に設置したいときに行います。

庭に水道を取付けるときに、気を付けること

庭の水道リフォーム

新築、あるいは、リフォームで庭に水道を取付けるときは、取付ける場所に気を付けてください。 車の出入りする位置や、庭を歩く動線を意識しないと、庭の水道リフォームをしたのに逆に不便になってしまった、というケースもあります。

ガーデニングがお好きな方は、なるべく花壇に近く、水やりがしやすいなど、目的に応じた取付け場所を選ぶことも大切です。そうすることで、使い勝手の良い、外用水栓を取付けることができます。

庭の水道リフォームの費用

庭の水道リフォーム

庭の水道リフォーム中でも、水道の移動や増設は、掘削や配管をつなぎ合わせるなどの作業を伴います。そのため、給水管引込み工事同様に、DIYではなく、お住まいの地域の「指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)」に依頼してください。

ここでは、給水管引込み工事を含め、業者に水道工事を依頼したときの、費用の目安を、工事別にご紹介します。

※「指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)」とは、お住まいの地域で給水装置工事を適正に施工できると、認められている業者のことです

給水管引込み工事(新規)

新規で水道を引込むときは、30万円~50万円程度の工事費がかかるといわれています。 また、水道負担金が10万円~20万円程度かかることがあります。(市区町村によって費用は異なります)

工事費は、公道の水道本管からご自宅の敷地へ給水管を引き込む距離および、公道のアスファルトをはがす量(アスファルトの厚さ)によって変わってきます。 引き込む距離が長く、アスファルトをはがす量が多くなるほど、費用がかさみます。

※水道負担金は、水道の利用を申込むときに、自治体に納付する費用のことです

給水管の移動、増設費用

給水管を移動、増設するときの工事費は、2万円~10万円程度を目安にしておきましょう。 ただし、水道の配管を延長するなど、別途工事が必要になったときは、10万円以上かかることがあります。

既存の給水設備(立水栓など)を再利用する場合は、費用をおさえることが可能です。しかし、新しい給水設備を設置するときは、給水設備の商品代が4万円程度必要です。

庭に設置する立水栓(水栓柱)の選び方

立水栓

出典:エクスショップ

冒頭でもご紹介しましたように、「立水栓」には様々なデザインが揃っており、家の外観や、庭のイメージに合わせたものを選ぶことができます。 また、ライフスタイルや、用途に合った機能を選ぶことで、より便利な外用水栓として、活用できます。

立水栓は、柱状の水栓、蛇口、水受け(排水パン)の3つのパーツに分かれています。 各アイテムは、個別に選ぶことができるので、お好みの素材や、デザインのものを、それぞれ組み合わせることが可能です。

水栓柱

水栓柱には、洋風、和風などのデザインがあり、素材は、アルミ、ステンレス、陶器、石材などが一般的です。 また水栓柱を選ぶ際には、デザイン性だけでなく機能性も重要なポイントになります。 一般的な水栓柱(柱)の高さは、90㎜1200㎜の2種類ですので、用途に合ったものを選びましょう。

例えば、立って使用することが多い場合は、水受けを腰よりやや上に設置する、1200㎜タイプがおすすめです。しゃがんで使用することが多い場合は、水受けを腰より低い位置(地面)に設置する、90㎜タイプが適しています。

蛇口

水栓柱同様に、蛇口にも、様々な素材や、形状のものがあります。
蛇口は、メッキ塗装の一般的なもの以外に、真鍮(しんちゅう)仕上げのものもあります。アンティーク調で、経年劣化の変化を楽しめるため、デザイン重視の方に、おすすめです。

蛇口の形状も様々で、スタンダードな「十字タイプ」や、すっきりとした、スタイリッシュな印象の「I字タイプ」などがあります。 その他に、蛇口の口の部分に、ホースなどの接続が可能かなどについても、確認しておくと安心です。

また、寒冷地の場合は、寒冷地仕様の蛇口(不凍水栓柱)を取付けましょう。そうすることで、水道管の凍結防止につながります。

水受け(排水パン)

水受けは、蛇口から出た水を受け止めるためのものです。ただし、デザイン性などの観点から、水受けを設けず、排水口のみの施工(排水部分をすり鉢状の傾斜にするなど)もできます。

一般的な水受けの形状は、四角や丸型で、樹脂、ステンレス、コンクリート、陶器などの素材があります。 また、水受けの深さや、排水口をふさいで、水をためることができるかなど、機能面でのチェックも重要です。

庭の水道工事費用をおさえる方法

庭の水道リフォーム

庭の水道工事にかかる費用をおさえるためには、次の2点に注意しましょう。

  • 給水管と排水管は、あらかじめ地上に出しておく
  • 本当にその位置に水道が必要か考える

給水管と排水管は、あらかじめ地上に出しておく

新築の場合は、後から水道工事を含む、庭工事をすることを視野に入れ、給水管と排水管は、あらかじめ地上に出しておきましょう。 最初から、地面をコンクリートで固めてしまうと、水道工事をする際に、コンクリートをはがす手間が増え、工事費用がかさんでしまいます。

本当にその位置に、水道が必要か考える

外構工事を行う前に、必ずその場所に外用水道の設置に適しているかどうかを、家族で話し合い適切な設置場所を検討してください。 家族一人ひとりの生活スタイルや、要望を出し合うことで、適切な設置場所が見えてくるはずです。

何も考えずに安易に設置してしまうと、使い勝手が悪くなる可能性があります。 さらに、再度水道の移動や増設を行うと、二度手間となってしまい工事費用もかかります。

また、配管工事は1m単位で料金を定めている業者が多く、工事費用は公道部の水道本管から敷地内に引き込む距離、敷地内での配管距離が長くなるほど、高くなる傾向にあります。 そのため、配管距離も視野に入れて検討すると、工事費をおさえることができます。

庭の水道工事はDIYでもできるの?

水道リフォーム

水道工事は、すべてDIYでできるわけではないため、注意してください。 公設の上下水道につながる水道管の新設および、引き直し、撤去などは、有資格者(給水装置主任技術者、排水設備主任技術者)の施工もしくは、管理が必要となるため、DIYで行うことはできません。

ただし、すでにご自宅の敷地内に引き込まれている給水管の分岐や、延長を行う工事は、資格がなくてもDIYで行うことができます。そうはいっても、配管の繋ぎ方が甘いと水漏れの原因になりますし、ご自身でDIYを行うときは、地中に埋まっている埋設物(配管)に十分注意してください。

地中には、水道管をはじめ、給水管、排水管、下水管、ガス管、電線など様々な配管が埋まっているため、それらを傷つけないように慎重に掘削していく必要があります。 万が一、配管を傷つけてしまうと、水漏れやガス漏れを引き起こしてしまい、大変危険です。自信のない方は、DIYではなく業者に依頼することをおすすめします。

※給水装置主任技術者(国家資格):給水管引込み工事および、屋内配管工事を行うときに必要な資格 ※排水設備主任技術者(国家資格):下水道排水設備工事を行うときに必要な資格

新規で水道を引き込むときは、申請が必要になる

庭の水道リフォーム

新規で水道を引込むときは、給水装置工事を行うため、役所申請書類の提出することになります。
役所へ提出する書類はほぼ業者が行ってくれますが、水道使用の連絡や水道利用加入金と手数料の納付はご自身で行わなくてはいけません。ここでは給水装置工事の流れを簡単に説明します。

登録業者や申請書類の詳細などは、お住まいの自治体のホームページで、確認することができます。

給水装置工事(申請)の流れ

  • 1.指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)に、給水装置工事を依頼
  • 2.役所に給水装置工事に必要な申請書類を提出(※業者が行ってくれます)
  • 3.水道利用加入金と手数料を納付
  • 4.工事施工許可書発行
  • 5.施工
  • 6.竣工届提出
  • 7.竣工検査
  • 8.施工完了
  • 9.上下水道部に水道使用開始の連絡

まとめ

庭の水道リフォーム

外用水栓は、屋外での様々な用途に使用するための給水設備で、立水栓、もしくは散水栓を設置します。 水栓を設置するときは、各水栓の特徴やメリット、デメリットを踏まえ、ご自宅の敷地面積や用途に適したものを選びましょう。

各自治体では、給水管の新設、移動、増設、撤去などは、必ず、有資格者の在籍する「指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)」に登録された、水道業者が行うことを義務づけています。

DIYで行えること以外の作業は、業者に依頼し、適切な工事を行ってもらいましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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