2017年2月15日

水まわりタイル素材のポイント

耐水性や耐久性の高さから水まわりに使われることの多いタイルですが、タイルにも様々な種類があり、それぞれの特徴を活かした適材適所での使い分けが必要です。ここではそんなタイル素材を使うことでのメリットやデメリットや、タイル張替えの基礎知識について解説します。水まわりのリフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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タイル素材のメリット・デメリット

タイル素材はお手入れも簡単で、しかも耐水性や耐火性、そして耐久性も高い素材ですが、家のすべての壁をタイル素材にするというわけにはいきません。タイルの素材を活かして使用するには、タイル素材の特徴を把握して使う場所を見極める必要があります。ここでは、そんなタイルの素材のメリットとデメリットについて紹介します。

タイル素材のメリット

タイル素材のメリットはいくつもあるのですが、その中でもとくに重要なものをあげるとするならば、下記の4点があげられます。

  • 耐水性があり水まわりに使うことができる
  • 汚れがつきにくく手入れが簡単
  • 耐火性があるため燃えにくい
  • デザイン性がとても高く自分らしさを演出しやすい

タイル素材の最大のメリットは洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりに使うことができるということです。銭湯などの床や壁はほとんどがタイル張りなのは、耐水性を高くすることで内側の木材などを湿気から守ることができるためです。水まわりはカビなどが発生しやすい場所ですが、タイルは抗菌・防汚加工がされていますので、汚れがつきにくく手入れが簡単というのも、水まわりとの相性がいい理由のひとつです。

タイルは燃えにくいため、万が一火災になったときになどでも火が燃え移りません。このため火を使うキッチンなどでも使われることが多い素材です。もちろん機能性だけでなく、タイルは種類や色も多いため、組み合わせによってデザインの幅も広がります。タイルを使うことで自分らしい空間を演出できるのもタイルのメリットのひとつです。

タイル素材のデメリット

メリットが多いものにはもちろんデメリットもあります。タイル素材のデメリットは初期費用が高くなり、工期も長くなるということです。タイル張りはとても手間のかかる作業で、きれいに張るには熟練の技術も必要です。このため、時間もお金もかかってしまうのがタイル素材のデメリットです。

とはいえ、乾式工法を採用して工期を短縮することもできますし、なによりもランニングコストがとても低いため、タイル張りを諦めるほどのデメリットではありません。作業依頼をするときに頭の片隅においておくようにしてください。

水まわりのタイル張替えのポイント

洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりのタイルを張り替えるときは、いくつかのポイントを把握しておく必要があります。そうすることで施工業者とのコミュニケーションも取りやすくなりますので、大切なポイントだけは確認しておきましょう。

適材適所でタイルを選ぶ

タイルの素材は陶器質だけでなく、せっ器質や磁器質に分けることができ、それぞれに特徴が違います。そして同じ素材でも機能性を持たせたタイルなどがありますので、適材適所を考えてタイルを選ぶ必要があります。浴室の床に使うタイルは滑りにくく冷たさを感じにくいタイルを選ぶなど、設置場所の使い方に合わせてタイルを選びましょう。

空間ごとにコーディネートを考える

キッチンに張るタイルと、居室に張るタイルとでは適したタイルが違うだけでなく、そのコーディネートについても考え方がかわります。キッチンはカウンターや扉、床材などの調和を考えてバランスのいいコーディネートを行い、居室の場合は壁材とのバランスを意識するなど、タイルを施工する場所だけでなく、全体でのバランスを考えてコーディネートをしましょう。

水まわりのタイル張替えの注意点

水まわりのタイル張替えで、タイル選びを失敗しないために注意すべきポイントがあります。リフォームで理想の水まわりを手にするために、タイル選びで確認すべき2つの注意点を紹介します。

実物を確認する

最近はインターネットでなんでも買えてしまい、タイルももちろんネットショップで購入できます。ところが、タイルが届いてみたらイメージしていた色合いや質感ではなかったというようなことがよくあります。タイル張替えを検討するときには、必ずショールームに行くか、サンプルを入手して実物を確認するようにしてください。

光の加減や、明かりの種類によって見え方がまったく違ってくるのがタイルの面白さであり、タイル選びの難しさでもあります。満足度の高いタイル張替えを期待するのであれば、時間はかかっても実物をきちんと確認して、イメージと違うという不満が発生しないようにしてください。

機能・効果を確認する

ショールームに足を運ぶのをおすすめしているのは、実物を確認するという理由だけではありません。ショールームに行くことで、タイルそれぞれの機能や効果、そしてどこに使うことが最適なのかということの説明を受けることができます。タイルの専門家がアドバイスをしてくれるため、適材適所の使い分け方法を把握することができます。

どこに利用するタイルで、タイルに何を期待するのかをまとめておくと、専門家が最適なタイルを紹介してくれます。わからないことがあればどんどん質問できるのもショールームの魅力です。タイル張替えの前にはぜひショールームに足を運んで、タイルの機能や効果の確認を行いましょう。

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