屋根修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 屋根修理 を行う場合の概算費用です。
- 専用トタン塗装2回塗り
- 30,000円〜70,000円
- カラーベスト屋根塗装
- 30,000円〜80,000円
- 塩ビ・トタン板
- 50,000円〜150,000円
- 雨樋取替
- 18,000円〜50,000円
まずは相談から
雨漏りなどわかりやすい不具合があったとき以外で、自宅の屋根を意識することはほぼないと思います。屋根は、目に見えない場所なので、気付かないうちに劣化が進んで、大規模な修理が必要になっていたりすることが多いです。そこに付け入る形で、屋根修理やリフォームには悪徳業者が多くはびこっています。そうならないためにも、信頼できる業者に、適切な費用で屋根のメンテナンスや修理を行ってもらうことが大切です。
屋根修理の方法と費用相場
屋根修理には、「葺き替え(ふきかえ)」、「カバー工法(重ね張り)」、「屋根塗装(塗り替え)」の3つの工法があります。それぞれの特徴と費用相場についてまとめました。
葺き替え(ふきかえ)
屋根の葺き替えとは、屋根の下地から表面までを丸ごと新品へと取り替える工法です。 さまざまな種類の屋根でも行うことができますが、瓦屋根が最も葺き替え工事に向いていると言われています。屋根の葺き替えにかかる工期は、6〜15日程度ですが、瓦屋根の葺き替えには時間がかかることが多く、30日程度かかることもあるので要注意です。
▼参考記事▼
瓦屋根の修理・葺き替えの費用相場と工事前に必要な事前知識
屋根の葺き替えは、「足場代」+「既存屋根材の撤去費用」+「新しい屋根材の費用」+「防水シート代」+「下地補修費用」+「アスベスト処分費用※」の組み合わせで費用相場が計算できます。
カバー工法屋根の葺き替え費用相場(30坪)
足場代
150,000~200,000円
既存屋根の撤去費用
80,000~200,000円
新しい屋根材の費用
350,000~58,000円
防水シート代
30,000~100,000円
下地補修費用
110,000~230,000円
総額
720,000~1,380,000円
スレート屋根の葺き替えを行った場合の費用相場は、70~140万円ぐらいになります。
アスベストの処理が必要な場合、処理に20,000~85,000円/㎡かかります。30坪の家だと、プラス110万~540万円とかなり高額になることもあるので注意が必要です。
※古いスレート屋根には、アスベスト(石綿)と呼ばれる繊維が含まれていることがあります。アスベストには、発がん性があり吸い込むと危険なので、アスベストを含む建設資材の解体と処分は厳重な手続きが定められています。
カバー工法(重ね張り)
カバー工法とは、既存の屋根をそのまま残し、既存の屋根の上にもう1つの屋根を設置する工法です。撤去費用や廃材処分費用がかからないので、コストを抑えたい時におすすめです。劣化がそれほど激しくなく、雨漏りはしていないという屋根で施工できます。 重い屋根材を使うと、家の構造が沈みこんだり、屋根が落ちてきたりすることがあるので、軽いガルバリウム鋼板を使うことが多いです。
元の屋根材にアスベストが使われている場合、葺き替えを行うと撤去・処分に数百万円かかるので、カバー工法で費用を抑えることが可能です。カバー工法の工期は10日程度になります。
ガルバリウム鋼板のカバー工法費用相場(30坪)
足場代
150,000~200,000円
新しい屋根材の費用
350,000~580,000円
防水シート代
30,000~100,000円
下地補修費用
110,000~230,000円
総額
640,000~111,000円
ガルバリウム鋼板をカバー工法で施工した場合の費用相場は、65万~110万円ぐらいになります。
屋根塗装(塗り替え)
塗料の剥がれを放置すると、屋根材は直接紫外線や風雨のダメージを受けて劣化するので、定期的に塗装によるメンテナンスが必要です。さまざまな種類の塗料があり、それぞれ費用や特徴が異なるので注意が必要です。通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を行います。工期は、7日~14日程度です。
スレート屋根の塗装費用相場(30坪)
足場代
150,000~200,000円
下塗り(シーラー)
30,000~50,000円
中・上塗り(シリコン)
110,000~250,000円
その他(高圧洗浄・下地・タスペーサーなど)
100,000~150,000円
総額
390,000~650,000円
スレート屋根をシリコン系塗料で塗装した場合の費用相場は、40万~65万円ぐらいになります。
足場費用に注意
滑りやすく落下の危険性がある屋根作業の「安全性の確保」、傾斜がある屋根での「作業の質の確保」、高所作業で起こりやすい素材や道具が近くの家に飛ばないよう「近隣への配慮」のために、屋根修理を行う場合は、足場が必要になります。一軒の家の足場を組むには、約8時間程度かかります。
足場の費用相場
足場代(組み立て・解体・運搬・飛散防止ネット含)
800~1,100円/㎡
「足場面積」=「建物の外周の長さ」×「建物の高さ」×1.1
坪数(延床㎡)
30坪(99㎡)
185~199㎡
148,000~218,900円
35坪(116㎡)
200~214㎡
160,000~235,400円
40坪(132㎡)
215~229㎡
172,000~251,900円
45坪(149㎡)
230~244㎡
184,000~268,400円
50坪(165㎡)
245~259㎡
196,000~284,900円
一般的な30坪の家で足場を組む場合、15万~20万円ぐらいが相場です。
屋根材の費用相場
瓦屋根の費用が高く、金属系のトタンやガルバリウム鋼板は安い傾向があるなど、屋根材によって施工にかかる費用がかなり変わります。
屋根材
屋根材
価格
スレート
6,000~10,000円/㎡
トタン
4,000~6,000円/㎡
ガルバリウム鋼板
6,000〜9,000円/㎡
粘土系瓦
9,000〜12,000円/㎡
セメント系瓦
6,000〜8,000円/㎡
「屋根面積」=「1階の床面積」×1.5~1.7
屋根の面積を求めると、屋根材のごとの費用相場がもとめられます。
坪数(延床㎡)
30坪(99㎡)
55~64㎡
35坪(116㎡)
65~74㎡
40坪(132㎡)
75~84㎡
45坪(149㎡)
85~94㎡
50坪(165㎡)
95~105㎡
一般的な30坪の家をスレート屋根で施工する場合、35万~65万円ぐらいが屋根材の費用相場です。
部分的な修理の費用相場
瓦の交換
飛来物で瓦が割れたり、強風で飛んでしまうことがあります。瓦が破損すると、雨漏りにつながるので、新しい瓦に差し替える補修を行います。1枚単位で交換できますが、周辺部分も一緒に交換することが多いです。10枚~15枚交換した時の費用相場は、3万~5万円ほどです。
瓦の交換
1枚あたり
3,000~4,000円
棟板金の交換・修理
棟板金は、屋根の頂上部分にある金属板です。屋根材の隙間を塞いで雨を防ぐ目的があります。経年劣化や強風によって、留めている釘が浮いてしまうことがあるので、交換や修理が必要です。5m分交換した時の費用相場は、4万~5万円くらいになります。
棟板金の交換・修理
1mあたり
8,000~10,000円
漆喰補修
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瓦屋根の隙間を埋める漆喰には、雨や害虫の侵入を防ぐ役割があります。紫外線や風雨によって、漆喰の接着力が低下すると、ボロボロと崩れてきます。この隙間が雨漏りを引き起こす原因になるので、漆喰を詰め直して修理します。10m分補修した時の費用相場は、2万~3万円程度です。
漆喰補修
1mあたり
2,000~3,000円
雨樋(あまどい)補修・交換
雨樋はゴミが詰まったり、不具合が起こりやすい部分です。詰まったゴミの掃除でトラブルが解消することも多いですが、ひび割れや破損があるとその部分の補修が必要になります。劣化や破損が広範囲に及ぶ場合は、全体を交換することもあり、その場合、修理費用が高額になるので注意が必要です。30坪の家の雨樋全体を交換した場合の費用相場は、20万~40万円程度になります。
雨樋の補修・交換
掃除
3,000~30,000円
一部の修理・交換
10,000~30,000円
全体の交換
200,000~400,000円
【屋根材別】耐用年数と修理のタイミング
住宅の屋根で使われている屋根材は大きく分けて、スレート、金属、瓦の3種類あります。それぞれ、屋根材自体の耐用年数や修理のタイミングが異なります。
スレート屋根の耐用年数
スレート屋根は、水分を吸収しやすいので、塗装の剥がれを放置すると、変色、苔や藻、ヒビを引き起こす凍害、スレートの反りや滑落などの不具合が起こります。雨漏りの原因にもなるので、適切なタイミングで屋根の屋根塗装の修理が必要です。
スレート
メンテナンス時期
15~20年
耐用年数(寿命)
20~30年
金属屋根の耐用年数
金属屋根は、錆びやすいので、定期的な塗装によるメンテナンスを行う必要があります。チョーキング※や軽度の錆なら塗り替えることで対処できますが、錆が進行すると金属に穴が開きます。穴が開いた金属屋根は塗り替えても直らないので、カバー工法や葺き替えによる大規模な修理が必要です。また、屋根を上から固定する棟板金も時間が経つと浮きが目立ってくるので、交換することで、隙間からの雨漏りを防ぐことができます。
トタン
メンテナンス時期
5~10年
耐用年数(寿命)
10~20年
※チョーキングとは、塗膜の劣化によって、手で触ると白い粉がつく現象のことを言います。
ガルバリウム鋼板は、トタンより錆に強いとされていますが、定期的な塗装をおこたると錆びてきます。
ガルバリウム鋼板
メンテナンス時期
15~20年
耐用年数(寿命)
25~35年
瓦屋根の耐用年数
瓦屋根は、素材自体が日光や風雨に強いのが特徴です。一方で、飛散物で割れやすかったり、瓦の隙間を埋める漆喰が劣化しやすかったりするので、定期的に割れた瓦の部分的な交換や新しい漆喰の埋め込みといった修理を行う必要があります。
セメント瓦
メンテナンス時期
15~20年
耐用年数(寿命)
30~40年
粘土瓦
メンテナンス時期
15~20年
耐用年数(寿命)
50~100年
補助金で屋根修理が安くなる
国や自治体が設けている補助金や助成金を使って、安く屋根修理できる場合があります。屋根材を断熱の仕様の物に変えたり、屋根材を軽い金属製に交換したりといった省エネを目的にしたリフォーム、耐震を目的にしたリフォームには、補助金や助成金が下りることが多いです。
屋根修理に補助金が下りる最低条件
- 省エネ性・耐震性の向上に意味があると認められる。
- リフォーム前に申請している。
- 税金を滞納していない。
- 暴力団と付き合いがない。
- 居住が目的である。
上記の5点はどの補助金でも条件として課せられることが多いですが、各自治体によって制度ごとの条件が異なるので、お住まいの自治体でどのような補助金を利用できるのか調べておくのがおすすめです。
自分が住むまちに屋根修理の補助金はあるのか調べる方法
自分が住むまちに屋根修理の助成金や補助金があるのかを調べる簡単な方法があります。
このサイトでは、市区町村と制度内容の条件を設定して検索するだけで、屋根修理の補助金・助成金制度を調べることができます。
屋根修理は火災保険で安くできる
屋根修理の費用はかなり高額になることも多いですが、修理の原因によっては、火災保険の保険料を利用して安く修理できます。火災保険は、火事による被害だけでなく、さまざまな災害の被害を補償しています。屋根に関係する災害には、風災、雹災(ひょうさい)、雪災があります。台風や暴風による屋根の剥がれ・飛散は風災、降雹による屋根材の割れは雹災、降雪による屋根の沈み込み雪災としてそれぞれ認められると、保険料が下ります。
火災保険の申請を検討する際は、被災に対するきちんと見積もりができる業者を選ばなくてはいけません。火災保険活用を利用した詐欺などを行う悪徳業者もいるので、業者選びには注意が必要です。
火災保険は被災から3年を過ぎると適用外※になるので、被災後、屋根の破損などに気づいたら、すぐ業者に修理の見積もりを作ってもらわないと、保険金が下りないことがあります。また、経年劣化による不具合は火災保険の対象外になるのでこの点も要注意です。
※「保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。」
保険法第95条
屋根修理業者を選ぶポイント
訪問営業は悪徳業者
飛び込みで営業してきて、屋根の修理をすすめてくる屋根業者の多くが悪徳業者です。「今なら無料で屋根の点検をします」と言って家の中に入ろうとしてきますが、一度家に入れると「すぐ修理しないと家自体が壊れる」など不安をあおって、契約を迫ってきます。屋根だけでなく外壁、排水管など普段目にすることが少ない場所のリフォームに、この手の悪徳業者が多いので注意が必要です。
訪問営業で契約しても、契約から8日間(契約日含む)はクーリング・オフで解約できます。クーリング・オフができないと業者が言ったり、脅すような手口でクーリング・オフができなかった場合には、8日を過ぎてもクーリング・オフができるので、お近くの消費者生活センターに相談するといいでしょう。
現地調査に時間をかけている
屋根修理業者を自分で見つけてお願いする場合、現地調査に時間をかけているかどうかを見ておくと、その業者が優良業者かどうか判断できます。現地調査の行程は大きく①測量、②劣化状態の確認、③施主への説明、の3つがあります。通常現地調査は1時間程度が目安ですが、悪徳業者は10~15分程度でこの調査を終わらせて契約を迫ってきます。
建物がどのぐらいの広さなのか、屋根の面積はどれぐらいなのかを調べなければ、必要な足場や屋根材、塗材がわかりません。その後、劣化がどのぐらい進んでいるのかを把握して必要な修理を洗い出します。今の屋根の状態がわかったうえで、依頼主にきちんと説明するという過程を踏んでいるかどうかが大切です。
屋根の現地調査は、業者に所属する職人が行います。雨漏り診断士、屋根診断士といった資格をもった職人がいるので、そうしたプロのいる業者にみてもらうと、より精度の高い見積もりが出せます。
見積書が丁寧
見積書には、信頼できる業者なのかわかるポイントがあります。
丁寧な業者は、工事内容とそれにかかる平米・坪当たりの単価を明確に記載します。また、屋根の工事は塗料の種類によって単価が変わるので、製品名も明確に書いてある見積書は信頼できます。一方で、「○○工事 一式」といった大雑把な見積書を出してくる業者もいるので、注意が必要です。
高額な値引きやキャンペーンを記載している見積書にも要注意です。一見、お得に見えますが、他の項目で金額を上乗せしていたりして、通常の相場よりも総額を高く請求されることがよくあります。
どこにどれぐらいの金額が掛かっているのか、誤魔化さずに説明してくれる業者は優良である可能性が高いです。わからないところがあったら、遠慮なく質問してみるといいでしょう。
施工事例
事例その1 スレート屋根の葺き直し
静岡市葵区✕屋根工事✕丁寧な仕上がりの工事
- AFTER
事例その2 スレート屋根の塗り替え
川西市畦野山手 S様邸 屋根塗替えリフォーム
- BEFORE
- AFTER
事例その3 棟板金の交換・コーキング補修
屋根の強風被害を大至急対応!!雨漏りすることなく、最善のご提案をさせていただきました!
- BEFORE
- AFTER
屋根修理の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 屋根修理 を行う場合の概算費用です。
- 専用トタン塗装2回塗り
- 30,000円〜70,000円
- カラーベスト屋根塗装
- 30,000円〜80,000円
- 塩ビ・トタン板
- 50,000円〜150,000円
- 雨樋取替
- 18,000円〜50,000円
まずは相談から
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
まずは相談から
Q.屋根材ごとの特徴を教えてください。
スレート
粘板岩やセメントを薄い板状・波板状に加工した屋根材です。粘板岩から作られた天然スレートと、人工的にセメントと繊維素材を混ぜて作られた化粧スレートがあります。化粧スレートは、耐震性が高く、価格が安い、施工できる業者が多いなどの理由から、住宅の屋根材として人気です。天然スレートは、青黒のシックな色合いから、屋根に高級感を出したい場合に使われています。
金属
トタン(瓦棒)
鉄の鋼板を亜鉛メッキした金属系の屋根材です。建物内部の保湿性が高く、価格も安価なことから外壁などにも広く使われています。また、トタン屋根は、雨や雪に強く、火災が起きたときにも、屋根板が燃えにくいため、比較的安全です。
ガルバリウム鋼板
鋼板を加工して、ガルバリウムという合金を蒸着した屋根材です。ガルバリウムは、高い耐食性、耐摩耗性、および耐高温性を持つので航空機や車両などの超高強度部品としても使われています。トタンに比べて高価ですが、金属屋根の欠点である錆に強いので、塗り替えの頻度が少なくてすみます。
瓦
セメント瓦
セメントを瓦の形に形成して塗装で補強した屋根材です。普通の瓦より安価なので、スレートが普及し始める1980年代初めぐらいまでよく使われましたが、現在ではほとんど屋根材には使われていません。セメントは、水分を吸収しやすいので、塗装がはがれると日光や風雨の影響を受けやすく、すぐにひび割れてしまいます。
粘土瓦
原料に粘土を使用していて、粘土で瓦の形を形成してから窯で焼き上げる屋根材です。粘土瓦には、陶器瓦といぶし瓦の2種類あります。陶器瓦は、釉薬(うわぐすり)を塗り、光沢を出して水などの液体で染み込みを防ぐ効果を持たせてから焼いたもので、かなり耐久性が高いのが特徴です。いぶし瓦は、粘土を焼き固めた後に燻化(くんか)したものです。釉薬でのコーディングがないので、陶器瓦よりは耐久性が低いですが、独特な色合いから根強い人気があります。
Q. 屋根修理はDIYできますか。
平屋建て(1階建て)であること、必要な道具を用意していること、二人以上で作業できること、の3つの条件がそろっていれば、雨樋掃除や雨樋の部分的な補修なら行えます。雨樋が詰まっている場合は、軍手をしたうえで脚立をかけて、箒やトングでゴミを取り除きパイプクリーナーなどで雨樋をきれいにします。雨樋が外れたり、部分的に破損しているという場合は、同じ要領で脚立をかけて、ホームセンターなどで買える雨樋補修テープを巻いて直すことができます。
雨樋の修理でのDIYはあくまでも応急処置なので、不具合が何度も再発する場合は、専門の業者に作業をお願いするのがおすすめです。
雨樋以外の屋根修理は、ほとんどが足場を組んだうえで行う高所作業なので、一般の方がDIYできることはほぼありません。雨漏りなど屋根に不具合が生じたら、信頼できる業者にお任せするのがいいです。
Q. 屋根修理に適した季節はいつですか。
屋根の修理は、降水量が少ない春・秋は人気ですが、基本的にどの季節でもできます。季節ごとのメリットとデメリットをおさえた上で修理を行うと安心です。
季節ごとの特徴
季節
メリット
デメリット
春
気候が安定しているので、修理が予定通り進みやすいです。
業者の繁忙期にあたるので、早めに工事の依頼をしないと希望の工事日に作業できないことがあります。
夏
梅雨時期は雨漏りなどの不具合を見つけやすいです。
夕立やゲリラ豪雨など突発的な雨で工事が止まることがあり、工期が延びることがあります。
秋
気候が安定しているので、修理が予定通り進みやすいです。
9月の台風シーズンには注意が必要です。この時期も早めに工事の依頼をしないと希望の工事日に作業できないことがあります。
冬
太平洋側では降水量が少ないので、修理が予定通り進みやすいです。
屋根塗装を行う場合、気温が低すぎると施工不良が起こりやすいので、工期が延びることがあります。