2019年2月4日

【2019年度】断熱リフォームに適用できる補助金制度を紹介!

ZEH(ゼロエネルギーハウス)へのリフォームを国や自治体が推進する中で、断熱材や断熱窓を使用して断熱性能を高めるリフォームに対する補助金や助成金の制度が充実してきました。この記事では、国や東京都が実施している断熱リフォームへの補助金について、平成31年度(2019年度)の情報も併せて解説します。

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国の断熱リフォーム補助金制度

断熱リフォームの費用相場

床の断熱材設置

30万〜120万

壁の断熱材設置

80万〜200万

断熱窓の設置

6万〜15万

国が実施している断熱リフォームへの補助金は、高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)が挙げられます。
一般社団法人 環境共創イニシアチブが実施する制度で、最大120万円の補助額が魅力です。平成30年度(2018年度)からは、家庭用蓄電池や蓄熱設備が補助の対象として追加されました

さらに、平成30年度(2018年度)から次世代省エネ建材支援事業という補助金制度も新しくスタートし、補助金を受けられる条件が広がりました。

戸建て住宅と集合住宅のどちらでも申請出来る上、住宅の所有者だけではなく、これから住宅を購入する方も対象になっていますので、断熱リフォームをお考えの方はぜひチェックしておきましょう。

では国が実施するふたつの補助金制度について、詳しく解説していきます。
平成31年度(2019年度)に住宅をリフォーム(新築)する予定の方も、ぜひとも覚えておきましょう。

断熱リノベ(高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業)

断熱リノベ(高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業)は、既存住宅の高性能建材を用いた断熱改修を支援し、断熱改修と同時に行う高性能な家庭用設備(家庭用蓄電池・家庭用蓄熱設備)の導入・改修支援を目的に設置された補助金です。

補助金額

断熱リノベ補助金額

高性能建材(ガラス・窓・断熱材)

対象経費の1/3以下

最大120万円

家庭用蓄電池

3万円/kwh(設備費)

最大対象経費の1/3

対象経費の1/3以内(建材費)

最大5万円

家庭用蓄熱設備

補助対象経費の1/3以下

最大5万円

補助対象製品

高性能建材(ガラス・窓・建材)、家庭用蓄電池

  • SIIが定める要件を満たし、SIIに登録されている製品であること
  • 未使用品であること

出典:旭化成HP

対象製品である旭化成の断熱材「ネオマフォーム」は、高い断熱性能を持つ上、熱に強いフェノール樹脂を使用し耐火性にも優れています。

出典:YKK AP株式会社HP

対象製品であるYKK APの断熱窓「プラマードシリーズ」は、樹脂製による高い断熱・防露・気密性をもつ人気商品です。

他にも登録されている製品は数多くありますので、詳しくはこちらをご参照ください。

断熱リノベ補助対象製品一覧

家庭用蓄電設備

  • 自然冷媒を用いた電気ヒートポンプ式給湯機(エコキュート等)であること
  • 日中に太陽光で発電した電気を優先的に蓄熱に活用する運転モードを備えていること
  • 未使用品であること

出典:シャープ株式会社

クラウド蓄電池単体の場合は、夜間の割安な電力を蓄電して昼間に使用して電気代を節約できます。
また、太陽光発電システムと連携させれば、太陽光と夜間電力だけで電気を賄えるなど、ZEH(ゼロエネルギーハウス)へ近づけることができます。

他にも登録されている製品は数多くありますので、詳しくはこちらをご参照ください。

家庭用蓄電池登録製品一覧

申請者の要件

  • 申請者が常時居住する住宅であること
  • 専用住宅であること
  • 申請時に申請者自身が所有していること

ただし、転売物件の場合、申請者は物件購入後の所有者とし、交付申請時に売買契約が締結されていることなどの要件を満たす必要があります。

補助要件

  • 天井、外壁、床、及び窓の4部位のうち2部位以上を組み合わせて改修すること
  • 居間又は主たる居室(就寝を除き日常生活上在室時間が長い居室等)を中心に改修すること (居間又は主たる居室を含まない改修を行う場合は、改修率要件を満たしていても補助対象とならない)
  • 導入する断熱材及び窓は、原則、改修する居室等の外皮部分(外気に接する部分)全てに設置・施工すること
  • 断熱材及び窓を改修する場合は、原則、外皮部分(外気に接する部分)のみ補助対象とする

詳しくはSII公募要綱を参考にしてください

募集期間

公募期間は、
【一次公募】
平成30年5月7日(月)~平成30年6月29日(金)
【二次公募】
平成30年7月17日(火)~平成30年8月10日(金)

平成30年度の募集は終了してしまいましたが、来年度も同じ時期に募集が開始される可能性があるため、申請期間までに必要書類やリフォーム内容の確認を進めておきましょう。
ただし、業者契約と着工は、交付が決定した後にする必要があるので、注意しておきましょう。

それまでに、リフォーム内容を確定させ、契約する業者を決めます。どんな建材を使うのか、いくら費用がかかるのかの見積書を受け取った後で、補助金申請の手続きを進めると、金額や内容がはっきりして申請書類も書きやすくなります

業者の選び方や見積書の見方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

問い合わせ先

TEL:03-5565-4860 FAX:03-5565-4861

(次世代イニシアティブ 断熱リノベ担当)

次世代建材 (次世代省エネ建材支援事業)

次世代省エネ建材支援事業は、短工期で施工可能な高性能断熱パネルや潜熱蓄熱建材、調湿建材などの省エネ建材使った断熱リフォームを推進する目的で行われている事業です。

補助金額

次世代建材の補助金額

補助率

補助対象経費の1/2以内

補助金の上限

120万円

補助金の下限

40万円

条件

経費合計が80万円以上

次世代省エネ建材支援事業の特徴は、住戸のうち、居室・水回り等に導入必須の製品(断熱パネル又は潜熱蓄熱建材)を施工すれば、他の居室等への任意製品(断熱材、窓、玄関ドア、ガラス、調湿建材)を導入する工事も補助対象となる点です。

また、断熱パネル、断熱材、調湿建材の敷設に伴う下地補強や、耐荷強度を高めるための解体撤去を伴う改修も申請可能になりました。

例えば、リビングに約15万円の断熱パネル(導入必須)を設置したついでに、約35万円のリビングダイニングに内窓(任意製品)を設置した場合、合計50万円の経費のうち、1/2の25万円が補助金として付与されます。

補助対象建材

  • 断熱パネル
  • 潜熱蓄熱建材
  • 玄関ドア、窓、ガラス、調湿建材

出典:株式会社LIXIL

LIXLIの玄関ドア「グラデルシリーズ」は、断熱性に優れ、触り心地のいい木目デザインも魅力。カードやスマートフォンでのロック機能にも対応しています。

他にも登録されている製品は数多くありますので、詳しくはこちらをご参照ください。

対象建材一覧

申請者の要件

  • 申請者が常時居住する住宅であること
  • 申請者自身が所有していること(所有予定を含む)
  • 専用住宅であること

補助要件

補助金の要件としては、以下の項目などがあります。

  • 原則、既存の床・壁・天井を撤去せず施工すること。ただし、下地補強や耐荷重強度担保等の為に既存内装の仕上材等を解体撤去することは認める
  • 室内側から施工すること。床下、壁の外側、天井裏から施工するものは対象としない
  • 施工範囲に居室又は玄関、トイレ、浴室、洗面脱衣所のいずれか一室を含むこと
  • また、その部屋の外気に接する床、壁、天井の少なくとも1部位1面に施工すること

詳しくはSII公募要綱をご参照ください。

募集期間

【一次公募】
平成30年5月28日(月)~平成30年6月29日(金)

【二次公募】
平成30年8月1日(水)~平成30年10月31日(水)

補助金の交付は先着順となっています。
平成30年度の募集は終了してしまいましたが、来年度も同じ時期に募集が開始される可能性があるため、必要書類やリフォーム内容の確認を進めておきましょう。
ただし、業者契約と着工は、交付が決定した後にする必要があるので、注意しておきましょう。

問い合わせ先

TEL:03-5565-3110 FAX:03-5565-4861
(環境イニシアチブ 次世代建材担当)

東京都の断熱窓補助金

窓やガラスの断熱リフォームに対しては、国からだけではなく、東京都も補助金制度を実施しています。
期間は、2020年の3月31日までとなっているので、国からの補助金を受けられなかった方で断熱窓の設置を考えている方は、ぜひ確認しておきましょう。

補助金額

補助金額

助成率

対象経費の1/6

上限額

1住戸当たり50万円

ただし、国からの補助金と併給する場合は、
「(助成対象経費の半額)から(国からの補助金の額)を引いた額」と比べて小さい方が支給されますので注意してください。

例えば、60万円の経費の場合を考えます。
東京都からの補助金は1/6の10万円ですが、国に30万円の補助金を申請しているならば、経費60万円の半額である30万円から、申請済みの30万円が引かれるので、東京都からの補助金はもらえません。

助成対象

  • 高断熱窓(窓・ガラス)

経済産業省の「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」において、執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に補助対象製品として登録されている窓及びガラスが対象となります。

窓・ガラス対象製品一覧

助成対象者

  • 都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合
  • 上記と共同で申請するリース事業者

助成要件

  • 都内の既存住宅において、平成29年4月1日以降に新たに高断熱窓を設置すること
  • 交付申請期間中に助成金申請を行い、交付決定日以降に改修の契約・着工を行うこと
  • 1つ以上の居室において、設置される全ての窓について、内窓の取付け又は外窓若しくはガラスの交換を実施すること
    最低、1居室の全ての窓を改修すること。1居室の全ての窓改修と同時に他の居室又は廊下、玄関その他の非居室の改修を行う場合、その他の部屋等の窓は1枚以上の改修で構わない

必要書類

申請に必要な書類は以下のようなものがあります。

  • 提出書類チェックリスト
  • 助成交付申請書
  • 実施計画書
  • 費用総括表
  • 費用明細書
  • 助成対象経費の積算に関する根拠書類(見積書等)
  • 建物の登記事項証明書
  • 申請者の実在を証明するもの(運転免許証や住民票など)

など、詳しくは助成金申請の手引きをご確認ください。

申請期間

平成29年(2017)8月28日(月)〜平成32年(2020年)3月31日(火)

問い合わせ先

TEL:03-5990-5066 (公益財団法人 東京都環境公社)

その他自治体の助成金

東京都以外の地方自治体の中にも、断熱リフォームへの補助金制度を実施している自治体も多く存在します。

例えば神奈川県では、高断熱外皮の設置工事に上限10万円まで補助金を出しています。
参考:神奈川県産業労働局産業部エネルギー課

断熱リフォームを検討されている方は、一度「断熱 補助金 自治体名」で検索をかけてみると良いでしょう。
近年では、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指したZEH(ゼッチ、Zero Energy House)を推進するキャンペーンが多く見受けられるので、その中の対象項目に含まれているかを確認することをオススメします。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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