2018年1月23日

起業や移転の際のオフィス(事務所)の立地の選び方とポイント

オフィス(事務所)の立地は、会社の印象やビジネス戦略を左右する重要なものです。オフィスの立地の選び方のポイントをご紹介しています。

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オフィス(事務所)を選ぶ際には立地に着目する

オフィスの移転を考える際、物件周辺の環境や家賃、従業員が気持ちよく働けてお客様からも好印象を持たれる清潔感など、様々な点から選ぶ必要があります。 その中でも、オフィスの立地は真っ先に考えなくてはならないものです。

オフィスが一等地に入居していることで、その会社の信用度を上げることにつながります。 一等地には大手企業も多くありますので、お客様にオフィスの場所を説明する際に「〇〇会社の隣のビル」といった説明が可能になり、大手企業の近くに会社を構えることのできる信頼性と安心感のある会社だという印象を与えることができます。 名刺に信頼と安心度の高い一等地の住所を記載できるのも、営業では有利に働きます。

このように立地がもたらす安心感・信用力があるため、オフィス移転の際、立地を考えることは大変重要なのです。

オフィス(事務所)の立地を選ぶポイント

オフィスの立地は会社の信用と安心を高める働きがあることをご紹介しました。 信頼できる企業である印象を与えるためだけではなく、来客の多い会社ではお客様が来やすい立地であることも大切です。

また、どれほど好立地な場所にオフィスを構えても、ビジネスにつながらなくては意味がありませんので、ビジネスにつながりやすい環境であることも重要です。 企業にとってもお客様にとっても好立地なオフィスを見つけるポイントをご紹介します。

顧客となる人や会社とのアクセス性

誰もが知っているオフィス街、家賃が安いためにオフィスの多い地域など、何となくオフィスに向いていそうな地域だからという理由でオフィスのエリアを決めてしまっては、ビジネスチャンスの拡大につながりません。 これまで取引のある会社はどのエリアなのか、これから開拓していきたいエリアはどこにあるのかを考え、取引先からのアクセスの良いエリアに絞ってどこにオフィスを構えるか決めていきましょう。

最寄り駅の利便性

オフィスの最寄り駅がより多くの電車が通っている駅であるほど顧客の拡大につながります。そのため、地元密着型のビジネスなどの場合を除くと、ターミナル駅付近にオフィスを構えている方がビジネスチャンスは広がります。車でのアクセスも想定している場合は、周辺道路の状況も確認しておきましょう。

駅からの距離

初めてオフィスを訪れる際、駅から近く、分かりやすい所にオフィスがある方が安心してオフィスに向かうことができます。徒歩5分以内が駅からのアクセスが良いと感じる距離の目安です。

駅から近くても道を曲がる回数が多かったり通りを渡る回数が多いと迷いやすいですので、直線距離でアクセス可能か否かも確認してみてください。オフィスの周辺に目印となる建物やお店があると、簡単にオフィスを見つけやすいですので、目印となるものがあるかも確認してみましょう。

街のイメージ

街のイメージが会社のイメージを左右することもあります。東京で例えると大手町と渋谷では、扱う商品や会社の雰囲気に違いがあると感じるのではないでしょうか。商品やサービスの価格帯に影響を与えるだけではなく、業種によっては会社のイメージが重要となりますので、会社のイメージと周辺環境のイメージが合致する場所を選びましょう。

どの業種が強いエリアか

どの業種が集まるエリアを選ぶかによってビジネス戦略は変わってきます。同じ業種の集まるエリアにオフィスを構えれば、打ち合わせから発注、納品までを一つのエリアで完結させることができるため、スピード感を重視したい会社におすすめです。同業種が集まっているおかげで企業間のつながりができており、新規顧客の開拓にも有利に働きます。

一方、同業種と競合の心配がなさそうなエリアであれば、ご自身の会社がそのエリアで唯一のビジネスを行っているとして、ニッチなエリアで独占的にビジネスを展開することが可能です。

本店所在地

新しい会社を設立する際に自治体の創業融資の借入を検討している場合、どこに本店を構えるかによって融資の内容が変わってくるため慎重に検討する必要があります。都道府県や市区町村によって創業融資制度の融資条件が異なるため、区の境目で融資が有利にも不利にもなります。融資を受けてから返済が終わるまでは、本店の移転が制限されますので、将来的に本店を移転する予定がある場合は、立地の他に返済計画も慎重に組む必要があります。

会社の規模と家賃について

オフィスの立地決める際にビジネスへの影響も考慮すべき理由をご紹介しました。 希望の立地を見つけたら、家賃についても忘れてはなりません。家賃は毎月必ずかかる費用ですので、費用対効果をふまえて家賃の金額を決めるべきです。

立地条件の良い場所にオフィスを構えたら面積を小さくしたり、築年数の古いビルに入居するなど、経費を抑える工夫が必要です。 従業員数が増えて現在のオフィスでは業務に支障が出てきたら、利益とのバランスを考えながら大きめのビルに引っ越しても良いでしょう。

まとめ

オフィスの立地の選び方をご紹介しました。 オフィスの立地は会社の印象やビジネス戦略を左右します。従業員の視点からもお客様の視点からも好立地なエリアとはどこなのかを考え、ビジネス戦略に合うエリアにオフィスを構えましょう。

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