2018年1月31日

オフィス移転はコンセプト作りが重要

オフィス移転時にコンセプトを把握していると、移転先に必要なものが見えてきます。コンセプトの考え方と合わせてオフィスの移転でコンセプトが必要となる理由をご紹介します。

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オフィスのコンセプトを明確にする重要性

従業員が増えてきたから今よりも広いオフィスに移転したい、新事業を始めるために事業に合うオフィスに移転したいなど、何かしらの理由があってオフィスの移転を考えるのではないでしょうか。

移転するには理由・目的がありますが、新しいオフィスに求める役割を考えることが重要です。 オフィスとは働く人にとって快適で生産性の上がる環境であるべきです。 このようなオフィスを設計するためには、オフィスのコンセプトが重要になってきます。 コンセプトは業種や職種、ワークスタイルや会社の方針によって異なります。

たとえば社員間のコミュニケーションが活発な職場というのをコンセプトとした場合、すぐにコミュニケーションをとれるレイアウトを思い浮かべるでしょう。 もし現在のオフィスが光が入らず暗い雰囲気であれば、新しい物件で日当たりが良く、明るい壁デザインの採用されたオフィスに移転すれば、コミュニケーションが捗り、作業効率の高まりも期待できます。

コンセプトが明確であることで、どれくらいの規模でどのような雰囲気の物件を選ぶべきか見えてきます。 コンセプトはワークスタイルや会社の方針によっても変わるということは、従業員が増えて働き方に変化が生じたり新事業を始める時には新たなコンセプトが必要になる可能性もあります。移転をきっかけにコンセプトを見直すと、さらにオフィスの発展につながるコンセプトが見えてくるでしょう。

オフィス移転後のコンセプトの決め方

オフィス移転の際にコンセプトを明確にすべき理由をご紹介しました。 オフィスのコンセプトによって移転先の物件で必須の条件や規模を決めることに役立ちます。 ここでは、移転をきっかけにコンセプトを決めるためにはどのような点に着目すべきなのかご紹介します。

オフィス移転の目的を明確にする

オフィスのコンセプトは会社の状況によっても変わってきますので、なぜ移転する必要があるのかを今一度確認することが重要です。 オフィス移転の権限を持つ役員と他の社員で現在のオフィスで問題に感じている点が異なる可能性がありますので、出来る限り多くの人の意見を聞き、意見のすり合わせをし、会社全体の移転の目的を明確にしていくことが必要です。

オフィスの面積拡大のみが目的なのか、おしゃれなオフィスに移転して人員確保のきっかけにしたいのかなど、目的によって移転の条件も異なってきます。 オフィス移転の目的をはっきりさせて、新しいオフィスに必要な条件を決めていきましょう。

オフィスの問題点を洗い出す

オフィスのコンセプト作りには、経営面で抱えている問題点と社員が感じている問題点を洗い出すことが必要不可欠です。 部署ごとのミーティングや社員一人一人に面談をするなど、社員が意見を述べることのできる機会を設けることで問題点が見えてきます。

オフィスが狭くて動線を確保しにくいといったレイアウトの問題から快適なお手洗いに変えてほしいといった設備の問題など、様々なカテゴリーの問題点が挙げられるでしょう。 カテゴリーごとに問題点を整理し、細かく分析することで、仕事しやすいオフィスにするために必要なものが見えてきます。

会社のビジョンと雰囲気に合うものを作る

オフィスのコンセプトは社員のモチベーションアップや作業効率向上に役立つものですが、どのような会社であるのかを伝える役割もあります。 たとえばクリエイティブな業種の会社であるにもかかわらず、暗くて殺風景なオフィスなど、会社のイメージに合っていなければ一緒にビジネスを行うのを不安に思う顧客も出てくるでしょう。

めったに顧客が訪れないオフィスであっても、環境づくりは大切ですので、コーポレートカラーを基調としたデザインを採用するなど、オフィスの内装や全体の雰囲気に会社の方針を反映することは重要です。

オフィスの環境にコンセプトが反映されていれば、社員が会社の方針などを意識するきっかけにもなります。 イメージ戦略を社内に活用することで、社員のモチベーションアップにつながるだけではなく、社内環境を良くするための改善点を話し合うなど、コミュニケーションのきっかけにもなります。どのような会社であるのかがすぐに分かるコンセプトを皆で作っていきましょう。

まとめ

オフィス移転の際にコンセプトを明確にすることが重要な理由やコンセプトの決め方をご紹介しました。オフィスのコンセプトは業種や職種だけではなく、ワークスタイルや会社の方針によって変わってくるものであるため、移転の目的によっては新たなコンセプトが必要となることがあります。また、コンセプトが明確であることで、移転先に必要な条件を明確にすることにも役立ちます。

オフィスのコンセプトを決めるためには、オフィス移転の目的をはっきりさせることに加え、問題点を洗い出すことが必要です。コンセプトは作業効率を高めることを助けるだけではなく会社のイメージを伝える役割もありますので、会社の雰囲気を盛り込むことも忘れてはなりません。

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