2018年6月6日

ネイルサロンを開業するのに適した立地と選ぶときのポイント

ネイルサロンを開業するときに、とても重要となるのが立地選びです。きちんとした調査も行わずに「ここなら若い女性が多そう」という理由だけで決めると、思ったように集客ができずに、1年もしないうちに廃業してしまうことも珍しくありません。ここでは、そうならないための立地選びのポイントについてご紹介します。

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集客したい客層によって適切な立地が異なる

ネイルサロン

出典:photoAC

立地を選ぶ前に気にしないといけないのが、どんな人をターゲットにするかということです。女子高生や大学生などをターゲットにするのか、OLなどをターゲットにするかで出店するべき場所が変わってきます。ここではターゲットとする客層に合わせて、どこに開業すればいいのかを説明します。

OLをターゲットにする場合

OLを狙うのであれば、オフィス街の周辺や、ショッピングモールなどがおすすめです。オフィス街であれば、仕事終わりに立ち寄ることができます。ただし、オフィス街では土日の集客が望めません。午前中の来客も少ないことが予想されるため、平日の夕方以降の短時間で稼ぐことになります。

ショッピングモールや大型の商業施設であれば、仕事帰りだけでなく土日の買い物客なども呼び込むことができます。

主婦をターゲットにする場合

主婦をターゲットにするのでしたら繁華街ではなく、落ち着いた雰囲気のある場所がおすすめです。行動範囲があまり広くないため、住宅地から徒歩圏内の場所やスーパーの付近に出店すると、買い物帰りの主婦が足を運べるようになります。

学生や水商売をしている女性をターゲットにする場合

学生や水商売をしている女性をターゲットにするのであれば、人がたくさん集まる繁華街がおすすめです。例えば東京の歌舞伎町や大阪の北新地近くであれば、水商売をしている女性が仕事に行く前に立ち寄ることができます。

高校生や大学生くらいですと、繁華街と言っても渋谷や表参道といった、オシャレな町にあることが重要です。彼女たちにとっては「オシャレなところでネイルした」というステータスが大事になるため、欲求を満たせる場所を狙って開業しましょう。

周辺のネイルサロンを調査する

開業する場所をある程度絞ったら、同じ商圏内にある他のネイルサロンを調査します。ネイルサロンを利用している人が1日にどれくらいいるのか、そしてそのネイルサロンの客層や経営年数も調べましょう。

長く続いているのであれば、その地域ではネイルサロンのニーズが高いということです。もしインターネットで予約状況が分かるのであれば、そちらも確認してください。ほとんど予約が埋まっていないのであれば、その地域での開業は難しいかもしれません。予約がなかなか取れないお店なら、そこから溢れる人たちを確保できる可能性があります。

他店のネイルサロンがきちんと利益をあげているかまで確認しておきましょう。実際に足を運んで、サービスのレベルや接客態度まで確認しておくと、人気・不人気の理由が見えてきます。

また、ライバル店よりもやや安い料金設定にすることも忘れてはいけません。後発の店舗が負けないためには、価格など分かりやすいメリットがないと成功するのはかなり困難です。オープニング時には安価になるキャンペーンを行うなど、まずは自店の品質を体験してもらうことも必要です。

家賃も考慮して選ぶ

ネイルサロンの開業において立地はとても大切ですが、それと同じくらい家賃が重要になります。物件取得費用は、家賃の10倍前後がかかります。家賃が10万円なら100万円で済みますが、20万円なら200万円ほどかかります。

立地の良い物件ほど基本的に家賃が高くなります。人は集まるけれど家賃が高いのでは、利益をあげにくい物件になります。働き損ではありませんが、高い家賃を支払うために休みなく働き、その結果体を壊してしまう人もいます。

これを回避するには、しっかりとした事業計画書を作ることです。1日にどれくらいのお客さんが来て、売上がどれくらいになるかをシミュレーションしてください。さらに開業資金を借りる際は、返済計画も同時に立てましょう。そうすることで、家賃にいくらまで出せるのか明確になるはずです。

ネイルサロンでは、リピート客をつかむことができれば、繁華街や一等地に出店する必要はありません。路地の奥にあってもお客さんが来るお店はありますし、看板が大通りから見えるのであれば十分開業できます。

高い家賃を払えば確実に儲けられるというわけではありませんので、自店のコンセプトにあった場所で、工夫しながらしっかり集客をしてください。

まとめ

ネイルサロンを開業するときの立地について説明してきましたが、自分のお店をどこで開業すればいいのか、なんとなくでもイメージができたかと思います。まずはターゲットとなる客層を定め、そのターゲットの行動をよく考えて場所選びを行ってください。

ある程度の絞り込みができたら、今度はライバル店となる商圏が重なっているネイルサロンを調べましょう。いざ開業したらお客さんを確保するのに苦しい、となっても立地は早々変更することができません。慎重に選ぶ必要があります。

また、立地選びと同じくらい物件の家賃も重要です。いくら良い場所にあるからといっても、その家賃を払いきれなければ早期撤退につながります。身の丈にあった家賃の物件を借りて、リピーターを増やしながらと固定客を掴む営業をしましょう。

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