2017年11月3日

店舗のエントランスデザインのポイントとアイデア

店舗のエントランスデザインのポイントとアイデアについてまとめています。店舗のエントランスは、お店の顔となる部分です。お店の前を通行する人が、そのお店の存在に気づき、なおかつ気になって足を止めてもらえるものでなければなりません。 しかも、そこから店内に入ってもらう必要がありますので、エントランスの役割がいかに大きいかがわかると思います。ここでは、そんなエントランスデザインでおさえるべきポイントについてご紹介します。

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店舗エントランスで重要なこととは

店舗のエントランスをデザインする上で重要なポイントとは何なのでしょうか。以下に見ていきましょう。

1.興味を持ってもらう・入店したいと感じてもらう
2.ターゲットにしたい層に合ったものにする
3.ひと目で何のお店か分かる
4.導線を考えてレイアウトする

まず、重要なのはエントランスを見て、どんなお店なのか気になってもらうことです。
エントランスに魅力がなければ、通行する人はそのお店の存在すら気づいてくれません。かと言って、目立つようにすればいいというわけでもなく、あくまでも集客したいターゲット層にマッチするデザインを心がけなくてはいけません。

そして、何を売るお店かがひと目でわかるようにデザインすることも重要です。
極端な例ですが、飲食店のような店構えで、入ってみたら雑貨屋だった場合で想定します。お腹を空かせて来店したお客様のニーズにはそぐいませんので、よっぽど興味を引く商品がないかぎり、すぐに別の飲食店を探しに退店されることでしょう。
お客様の期待を悪い意味で裏切ることにもなりかねません。

また、エントランスは通行人の導線を考えて作る必要があります。
どちら側から人が流れてきて、お店に入るのかを考え、見えやすい位置に看板を設置します。
また時間帯によって人の流れが違うこともありますので、店舗の営業時間に合った時間帯で導線のチェックをすると良いでしょう。

店舗種類別エントランスタイプ

エントランスで何のお店なのかをひと目で伝えるためには、ある程度定番のスタイルというものがあります。
どんなポイントを抑えると良いのでしょうか。店舗種類別にポイントを見ていきましょう。

飲食店

飲食店は何系の料理を提供するお店であるかを伝えるとともに、どの程度の予算で食べられるのかをお店に入る前に知ってもらう必要があります。

ファストフードのお店やチェーン店が人気なのは、価格帯が分かっているという安心感も理由の一つです。価格帯をまえもって知ることは入店を決める一つの手段ですが、一般の店舗の場合初めて来店する方にとってはその価格帯が分かりません。

入口にメニューブックを置いたり、メニューの一部を書いた看板を立てることで入りやすさをつくりましょう。
入店前にわかることで、初めての方でも気負わず気軽に来店しやすくなります。

エステサロン・美容院

エステサロンや美容院は、美しさを求めて行く場所ですので、清潔感が重要です。
ガラス張りにされることが多いですが、解放感があり気持ちが良いですよね。ガラス張りにして中が程よく見えるようにすることで、雰囲気を掴みやすくし、入店の敷居を下げる効果があります。

ただし、あまり交通量や人通りの多い立地で全面ガラス張りにしてしまうと、来店したお客様は通行人に見られているようで落ち着かない場合があります。その際は植栽を設け、ナチュラルに目隠しを設けましょう。

女性などは特にリラックスやリフレッシュなどを目的にしていますので、高級感のある内装で非日常感を演出することも重要です。

衣料品店

衣料品店では、シーズンの新商品やトレンドを一番見えるエントランスやショーウィンドウに配置します。
衣料品店ではトレンドやシーズンがとても重要です。一昔前のアイテムをエントランスなどに配置してしまえば、流行に敏感なお客様はもちろん興味を持ちません。
その時のイチオシ商品はめまぐるしく変わりますので、こまめにレイアウトの変更が必要になります。

ファッションには様々なテイストがあります。どんなテイストのアイテムを揃えているお店なのか、エントランスから伝えることも重要です。

店舗が1階でない場合の工夫

人気店になるための大原則として、店舗を1階の路面店に構えることが基本となります。
路面店は家賃がとても高いのですが、それだけの価値があるため、本来であれば無理してでも1階にお店を構えることが理想と言えます。しかしそうは言っても無い袖は振れませんよね。
どうしようもなく1階にお店を出せない場合は、それなりの工夫をする必要があります。

入口が1階にあるように見せかける

階段を使って2階に上がったり、地下に降りたりするようなお店の場合は、階段へのアプローチ周りをエントランスとして最大限活用します。

例えば、階段の前に扉をつけて大きく周りを飾ることができれば、まるで路面店のような印象を与えることができます。
また、扉の設置ができなくても、階段の側面を利用して店内のような印象をつくることもできるでしょう。しかし、階段の利用者が自店舗のお客様だけではない場合はやりたい装飾ができない可能性もありますので、オーナーにどこまで可能かどうか確認しておきましょう。

店内の写真などを掲載する

1階の階段の前に、店舗看板と共に店内の雰囲気がわかるような写真を掲示しましょう。
路面店であれば前を歩くだけで視界に入り、どのようなお店かどうか覗くことで把握ができますが、地下や2階の場合はそうはいきません。店舗の存在に気づいてもらうために、またどのような店舗かどうかが把握できるように、看板を最大限利用しましょう。

看板が目に入り、そこで強い興味を持てば、お客様は地下であろうと2階であろうと足を運んでくれます。目を引きやすく、興味を持ってもらいやすい看板の作成も重要です。

まとめ

店舗のエントランスは、通行人に対してお店の存在をアピールすること、そしてお店の中に入りたくなるような雰囲気を作るという役割が求められます。
そのため、店舗のタイプに合った定番のスタイルを取り入れながら、個性のあるエントランスに仕上げることが大切なポイントとなります。

店舗が1階にない場合は、とくにお店の存在に気づいてもらえるよう工夫を行いましょう。階段周辺や看板を活用し、目に入りやすく興味を持たれる工夫が重要です。
エントランスからお店の印象を表現して、効率良くお客様を来店に導けるよう、様々な工夫を施しましょう。

*こちらの記事*では、店舗のエントランスの重要なポイントや他の店舗のリフォームについてより詳しく分かるようになっているので、ご参考ください。

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