2018年3月3日

地元で人気のパン屋さんになるための内装デザインのコツ

これからパン屋さんを開業しようとする人は、若者が集まる街にある人気のお店などを目にしたことがあると思います。そのいずれも洗練されていて、パン屋さんと言うよりは雑貨屋さんのイメージに近いものも珍しくありません。でも、そのおしゃれさが集客に大きな影響を与えます。ここでは、どのような点に注意して内装デザインを行えば、人気のパン屋になれるのか、そのコツをご紹介します。

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パン屋は内装が肝心

パン屋は食品を扱っているお店の中では珍しく、オープンディスプレイが普通です。一般的に食品業界では、衛生面を考慮してお店内に食べ物を並べるようなことはしません。ところが、パン屋は並べたパンを見てもらうことで購買意欲を高めます。

そうなるとパンの見た目を引き立てる内装デザインにこだわる必要があります。 そのような点を意識せずに、ただパンを並べているだけではお客様に良い印象を与えることはできません。商品だけでなく空間の雰囲気も含めてお客様はお店の良し悪しを判断しているのです。

ここからは具体的に、内装デザインのどのような点に気をつければいいのかを解説していきます。

照明には徹底してこだわる

パン屋さんに限らず食品を扱う店舗では、照明に徹底してこだわる必要があります。 照明は店内を明るくするだけのものではなく、食べ物が美味しそうに見えるかどうかを視覚的にお客様に伝える役割も持っているからです。

パンを並べるエリアには埋込み式のダウンライトを使うのが理想ですが、一番いいのは自然光です。ナチュラルで温かみのある明かりが、パンの自然な色を引き立ててくれます。

イートインスペースの定番は、ペンダントライトです。パン屋さんに併設されているイートインスペースのほとんどが、ペンダントライトを使用しています。高級なものでなくても構いませんので、温かみのある照明器具を使いましょう。

木材を上手に活用する

木材を使うことも、おしゃれな内装にするときの定番です。パンはナチュラルなものが好まれますので、それを陳列する内装もナチュラルな木材が似合います。木はぬくもりや優しさを与えてくれますので、多用することで店内を穏やかな空間に変えてくれます。

理想は無垢材を使うことですが、予算が豊富にない限り、無垢材をたくさん使うことは出来ないかと思います。また、無垢材は扱いが難しいということもあります。あまり無垢にこだわらず、加工木材を上手に組み合わせて雰囲気作りをしましょう。

イートインスペースと販売スペースを分ける

イートインスペースを設置する場合には、食べるところと販売するところを明確に分けるようにしましょう。

完全にイートインスペースを別空間にできるのが理想です。ガラス張りにすれば開放感を持たせながら、明確な区分けができます。もしガラス張りにする予算がない場合でも、床材を変えたり、パーテーションを設置したりして、「ここからはイートインスペースです」というのを誰が見ても分かるようにしましょう。

オープンキッチンで調理を楽しんでもらう

おしゃれなパン屋を目指し、オープンキッチンの導入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。目の前でパンを焼いているところが見えると食欲も湧きますし、そのお店の内側を見れるワクワク感も演出できます。

一方でオープンキッチンを設置する際に注意するポイントもあります。 当然ながらキッチン内部は常にきれいな状態を保たなくてはいけません。 汚れが付きにくい素材を採用し、日常のメンテナンスや清掃も欠かさずに行いましょう。 また、キッチンでパンを作るスタッフの衛生管理も徹底しましょう。

このように、オープンキッチンは非常に魅力のある空間ですが、清潔感を維持するためにかかる負担も考えた上で設置を検討しましょう。

パンもインテリアのひとつという意識を持つ

パンはお店の雰囲気を伝えるための最大のインテリアでもあります。無造作に並べるのではなく、どう並べれば美しくなるのかを常に意識しましょう。照明がどのように当たっているのか、その光でパンが本当に美味しそうに見えるのかを考えましょう。

パンを上手に並べるコツは「立体感」です。平面にただ並べるのではなく、意図的にテーブル上に段差を作るなどの工夫をしましょう。もちろん、品切れにならないように十分な量のパンを置いておくことも忘れないようにしてください。

まとめ

人気のあるパン屋の多くは、内装にこだわっています。どうすればお客さんが来店してくれるのか、どうすれば通りすがりの人がお店に入りたくなるのかを考えて、内装デザインを行っています。どのような内装が理想なのか分からないという人は、まずは人気店巡りをして内装デザインという視点でお店を観察してみましょう。

ここでご紹介した内容を頭に入れて観察すれば、おしゃれなお店にするためのポイントが見えてくるはずです。パンの味と同じくらい内装デザインは重要ですので、予算オーバーにならないことを意識しつつも、こだわったお店づくりをして、地元の人気店を目指しましょう。

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