2018年1月24日

電気工事の種類

複雑で分かりにくい、様々な電気製品・電気設備・住宅設備に必要な電気工事、電気に関する修理について、FAQも含め簡単に解説しています。

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電気は私たちの生活に欠かせないものです。様々な電気製品や電気設備、住宅設備に必要な電気工事、修理にはどのようなものがあるのでしょうか。複雑で分かりにくい電気工事のことや電気の修理についてご紹介します。

建物タイプ毎の電気工事

一般住宅の電気工事

新築やリフォームをした際の一般住宅の電気工事は、まず電気が使用できるように電柱からの引き込み、電気量を測定する電量計の設置に伴い、電量計までの配線工事などを行います。 次に、床下や屋根裏に各部屋に必要な配線を行い、コンセント、照明、スイッチを設置して各部屋へ電気を送る分電盤を設置します。

また、新しく家電製品やインターホンなどを設置する際の取付け及び配線工事、インターネット環境に必要なLANケーブルの配線工事も行われます。 その他にも最近ではオール電化住宅や太陽光発電、蓄電池を取り入れたりする場合や、HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステムを導入する際に必要な電気工事も行われています。

マンションの電気工事

マンションなどの集合住宅の電気工事は、一般住宅の電気工事とは少し異なります。

  • 非常用発電機の設置
    マンションなどの集合住宅には消防法で定められている消防設備や排煙設備などが必要になった時の電源を確保する為の非常用発電機の設置、配線工事を行います。

  • 高圧設備工事
    電力会社から供給された6600Vの電力を100V~200Vの低圧電力に変圧し各家庭で電気が使用できるようにする「キュービクル」と言われる高圧受電設備を設置し配線工事を行います。

  • 低圧設備工事
    各家庭、各フロアごとに低圧引込工事を行い各家庭、各フロアで電気が使用できるように施工、配線を行います。 また各家庭のスイッチやコンセントの設置なども行います。

  • ネットワーク工事
    ケーブルTVやインターネット環境に対応しケーブルTVなどのアンテナの設置やLANケーブルを各家庭に引き込む配線工事を行います。

  • 供用部の工事
    マンションの共用部のエレベーターや防犯カメラなどの設備の電源配線や照明器具の取付なども行います。

オフィスビルの電気工事

オフィスビルの電気工事はオフィス照明の設置や各デスクに必要な電源配線やLANケーブル配線を床下に行います。

  • 高圧設備工事
    電力会社からの供給された6600Vの電力を100V~200V(オフィスによっては400Vの場合もあります)低圧電力に変圧し各フロアで電気が使用できるようにする高圧受電設備を設置し配線工事を行います。

  • 低圧設備工事
    各フロアごとに低圧引込工事を行い各フロアで電気が使用できるように施工、配線を行います。 またオフィスにはたくさんのスイッチやコンセントが必要になりますので適切な位置にスイッチやコンセントを設置します。

  • OAフロア配線工事
    各デスクに配線された電源やLANケーブルなどを床下に配線する工事を行います。

  • エレベーター・空調電源配線工事
    オフィスビルのエレベーターの電源配線や天井に空調設備の電源配線を行います。

  • ネットワーク工事
    オフィスに必要なLANシステムなどのネットワーク工事を行います。

  • エレベーター・空調電源配線工事
    各フロアからの情報を集め監視する事ができる中央監視室の設備配線を行ったり、避雷設備や自家発電設備の設置を行います。

電気工事の種類

電気工事にはどのようなものがあるのでしょうか。 私たちが生活する住宅には住宅設備や家電製品、電気設備といった様々な電気製品・設備があります。 それらが故障した場合の修理や設置についてご紹介します。

【住宅設備】

  • テレビアンテナ
  • 給湯器
  • IHクッキングヒーター
  • インターホン
  • 換気扇
  • 防犯カメラ など

【家電製品】

  • テレビ
  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • オーブン
  • 食洗器
  • パソコン など

【電気設備】

  • 照明(屋内・屋外)
  • コンセント
  • スイッチ
  • 洗濯機
  • 発電機
  • 避雷針 など

住宅設備・家電製品の不具合・故障修理

インターホンが故障した、洗濯機の調子が悪いなど住宅設備や家電製品不具合がある場合に修理等の対応をします。

家電製品の新規設置

冷蔵庫やエアコン、テレビなどの家電製品を新規に設置する際に設置に必要な配線工事をします。

電気設備まわりの部品修理

照明の蛍光灯の取り替え、コンセントの差込口取り換え修理、ブレーカーの不具合による部品修理などを行います。

家電製品・電気設備の増設や移設

リビングや寝室などの照明増設や、スイッチの増設工事を行います。 また洗濯機やエアコンなどの家電製品の移設も行います。

家電製品・設備の取り外し撤去

エアコン及び室外機、冷蔵庫などの家電製品の取り外し撤去やアンテナ、給湯器などの設備の取り外し撤去を行います。

漏電や不具合の点検・調査・定期メンテナンス

ブレーカーが何度も落ちて漏電の疑いがある場合などの点検調査を行います。 定期的にメンテナンスも行います。

主な家電製品・設備の工事

主な家電製品、住宅設備、電気設備の工事についてご紹介します。

【エアコン】

  • エアコン取り付け工事
    エアコンを新しく購入した場合などの取り付け工事です

  • エアコン移設工事
    エアコンを別の部屋などへ移設する場合の工事です

  • エアコンの修理
    エアコンが動かない、水漏れする、異音がするなどの不具合がある場合に修理をします

【テレビアンテナ】

  • テレビアンテナ取り付け工事
    新しくテレビアンテナを取り付けたい場合やBS・CSアンテナを取り付けたい場合の取り付け工事です

  • アンテナ修理工事
    テレビが映らなくなったなどの症状がある場合に修理をします

  • テレビコンセント増設・取り替え工事
    テレビコンセントを増設したい場合や、古いコンセントを新しいコンセントに取り替える場合の工事です

【照明】

  • 蛍光灯取り替え工事
    蛍光灯の取り替え取り付けをします

  • 照明器具新設・取り替え工事
    新しい照明を取り付けたい場合や照明器具の不具合による取り替える場合の工事です

  • シーリング・ローゼット取り替え工事
    シーリングやローゼットを新しく取り付けたい場合の工事です

【スイッチ】

  • スイッチ新設・取り替え工事
    部屋に新しいスイッチを設けたい場合やスイッチを新しいものに取り替えたい場合の工事です。

【コンセント】

  • コンセント取り替え工事
    コンセントの差込口が欠けてしまった場合や差込口を増やしたいなどの場合の取り替え工事です。

  • コンセント・専用コンセント・専用回路増設工事
    新しく家電製品を購入したのでコンセントを増やしたい場合などのコンセント増設工事です。

【LAN・通信設備】

  • LANケーブル配線工事
    インターネットを使用する場合に必要な配線工事です。

  • LANコンセント取り付け工事
    LANコンセントを取り付けるための工事です。

  • 電話機のモジュラージャック増設・移設工事
    新しく電話機を設置する場合や電話機を移設する場合の工事です。

【インターホン】

  • インターホン取り替え工事・修理
    モニター付きのインターホンに取り替えたい場合の工事やインターホンで会話ができないなどの不具合の場合の修理です。

【ブレーカー】

  • ブレーカー取り付け・取り替え工事
    ブレーカーが頻繁に落ちたりする場合の取り替えや電力を100Vから200Vに切り替えたい場合などの工事です。

  • ブレーカー容量増設工事
    頻繁に停電になるなどの症状がある場合にブレーカーの容量を増設する工事です。

【オール電化】

  • オール電化工事
    オール電化住宅に切り替えたい場合に必要な工事を行います

【太陽光発電】

  • 太陽光発電システム工事
    太陽光発電システムを導入する場合に必要な工事を行います

電気工事のQ&A

  • Q1. ブレーカーが落ちた後、戻らないのですが何が原因ですか?
    日本に生息していて建築物に被害をもたらすシロアリは、主にイエシロアリとヤマトシロアリの二種類です。

  • Q2. 電気工事の時はブレーカーを落とす必要がありますか?
    ブレーカーを入れ替えたり設置する場合にはブレーカーを落とす必要がありますが、エアコン・IHクッキングヒーター・コンセント・スイッチ・引掛けシーリングなどを設置する時にはブレーカーを落とす必要はありませんので作業中であっても電気は使用することができます。

  • Q3. 電気工事には資格を持った方が必要ですか?
    電気工事を行うには電気の基礎知識や技術を持った『第二種電気工事士』や『第一種電気工事士』の資格を持つ有資格者が行わなければなりませんがインターホンの設置など簡易に行える工事については有資格者が行う必要はありません。

  • Q4. 緑のアース線は一般家庭でも取り付ける必要がありますか?
    アース線は洗面所やキッチンなどの水廻りで使用する電化製品(洗濯機・電子レンジなど)に取り付ける必要があります。 万が一、漏電した場合にアース線に電気が流れ、人体に電気が流れることがなので感電を防ぎます。

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