2019年2月7日

ブレーカーを増設の費用はいくら? ブレーカーを交換する目安も解説

エアコンや食洗機を新たに設置すると、消費電力が大きいためブレーカーの増設や交換を行う必要があります。この記事では、ブレーカーの増設や交換にかかる費用をご紹介するだけでなく、そもそもブレーカーとはどういうものなのか、分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

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ブレーカーを増設するときに注意すべきこと

ブレーカー

出典:photoAC

ブレーカーを増設するときに注意すべきポイントは下記の3点です。

  • ブレーカーを増設しすぎないようにする
  • 契約電力の見直しをする
  • ブレーカーはしっかりと固定してもらう

では、それぞれ何に注意すべきなのか詳しく見ていきましょう。

ブレーカーを増設しすぎないようにする

電気の使用量を超えてしまってブレーカーが落ちた、という経験は一度はあるのではないでしょうか。ブレーカーは増設することで、専用回路を増やすことができます。専用回路とは、専用のコンセントのようなもので、消費電力が1000Wを超えるエアコンなどの家電製品には、それぞれ専用回路が必要になります。

しかし、「自宅に家電製品が多いので、専用回路を増やすためにブレーカーを増設したい」となっても、ブレーカーには使用量が定められています。ブレーカー自体の使用量を超えてしまうと、漏電する可能性が高くなるため、むやみにブレーカーを増設するのは危険です。

契約電力の見直しをする

ブレーカーのほとんどが、左側に50Aなどと記載されたアンペアブレーカー、真ん中に漏電ブレーカー(漏電遮断器)、右側は多くのスイッチがある分岐ブレーカー(安全ブレーカー)という構造になっています。最初にお伝えした通り、ブレーカーには使用可能な電気容量というものがあります。

分岐ブレーカーそのものは、ほとんどが15Aか20Aになっていますので問題ありませんが、漏電ブレーカーやアンペアブレーカーが増設に耐えられない可能性がありますので、契約電力の見直しを検討してください。

ブレーカーはしっかりと固定してもらう

分岐ブレーカーに空きがない場合に、追加で分岐ブレーカーを設置することになります。業者によっては設置する空間がないからといって、追加ブレーカーを空中に浮かしたまま設置することがありますが、火災の原因になりますので注意してください。

そもそもブレーカーは固定すると決まっています。いくらスペースがないからといって、宙に浮かせた状態にしてはいけません。

ブレーカー(分電盤)を交換する方法もある

ブレーカー

分岐ブレーカーを増設すること自体は、それほど難しいことではありません。ところが、大型家電製品を3台追加するような場合では、分岐ブレーカーも3個追加することになります。最近の分電盤は分岐ブレーカー用の予備スペースがないものも多く、やや強引な配置をすることになります。

そうすると熱がこもりやすくなりますし、3台も増設するとアンペアブレーカーも確実に交換になります。こういうケースでは無理に増設するのではなく、分電盤(ブレーカーが入っている箱)の交換を勧められることがあります。

工事費用は高くなってしまいますし、業者が騙しているのではないかと不安になるかもしれませんが、安全面を考えたときには決して間違った提案ではありませんので、そのようなケースがあることだけでも覚えておきましょう。

増設できない場合もある

安全を考えて分電盤そのものを交換したほうがいいケースがある、とお伝えしましたが、ブレーカーの増設ができない場合は他にもあります。

  • 増設するスペースがまったくない
  • 200Vのコンセントを増設する
  • 分電盤が寿命を迎えている

そもそも分電盤がコンパクトすぎて、1個も増設できない場合があります。すでにお伝えしましたように、分岐ブレーカーは必ず固定しなくてはいけませんので、この場合には既存の分電盤を使うことができません。

IHクッキングヒーターのように200Vが必須の家電を増設する場合で、分電盤が200Vに対応していない場合も増設での対応はできません。配線の変更だけで済む場合もありますが、そうでないときは分電盤を交換することになります。

また、一般的に分電盤の寿命は13年とされていますので、分電盤の寿命近いときにブレーカーを増設すると壊れてしまう可能性があります。13年以上使っているときは、分岐ブレーカーの増設よりも分電盤本体の交換をおすすめします。

ブレーカーを増設、交換したときの費用

ブレーカー

ブレーカーの増設交換費用相場

分岐ブレーカーの増設(分電盤内で増設)

4千円

分岐ブレーカーの増設(新規BOX増設)

8千~1万円

分岐ブレーカーの電圧切替

2千~3千円

アンペアブレーカーの交換

6千~8千円

分電盤の交換

1.8万~2万円

思ったよりも安いと感じたかもしれませんが、これらは工事費用だけの金額です。上記の費用とは別に機器本体の費用、出張費などが追加でかかります。

さらに新設するコンセントがある場合は、配線工事に1万~3万円程が必要になります。分電盤からコンセントまでの距離や、作業の難易度によって費用が変わりますので、正確な金額が知りたい場合は、電気工事業者に現場を見てもらって見積もりを出してもらいましょう。

ブレーカーを修理して使用することもできる

ブレーカーは増設だけでなく、壊れて使えなくなったブレーカーを修理して使用する方法もあります。例えば、8回路に分岐できる分電盤で1回路が壊れていて使えないというケースでは、増設ではなく分岐ブレーカーを新しいものに変えるだけで使用できるということがあります。

修理といっても壊れた部品を直すのではなく、新しいものに置き換えるだけですので、この場合の費用は交換工事をする場合と変わりません。

コンセントや家電側で漏電している場合は、分岐ブレーカーを交換しても意味がありませんので注意が必要ですが、分電盤は構成がとてもシンプルで、故障しても簡単な修理で直すことができることもあります。もちろん修理も電気工事業者しか行なえませんので、必ず専門業者にお願いしましょう。

ブレーカー(分電盤)の交換をするときの目安

分電盤

出典:pixabay

分電盤が寿命を迎えている場合は、分岐ブレーカーの増設ではなく分電盤の交換のほうがいいとお伝えしましたが、それではどのような状態のときに分電盤を交換すべきなのでしょうか。

ここでは、その目安をご紹介します。

  1. 漏電ブレーカーが設置されていない
  2. 本体を取り付けてから13年が経過している
  3. 分電盤が発熱して熱を帯びている
  4. 分電盤から異音がする
  5. 分電盤に破損や焦げた跡がある
  6. 家電に触れると電気が流れたようにしびれる
  7. テレビの画面が乱れることが多い
  8. 寿命を迎えていない照明が点滅する
  9. 普段よりも電気代が多くかかっている

1や2のように、分電盤が古いものに増設するのは漏電などのリスクがあります。家を建ててから13年以上経過しているけど、1度も分電盤を交換していないときは、増設を機に分電盤から交換してしまいましょう。

その他に、電気が安定しない場合や、分電盤から異音や異臭、熱を感じる場合には、いつ壊れてもおかしくない状態にあります。このようなケースで増設をしてしまいますと、分電盤に今まで以上の負荷がかかり故障するかもしれません。

交換が必要だと言われた場合には、工事費が高くなってしまいますが、安全第一と考えて交換したほうが確実です。少しでも気になる点があれば、増設前に電気工事業者に問題ないか調査してもらいましょう。

ブレーカーが劣化しやすい場所とは?

ブレーカー

ブレーカーは設置する場所によって、劣化が早まることもあります。もし下記に該当する場所に設置している場合は、増設のタイミングで安全な場所に移動させましょう。

  • 熱がこもりやすく高温になりやすい場所
  • 分電盤のまわりに障害物がある場所
  • 粉塵が入り込みやすい場所

一度にたくさんの電気を使うと、分電盤は発熱することがあります。そのようなときに熱がこもりやすい場所に分電盤を設置していると、高温になりすぎてブレーカーが燃えるというトラブルが発生することがあります。分電盤は必ず風通しのいい場所に設置してください。

また、ネジの緩みなどで発火することもあります。そのリスクを考えて分電盤の周りには障害物になるものは何も設置しないのが理想です。分電盤にカバーがある際は、そのカバーの開閉を妨げるものが周辺にあると危険ですので、移動させるか分電盤自体を移動させましょう。

カバーが付いている分電盤が多いので、どこに設置しても大丈夫だと思っている人がいるようですが、電気設備は粉塵に弱く、電気回路をショートさせてしまうこともあります。マンションやアパートの分電盤が天井近くの高いところにあるのは、粉塵を嫌ってのことです。

ブレーカーが高いところにあると、落ちたときに大変だと思って低めに設置している家もありますが、粉塵対策ができていないのであれば高い位置に移動させましょう。

ブレーカー工事を業者に依頼するときのポイント

ブレーカー

ここまでの説明でブレーカーの増設や分電盤の交換について、概要だけでもイメージできるようになったかと思います。工事にかかる費用相場が把握できたら、次に気になるのは工事業者選びではないでしょうか。電気工事は危険性の高い工事ですので、どこに依頼するのかはとても重要です。

ここでは、業者選びで失敗しないために知っておくべき、3つのポイントをご紹介します。

きちんと資格を有している

電気工事は安全面でDIYをしないほうが予てのですが、国家資格を保有していないとそもそも電気工事を行うことができません。工事を依頼する業者のチェックポイントとしても、電気工事士の資格を持っているかどうかを確認してください。

電気屋を営んでいる業者で電気工事士の資格を保有していない、ということはまず考えられませんが、少しでも安く施工するために便利屋さんのようなところに依頼するときは、きちんと資格を持っているか確認することが大切です。

「これくらいは資格なしでも大丈夫」と言われるかもしれませんが、ブレーカーや分電盤に関する工事は資格なしではできません。電気工事には火災や漏電のリスクがありますので、必ず有資格者に施工してもらいましょう。

損害保険に加入している

工事業者が損害保険に加入していることも確認してください。電気工事は配線を1本間違えただけで、接続している家電を壊してしまう可能性があります。意図していなくても発生しますので、それらの保証を行ってくれる損害保険への加入が必須です。

損害保険に加入していないと、工事中に物を壊されても「自分のせいではない」「最初からだ」と逃げられてしまうこともあります。きちんと賠償責任をとってもらえるように、損害保険に加入しているかも重要なポイントです。

見積書が詳細に書いてある

工事を依頼する前に、必ず書面で見積書を出してもらってください。口頭だけのやり取りですと、言った言わないのトラブルにもつながります。見積書は工事総額だけでなく、作業の詳細が書かれているものを出してくれた業者を選びましょう。

「増設工事一式 3万円」というような記載がされていると、どのような工事をしたのか全く分からないですよね。分岐ブレーカーだけ取り付けて、「コンセントまでの配線は別料金です」と言われるかもしれません。後になって追加料金が発生したり、手抜き工事をされたケースもありますので、必ず詳細を記載してあるか、明細書を別途出してくれる業者を選んだほうが安心でしょう。

また、見積金額だけで業者を選ばないことも重要です。相場よりも明らかに安すぎる見積金額は、どう考えても不自然です。きちんと説明を受けて納得できるのであれば、安い業者でも問題ないのですが、安い理由が曖昧な業者は後からトラブルになるかもしれませんので、避けるようにしてください。

まとめ

ブレーカーの増設や交換、修理でまず大事なことは、DIYでの作業は絶対にしないということです。安全面での問題だけでなく、そもそも法律で有資格者でないとしてはいけないと決められていますので、自分で交換せずに電気工事士の資格を持った業者に依頼してください。

工事費は増設するだけなら1万円程度で可能ですが、分電盤の外に別のBOXを設置する場合や、分電盤そのものを交換する場合は高額な費用が発生することもあります。それでも、古い分電盤に無理やりブレーカーを増設すると、漏電などの危険性が高いため、工事業者から分電盤の交換を勧められたときは増設ではなく交換を選びましょう。

電気工事はとても危険な工事ですので、業者を選ぶときには、有資格者であることだけでなく、損害保険に加入していることも確認してください。そのうえで、複数社に見積依頼をして、工事内容の詳細が見積書に書かれている業者の中から、信頼できそうな業者を選んで依頼しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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