2017年9月6日

カーテンレールの不具合と補修方法

カーテンレールの不具合と補修方法をご紹介しています。カーテンレールの不具合を放置てしまうとどうなるのでしょうか。ここではよくある不具合やその対応策を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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カーテンレールに起こる不具合とは

カーテンレールには、カーテンを開け閉めする際に少なからず負担が生じます
開け閉めを繰り返していると、いずれはカーテンレールが破損したり、交換しなければならない程の不具合が発生することがあります。

機能性カーテンレール」は、開け閉めや利便性を重視したもので、開け閉めに対する負担の耐久性は高くなっています。しかし、「装飾性カーテンレール」と呼ばれるデザイン性を重視したものは、やや耐久性に欠けている傾向があります。

小さなお子様がいらっしゃったり、犬や猫などのペットを飼っているご家庭では、不用意にカーテンを引っ張ることなどで大きな負担が生じる場合があります。
カーテンレールには「耐重制限」が設けられており、一定の負荷が掛かると不具合に発展してしまうのです。

カーテンレールが外れてしまうと、外部からの視界を遮るレースカーテンなどを掛けておくことができないので、室内が見えてしまいます。
カーテンの役割はプライバシーを守るだけではありません。商品によっては、エアコンなどの稼働効率を上げる断熱効果や、音を遮る防音効果を果たすものもあります。

カーテンレールの存在なくして、カーテンが持つ効果は発揮されませんので、不具合が発生したらすぐに対処するようにしましょう。

不具合と対応策

カーテンレールに起きた不具合には、早い段階で対応することが大切です。ここからはカーテンレールに起こる不具合の例をもとに、一つずつ補修方法を見ていきましょう。

カーテンレールがグラグラしている

カーテンレールの不具合の中で、もっとも起こりやすい症状です。繰り返されるカーテンの開け閉め不用意に引っ張ることカーテンレールにカーテン以外の洗濯物を干すことなどによって起こります。

グラグラする原因は、カーテンレールを固定しているネジが緩むことです。耐重制限を超えたことも考えられますが、カーテンを掛けているだけでも常に重力が下に働くので、ネジが引っ張られていきます。
通常の使い方をしていても経年によって起こる症状なので、長く使用していればある程度は避けられない症状です。
症状を放置しておくとカーテンレールが折れ曲がり、最終的には外れて落下してしまいます。

対応策
グラグラしていると感じたら、すぐにカーテンレールを固定しているネジを確認しましょう。軽い不具合であれば、ネジを締め直して簡単に修理できます。
しかし多くの場合はネジ穴が大きく広がってしまっており、締め直すことができない状態になっています。

ネジ穴が広がってしまっている場合の対処方法は、以下の通りです。

  • 壁の材質に応じたネジ穴補修剤を使用する
  • ネジ穴の位置をずらす

一つ目は、ネジ穴を一度埋めて新たにネジを締め直す方法です。
ホームセンターなどでは、専用の補修剤が販売されています。注意すべきポイントは、壁の材質に応じた商品を選ぶことです。
例えば壁が木材なのに石膏用を選んでしまうと補修剤がうまく固まらず、ネジを締め直してもすぐに緩んでしまいます。

もう一つはカーテンレールの位置をずらし、新たな位置でネジを締める方法です。
新しい位置であれば、しっかりと固定し直すことが可能ですが、壁に穴が増えてしまいます。
賃貸物件の場合、ネジ穴を増やしてしまうと退居時に補修費用を請求される可能性が高いので、この方法はあまりお勧めできません。

ランナー部分が外れてしまった

カーテンレールのランナーとは、カーテンフックをかける部分のことを言います。
ランナーの数が足りていないとカーテンの一部分が垂れてしまい、見た目を損ねるだけでなく、カーテンによる断熱効果なども半減してしまいます。
ランナーが外れる原因も、カーテンレールがグラグラする原因と同様に不用意な負荷がかかることです。ランナーが外れてしまった場合の対処方法は以下の通りです。

  • 新たなランナーを装着する

外れたランナーが紛失しておらず、かつ変形もなければ同じものを装着し直せば問題ありません。しかし、大きな負荷がかかってランナーが変形している際には、ホームセンターなどで新たなランナーを購入します。ランナーの形状には種類があるので、購入前には形状を必ず確認しておきましょう。
ランナーを取り付ける方法は、カーテンレールの端にあるキャップを外し、そこからスライドさせて装着するだけです。

補修が困難に感じたら専門業者へ相談

カーテンレールに起こる不具合は、ご自身での補修が可能な場合がほとんどですが、誤った方法で修理をしてしまうと悪化させてしまう場合もあります。
補修に自信がなかったり、補修のための道具がわからない場合は、無理せず専門業者に依頼するようにしましょう。

補修の費用

上記でご紹介した補修方法について、それぞれに必要な費用の目安は以下の通りです。

【カーテンレールがグラグラしている場合】
<市販の補修剤を購入する>
¥ 500~ ¥ 1,000
<新たなネジを購入する>
¥ 100~ ¥ 500
※種類・個数で前後

【ランナー部分が外れてしまった場合】
<新たなランナーを購入する>
¥ 500~ ¥1,000
※種類・個数で前後

【専門業者に依頼する場合】
¥ 5,000~ ¥ 15,000
※取付け作業代+商品代

まとめ:不具合が起きた時点ですぐに対応

カーテンレールの不具合は、通常の使い方をしていたとしても経年劣化によって自然と起こってきます。早いうちに対応することでご自身での補修が可能なので、費用を抑えて手軽に行うことができます。

初めは小さな不具合でも後々に大きな補修へと発展し、費用も手間も大きくなる可能性があるので放置しないようにしましょう
場合によってはご自身での補修が困難なこともあります。その際は費用がかかってしまいますが、専門業者に依頼してください。
確実な補修で長い間、安心して使用していくことができます。

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